『仮面ライダービルド』 第1話「ベストマッチな奴ら」:感想

2017年9月3日

【ストーリー】

■悪くないスタート
・今週から始まりました『仮面ライダービルド』、1話はわかりやすい内容で悪くない始まり方でした。
設定も状況も出てきたものはだいたい説明されたので、話についていくのは簡単そうでした。台詞で説明しすぎなところはありましたが、1話だけなら許容範囲です。全体としては「普通のドラマ」という印象でした。

・この先を引っ張るものが主人公の記憶と敵集団しかなくて弱い感じがしましたがそれは2話以降で膨らませるんでしょうかね。
「3つの国」というのは不安材料です。1クールごとに一つずつやっていく流れ作業は勘弁してほしいです。

■あれは何だったのか
・主人公は別に殺人鬼ではなさそうで一安心しました。
やっぱりエグゼイドでの客演は何かの間違いだったようです。

・とはいえ主人公の性格はまだよくわかりませんでした。
個人的には役者さんとキャラの造形に齟齬があるのではないかと感じました。役者さんは温和な感じで、キャラのほうは飄々とした変人な感じでギャップがありますし、「物腰は人当たりが良さそうだけど物言いは辛辣。普段は普通なんだけど、ところどころで態度が変わる」というミスマッチな印象を受けました。記憶喪失ですしそういうキャラだという可能性もあるのですが、たぶん違うんじゃないかなと今のところ思っています。


【アクション】

・格闘戦は今回は一方的にいなして終わりだったので保留です。剣戟はドリルのデザインなのに普通に切っていて特徴を活かしてなくて残念でした。

■前提条件次第
・キックは方向性としては良いことだと思いました。
ライダーキック撮影装置を使うようになってからいつも同じアングルになっているからあの装置は嫌いなのですが、装置を使うという前提に立つならば今回のキックは良かったです。「こういうスロープになっているから当然そうなる」という現象であることにして、いつも同じ角度であることへの違和感を打ち消していました。

■バイクの存在感
・壁のところでのバイクシーンも悪くありませんでした。
この手のカーチェイスではよくあるシーンではあるけれど、「危ない」「怖い」と思える情景でツボは押さえてありました。

・今回のバイクは普段はスマホ型で持ち歩きやすい形状なので移動手段としてだけでも活用してもらえるといいですね。 


【デザイン】


・予告で見たときの印象は「仮面ライダーWとアクセルを合わせたような感じ」でしたが、本編で見ると目が光ったりしてますますWですね。もっともWも8年前ですから問題はないのでしょうね。

■映像面では問題
・ボトルやベルトはダサいと思いました。ダサいと言っても外見ではなく、映像面での話です。
ボトルを振ったりベルトのハンドルを回したりするのは、映像としては躍動感や緊張感に欠けてかっこ悪かったです。

・やるならせめてもっとスピーディにやってほしいです。
今後キョウリュウジャーのサンバのステップみたいに、敵の攻撃を避けながら実戦的に振ったり回したりしてくれることを期待します。

■AパーツとBパーツ
・変身シーンは面白いと思いました。
プラモのランナーを空中に成形して、パーツで主人公を挟み込むようにして変身していました。ニコイチの分割されたデザインに納得がいく変身シークエンスで良かったです。

・ただ、変身した直後の決めポーズは違和感がありました。
現段階での主人公の印象だと、あんなチャラ男ポーズをする印象がありません。「その右手は何?」と聞きたくなる光景でした。「実験を始めよう」という合理的な印象を受ける台詞とも相性が悪いように感じます。そのうち違和感がなくなるのでしょうか?


1話は始まり方としてはそこそこでしたが、2話で展開を広げることができるかが課題になりそうでした。まだビルドの特色が充分に出せていない気がするので2話以降で描かれることを期待します。

コメント

22 件のコメント :

  1. 〉右手のポーズは何?

