『仮面ライダービルド』 第3話「正義のボーダーライン」:感想

2017年9月17日

【ストーリー】

■今回の主題
・今回の主題であろう仮面の下の表情の話は良かったです。
戦兎の掘り下げになりますし、仮面ライダーっぽさが出ていました。とりあえず戦兎の行動目的の基本は人助けや正義感ということで良いようです。

・でも決め台詞の違和感は更に増しました。
見返りを求めないなんて正義の思想を持っている人物が「実験を始めようか」と言うとは思えません。この「実験」が指し示すのは「自分の記憶を取り戻すための実験である」などまだ語られていない意味合いがあるのでしょうか。

・正義云々は今ひとつピンと来ませんでした。
戦兎と逃亡犯の龍我では事情が違うので対応も異なるのは当たり前だと思います。同じ状況でないと同じ基準を適応するのは適切にならないと思います。余裕のない人と余裕のある人を片方の基準で比べるのは公平じゃないと思います。まして結果的に恩返しを受けたことは偶然であって、論理的ではないと思います。スタッフも嘘臭いと思っているから「龍我は馬鹿」という設定を今回も強調していたのかもしれません。

■記者の意義
・記者の個性である情報収集能力で引きこもりネットアイドルに負けてしまいました。前回の時点で「どちらか片方いれば良くない?」と思っていた身としては呆気にとられました。
OPにも映っていませんし、記者さんはもう数話経ったら出なくなるゲストでしかないのでしょうかね。

・ネット経由で個人情報がばらまかれる世界も恐ろしかったです。
これもパンドラボックスの光による凶暴化のせいでしょうか。あんな世界では今回ビルドと記者さんが学生に撮られていたのも火種になりかねません。

■ベストマッチ装置
・壁に付いていた謎の装置は見た目がパンドラボックスに似ていましたが関係しているのかなと思いました。
ボトルが全部揃った途端にマスターかナイトローグが牙を剥きそうです。それとも強化アイテムが手に入るだけですかね。

・マスターと戦兎のベストマッチの話は私にはさっぱりわかりませんでした。
壁の装置でベストマッチかどうか判定できるのに、ドライバーを改造してベストマッチかどうかの診断機能を付けたというのはどういうことなのでしょう? 壁の装置を使えば済むのではないかと思いました。ドライバーで使ったことのあるボトルのデータが収集されてデータベース化できるとか携帯性とか、そういう話なのでしょうか…?

■新幹部?
・コブラ(?)が追加されました。正式名称は氷室がつぶやていた「スターク」とかいうやつですかね。

・次回も現れるみたいですし、こっちを先に倒すことになるんでしょうかね。
個人的にはそれ以前に敵として現れた相手を倒さないうちに新しい敵と戦い始めるのは好きじゃありません。その前の敵が気になって集中できませんし、新しい敵を倒しても「でもまだもっと強い敵が残ってるよね」と思ってしまい爽快感が落ちるからです。ビルドは大丈夫でしょうか。


【アクション】

■ホークガトリング
・劇場版でやりそうなCGアクションでなかなかでした。
予算が続くうちはそれなりのものが見られそうです。その後どうなるかはまだ未知数です。ホークガトリングは「空を飛ぶ+銃」とどちらも予算が絡む物なので予算が尽きたら相当惨めな感じになりそうです。


次回は西都に龍我が着くようです。
「でも結局無駄足でした」という展開は既に目に見えているのですが、それ以上の収穫はあるのでしょうか。個人的にはもう一捻りが欲しいです。

コメント

4 件のコメント :

  1. 戦兎の掘り下げと決め台詞の剥離ですが、記憶喪失と絡んでる可能性が高いのではないでしょうか?決め台詞は本来の戦兎の部分、人助けが今の戦兎の部分といった具合に。どういう形であれ、主人公に好感を持たせる姿勢はいいですね。後はこのお人好しな性格というのが、ストーリーを盛り上げる材料になってくれればなおよいですね。

    個人的に良かったのは、西都への密航船で助けた人が再登場した所です。ただのお人好しを見せるための一幕だけでなく、その繋がりで龍我らを助けるという流れはベタですが良かったです。どうやらエグゼイドと異なり、ちゃんとつながりを持たせた物語の構成が楽しめそうでちょっと安心です。

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    1. >戦兎の掘り下げと決め台詞の剥離ですが、記憶喪失と絡んでる可能性が高いのではないでしょうか?