    物理学者が主人公ですから、フレミングの法則でしょうね。

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    1. モチーフはそうだと思います。
      ただ、「主人公はそういうことをする人間か?」という点で違和感を感じました。たとえば普段から物理系の用語を会話に入れるような人物だったらいきなりフレミングの法則のポーズをとっても不思議はないと思います。しかし主人公はそんな人物には見えませんでした。会話は普通ですし、専門分野と関心があるのも既存の技術ではなく、ビルドやパンドラボックスなど超常技術のように見えました。

      私は科学系の知識はさっぱりなので、変身の理屈とフレミングの右手の法則に関係があるといいのですが…

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  2. > やっぱりエグゼイドでの客演は何かの間違いだったようです。

    twitterによると、エグゼイド後夜祭において、以下の通り語っていたそうです。
    大森P「ビルドは通り魔扱いしかされてないけど、意図があって通り魔してるので、ビルドもよろしくお願いします」
    高橋さん「ビルドの通り魔は書いてないんで、エグゼイド以外のライダーを嫌ってる訳じゃない」

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    1. それが本当だとすると、理解しがたいです。
      1話を見る限りでは人を殺してヘラヘラしているタイプには見えませんでした。「意図がある」というのは「ビルドがエグゼイド(実際はゲンム)から能力を採取しようとしたこと」であって、殺してもヘラヘラしているように見えたのは意図どおりではないのではないかと疑います。論点をずらしているだけに思えます。

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  3. 個人的にはバイクが人間の時もライダーの時も一緒なのが気になりました、あの特徴的なバイクでは正体すぐばれるのではと。。

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    1. どういう展開にするのでしょうね。
      正体が早々にバレるなら隠す必要もないですが、それだと基地をどうするのかという問題があります。普段はスマホなので必要なときには隠れて乗って素顔を晒さないようにすればバレないと言い張れるかもしれません。

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  4. 初めてコメントさせていただきます。
    エグゼイドは合わず4話でドロップアウトしてしまいましたが今回はつかみとして上々だったのではないかと思います。
    やや説明台詞が多めでしたが初めから皆割りと演技が上手だったのが良かったと思います。

    ただいくつか心配な点があって非現実な空間を舞台にして最後まで予算が足りるのかと言う点や、鎧武でもそうでしたがミサイルのような兵器が出るとライダーの活躍の余地がなくなるので話の舵取りが難しくなるのではないかと感じました。
    あとウルトラマンオーブやジードの2つの力を合わせて戦う玩具とベルトのコンセプトが被っているように感じました。
    子どもたちや特撮ファンは玩具違いが分かるでしょうが購買層であるお母さんへの説得力に欠けるように感じて面白そうなベルトなのに勿体ないないう気がしました。

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    1. unknownさん、はじめまして。

      >非現実な空間を舞台にして最後まで予算が足りるのかと言う点

      お金がかかるような描写(壁とかキックのときの土台とか)はすぐに無くなると思いますよ。これまでずっとそうでしたからね。
      基本的な舞台自体は普通の撮影で賄えると思うので、ビジュアルがしょぼくなるといった問題以外は今のところは特に見当たらないと私は思います。

      >ミサイルのような兵器が出るとライダーの活躍の余地がなくなるので話の舵取りが難しくなるのではないかと感じました。

      出たらそうなんですけど、ビルドに出てましたっけ?
      今のところはロボット兵くらいだと思いますし、それも1話でビルドや龍我に倒されていたのでパワーバランスははっきりしていると思います。

      >あとウルトラマンオーブやジードの2つの力を合わせて戦う玩具とベルトのコンセプトが被っているように感じました。

      流行りなのでそんなものだと思います。バンダイ的にはウルトラマンとライダーが潰し合おうと気にしないのでしょう。

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  5. 初まる前は「今のスタッフに『あるだけ無駄なフォーム数』と『職業(特に専門知識が必要)としての仮面ライダー』と『天才キャラ』を上手く組み合わせることはできないだろうに」と不安に思ってましたが、第1話は予想に反して良かったと思いました。

    特に冒頭から自作の発明品を披露することで、ちゃんと賢い人だと伝わったのが好印象でした。どちらかと言うと発明家な気がしましたが、エグゼイドの天才キャラより説得力がありました。

    また、エグゼイドの後なのでなおさら、職業≠仮面ライダーと分けたのも良かったと思います。一つの組織を二つの視点から見る、二重生活がストーリーにどう活かされるのか気になります。

    残念だった点は、決めゼリフに反して戦闘が実験に見えなかった点です。普通にフォームチェンジしただけに見えました。新しいアイテムを少し使ったら「なるほど、こんな能力か」とか言うだけでも雰囲気は出たと思います。

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    1. >特に冒頭から自作の発明品を披露することで、ちゃんと賢い人だと伝わったのが好印象でした。

      携帯できるバイクはメタ的な意味も含めて便利で良いなと思いましたね。
      物理学者とは特に関係ない気がしますが。私の場合は物理学者要素に何も期待していないので構いません。本気で物理の話をされてもついていけない自信がありますので。

      >残念だった点は、決めゼリフに反して戦闘が実験に見えなかった点です。

      今回は特にしっくり来ないシチュエーションでしたね。
      こういう台詞なら「襲われている龍我の前にビルドが実験のために乱入して倒す」とか、「本編と同じく龍我と話していたらスマッシュが現れ、龍我を無視して『新しいフルボトルを作るチャンスが向こうから来てくれた!』と喜び始める」なんて流れのほうが実験っぽかったと思いますが、実際には普通に龍我を助けるために変身していましたからね。

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    2. もともと期待はしていませんでしたが物理学者という名前はあまり意味のないものになりそうです。ドラマのガリレオのようになっても困りますが、形骸化するなら扱いにくい役職に設定しないほうがいい気がしますが。いろんな成分のベストマッチを探す、(試験管的な)ボトルをシャカシャカ振るなどの行動はどちらかというと化学者っぽいです。
      ベルトのギミックもイマイチですが僕は変身時やキック時のエフェクト等が気になりました。また、腕時計でも感じましたが理系'っぽい'演出ばかりではかえって冷めます。こればかりはライダーに限らず映えるように過剰に演出されるものでしょうが…
      バイクで身分がバレる問題に関しては一応身分を隠しているがハードボイルダーを私生活でも使うダブルがいたのであまり気になりません。

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    3. >また、腕時計でも感じましたが理系'っぽい'演出ばかりではかえって冷めます。

      私はそんなものだと思っています。
      現実的な物理学者として描かれても素人には物理学者だと判別できないと思いますので。

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  6. ライダーが倒した怪人の力をアイテムに封じ込めて使うってパターンは何気にブレイド以来ですかね。これがこの先どういう形で話の展開に活かされるのかが若干気掛かりです。近年怪人のスーツに回される予算が減る傾向にあるので、ボルトに封印された怪人が復活するっていう展開もある程度は覚悟してますが、あんまり何度もやられるとただの作業ゲーと化してしまいますからね…

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    1. >ボルトに封印された怪人が復活するっていう展開もある程度は覚悟してますが、あんまり何度もやられるとただの作業ゲーと化してしまいますからね…

      復活ではない方法もあると思います。
      今出ているのは囚人を使った実験体で、そのデータを元にした制式採用版ということにすれば前よりパワーアップしている理由にもなると思います。
      1話の敵組織の感じとプロデューサーの傾向からすると、「再生怪人です!」と公式が開き直ってくる線もありそうだと私は考えています。

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  7. L.E.D.ガイスト2017年9月5日 10:39

    『仮面ライダービルド』始まりましたね。初っ端からツッコミどころの多い印象を受けますが……

    放送開始早々、「隣のホテルでそのヒーローについて朝まで語り明かそうか」発言には驚きました。その後、編集長に「今からホテルに行け」と言われる女性記者…… 子供には分からないとでも思っているのでしょうか? マスコミが連日のように不倫騒動と騒ぎ立てているこのご時世、子供達はホテルは“如何わしい”場所と認識してそうですがねぇ……

    主人公・桐生戦兎は、科学者ないし発明家であっても物理学者ではないですよね? フルボトルを生成(または、精製)する装置(実際にはヒロインの能力みたいですが)や、バイクに変形するスマホの製作って物理学者のやることとは違うと思うのですが……