      可能性はありますが、裏付けるものが今のところ見当たらないと私は考えます。
      過去の記憶の手がかりというのなら、リスクを犯してでも龍我を助けたくらいですからもっと実験にこだわると思います。それは今回の戦兎の語っていた正義の思想とは合わないと思います。

      >ただのお人好しを見せるための一幕だけでなく、その繋がりで龍我らを助けるという流れはベタですが良かったです。

      定番どころですが、ヒーローものとしては良いことだと思います。

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  2. L.E.D.ガイスト2017年9月19日 11:37

    「見返りを期待したらそれは正義とは言わない」そんな言葉が龍我の心に響いたのがおかしい第3話。

    龍我は自身の冤罪を晴らすために行動しているにすぎず、抑々彼は正義の味方でもなければ正義を振り翳している訳でもありません。冒頭にも書いたように、今現在の龍我に正義の意義を説く戦兎の言葉が届くのも響くのもおかしいとしか言えません。
    「見返りを期待したらそれは正義とは言わない」←この言葉は龍我がライダーに変身するようになってから説いた方が効果的でしょう。現在の彼に説くのは時期尚早かと。


    引きこもりネットアイドル・みーたんこと石動美空。彼女、可愛いですか? 個人的にはブサイクだと思います(あくまでも、私の主観です)が……。 と、どうでもいい話題から入りましたが美空って一応ヒロインなんですよねぇ……あれでも。人に向かって刃物を投げつけたり、「刻むよ」と威し付けたり、スタッフは美空に何を求めているのでしょう?


    Aパートでの戦闘シーンで滝川紗羽(記者)が実況しているのが意味不明でした。←とは別に、よくチャリで追いついたなぁ……地味に凄いよ。


    ネット経由で集まる鍋島の情報の殆どはナイトローグがビルド&龍我を釣る為にリークさせたものだと思うのですが。でないとあそこまで詳細な情報は出てこないと思いますし、ナイトローグが鍋島の傍に居て指示を出している理由はないかと。


    西都へ船で密航する龍我と紗羽。日本を北都、東都、西都の三つに分断したスカイウォールですが普通に穴がありました。物理的に穴を開けたとかじゃなくて、ごく普通に“壁”の無い箇所が在るって…… 先の展開という意味ではなく、番組的な意味で不安になる要素がまた一つ。


    滝川紗羽(記者)の存在意義は微妙ですね。今回(3話)は密航船を手配することで何とか保っていますが、この先どうなるやら。

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    1. >冒頭にも書いたように、今現在の龍我に正義の意義を説く戦兎の言葉が届くのも響くのもおかしいとしか言えません。

      「今がそのタイミングである」という前提に立って考えるなら、「龍我は逃亡犯であるけれどもそれが龍我の全てではない。他のことを考えてもおかしくない」ということなのでしょうかね。「身の潔白を証明したい」という以上に龍我の行動概念がわかってない身としては話についていけませんが。

      >彼女、可愛いですか? 個人的にはブサイクだと思います(あくまでも、私の主観です)が……。 

      私は脚本を書いた段階で役者さんの容姿を想定して合わせて書いているとは思っていないので、合っていようが合っていなかろうが問題にしない主義です。

      >Aパートでの戦闘シーンで滝川紗羽(記者)が実況しているのが意味不明でした。

      あの記者さんはああいうレポーターのような仕事もする人なんでしょうね。あとであの映像をスクープとして売り込むつもりだったのだと思います。そのためにビルドに密着取材するのが目的だと最初に言っていましたから。

      >ネット経由で集まる鍋島の情報の殆どはナイトローグがビルド&龍我を釣る為にリークさせたものだと思うのですが。

      それくらい裏があるといいですね。
      ただ、それをやってしまうとガセネタを掴まされた美空の株が落ちてしまうので、やらせるなら恐らくそのうち退場するであろう記者さんにやらせたほうが後の都合が良いと思います。そこが腑に落ちません。

      >日本を北都、東都、西都の三つに分断したスカイウォールですが普通に穴がありました。

      思っていたより陸地に近かったですね。もっと沖まで行かないといけないのかと思っていたました。
      私はどうせいつもの「脚本家のイメージと実際に撮られた映像のズレ」だろうと思っているのであまり真に受ける気はありませんが。

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