    変身後のポーズにフレミング右手の法則を採り入れるのはいいのですが、メインターゲット層(の筈)の小学生以下の子供たちには(後、フレミングの法則を忘れた人達)通じないのでは?と思います。フレミングの法則だけならチャラ男っぽくならないとは思うのですが、腰に当てた左手ややや傾いた体勢に問題があるのでしょう。
    詰まるところ、変身後のポーズはチャラ男ポーズにしか見えないですよねぇ。

    ビルドの必殺キックを見てピタゴラ装置を連想したのは私だけでしょうか?

    今回のベルトは映像面のみならずギミック的にもダサいと私は思います。

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    1. >子供には分からないとでも思っているのでしょうか?

      わかるならわかるで良いのではないのでしょうか?
      「僕、これ知ってる!」と思わせるパターンはキッズ向けでは定番の一つだと思います。子供が知っているという前提で考えるならそれはそれで有りだと私は思います。

      >主人公・桐生戦兎は、科学者ないし発明家であっても物理学者ではないですよね?

      特に物理学者には見えませんね。そもそも本編でも履歴書に「物理学者(たぶん)」って感じに書いてあったので、別に物理学者と認識しなくても物語の理解には支障ないのではないかと今は思っています。

      >メインターゲット層(の筈)の小学生以下の子供たちには(後、フレミングの法則を忘れた人達)通じないのでは?と思います。

      「今意味がわからないからやる意味がない」というのは間違っていると思います。
      将来グラフや数学を学ぶときに教科書を開いて実際にあの図形を見たときに「何これ? 難しそう…」と思うところが「これビルドで見たことある!」という反応に変われば充分な成果だと思います。エグゼイドのときにも実際の病院の小児科とタイアップしていましたし、スタッフにそういう意図は有ると思います。

      >フレミングの法則だけならチャラ男っぽくならないとは思うのですが、腰に当てた左手ややや傾いた体勢に問題があるのでしょう。

      両方だと思います。
      フレミングの法則自体も主人公がそういうポーズを突然し始める人物に見えませんし、右手のポーズに意味があるとしても腰に当てた左手や脚のポーズは説明がつきません。
      「楽しく科学しよう!」なんてユーモラスなキャラでもない限り、変なポーズに見えると思います。

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  8. 変身後のポーズはその場でなにかできないかと言われた高岩さんが、物理学といえばということでとっさに考えたものだそうで、最初から決まっていたものではないようですね。前だとダブルに似てしまうので横にしてみたという感じでしょうか。確かに主人公のキャラからするとおちゃらけて見えてしまいますね。二期に入ってから、決めポーズや決め台詞がお決まり化していますが、そこにキャラ付けをあまり重視しなくてもいいのではと思ってしまいました。

    あと知らなかったのですが、ライダーキック撮影装置なるものがあるんですね、それはどのようなもので、いつ頃から導入されたのですか?

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    1. >二期に入ってから、決めポーズや決め台詞がお決まり化していますが、そこにキャラ付けをあまり重視しなくてもいいのではと思ってしまいました。

      私は毎回流れるものだからしっかりやるべきだと思います。
      この観点は映像業界にもあるはずです。たとえばアニメではプリキュアの変身シーンのように「バンク」というものがあります。これは毎回使いまわすことを前提にしているため、クオリティを高めにした映像のことです。戦隊でも巨大ロボの登場シーンや変身名乗りシーンがバンクに相当します。ライダーでは完全な使い回しはめったにありませんが、決めポーズはポーズや構図が似たものになりがちですからバンクと類似した特性があると言えると思います。
      そういう概念があるはずなのに、切り捨てるのは間違っていると思います。
      切り捨てるならそもそも決めポーズや決め台詞という固定概念自体を捨て去るべきだと思います。そういう試みなら受け入れます。

      >ライダーキック撮影装置なるものがあるんですね、それはどのようなもので、いつ頃から導入されたのですか?

      数年前に読んだインタビューの話なので記憶が定かではありません。撮影装置というのも私が考えた造語で、正式名称ではないと思います。
      うろ覚えですが、ウィザードや鎧武の頃だったのではないかと思います。
      記事には確かスーツアクターの高岩さんか撮影監督のインタビューで、「ライダーキックのポーズのまま座れるスロープ」のような装置が撮影風景として映っていて、「今まではキックのシーンの度に毎回吊って撮影していて大変だったけれど、この装置のおかげで撮影が楽になった」という話をしていたと記憶しています。当時私はライダーキックを見る度に「なんか毎回キックの角度にデジャブを感じるような?」と感じていたので、この記事を読んで納得したことが印象に残っています。

      今も撮影に使っているのかも定かではありませんが、相変わらず角度が似たり寄ったりに見えるのでたぶん使っているんじゃないかなと私は思っています。

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    2. 特撮の撮影方法について余り詳しくないのですが、その装置を用いて理想のポーズのまま固定してそのままスロープを下っていき、後でその装置を機械処理で消すというような認識で良いのでしょうか?

      それにしてもよく既視感に気づけましたね。自分も毎年見ていますが全く気づきませんでした。

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    3. >その装置を用いて理想のポーズのまま固定してそのままスロープを下っていき、後でその装置を機械処理で消すというような認識で良いのでしょうか?

      概ねそんな感じだと思います。
      詳細な撮影風景やインタビュー中の解説は特になかったので具体的にどう使うのかは謎です。
      写真の感じからすると、「ライダーキックの角度になっているスロープ状の装置にスーツアクターさんが座って固定する。装置ごとワイヤーや滑車で持ち上げる。斜めに動かすとライダーキックっぽい映像が簡単に撮れる。あとは装置などを映像加工で消して完成」という寸法ではないかと思いました。
      恐らく普通に撮影する場合には、空中で体勢を崩したり撮影場所によっては足場が安定しなかったり、そういうトラブルがあってそれを避けられるから便利なのだろうと思います。

      >それにしてもよく既視感に気づけましたね。自分も毎年見ていますが全く気づきませんでした。

      ウィザードの頃からところどころで「このアングル見たことあるような…?」と思うことが何度かありました。同じライダーならスーツアクターさんがすごいとも考えられるのですが、2号ライダーなど別のスーツアクターさんのはずのライダーになっても似ていたり、あまりにも安定しすぎているように見えました。気のせいかなと悩んでいたので、その記事を読んだときに疑問が解けました。

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  9. 上のコメントを見て思いつきましたが、エグゼイドで凶行をやらかしたビルドは記憶を失う前だったのではないでしょうか?

    記憶を失う前は、それこそ極悪非道の人の命なんて何とも思ってないような人間だったのでは? こんなもの、意図されて通り魔的描写がされているとした場合の自分の妄想ですが。さらに妄想を広げて、記憶を失う前の主人公はガスマスクの男達側だったとか。

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    1. >エグゼイドで凶行をやらかしたビルドは記憶を失う前だったのではないでしょうか?

      これは私も考えてみたのですが、私はあまり納得のいく仮説が浮かびませんでした。
      1話の主人公やマスターの口ぶりからすると、ビルドとドライバーはずっと前から有った物や主人公が拾われた時点で持ってた物だとは思えなかったことが理由の一つです。それ以外にも仮面ライダーの目撃例や敵組織側と思われる幻徳の反応など前から存在していたとするには合わない点がいくつかあるように思えます。

      もう一つの理由は作劇の都合から考えて不都合が多いと思うからです。
      元々は悪の組織の人間だったという線は考えられると思います。しかし明確に直接的殺人を描くことはかなりのマイナス要素です。しかも過去の別人格の話なので扱いがとても面倒です。贖罪しようにも方法がありませんし、今の主人公には関係ないと無視できる問題でもないと思います。
      作劇としては「記憶を失う前は悪党だった」というだけで要素としては充分だと思うので、その上更に大きなマイナスをわざわざ抱えるだろうかという点が疑問です。

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