『仮面ライダーゴースト』 第15話「苦悩!頑固な脱出王!」:感想

2016年1月24日

■普通に普通じゃない
・今回のゴーストは話の筋自体は至って普通でした。
マコトがフーディニを使おうとするも失敗し、少し変化したことでフーディニが認める。新しいフォームの力で前に負けた敵(ジャベル)を倒して強さをアピール。販促ものではお決まりのフォーマットです。話の流れは普通ですが各シーンは普通じゃありませんでした。

・まず、たこ焼き屋さんが出たのにカノンとマコトの掘り下げなかったことです。
ここは昔のマコトとカノンを描くことで二人の仲の良さを描いたり、絆の強さを描いたり、あるいはタケルとアカリ含めて4人を描いたりと様々な掘り下げが行えたはずです。というか、それをしないならたこ焼き屋さんを出した意味がないと思います。
それどころかタケルの印象が悪くなりました。カノンの快気祝いなのに席を離れて一人で物思いに耽るなんてマナー違反です。カノンのことがどうでもいいみたいに見えてしまいます。アイコンを眺めているマコトに話をつなげるためにしても下手くそです。

・真っ向勝負しながら一人でカノンをさらって行くジャベルも驚きました。
一対一の勝負かと思ったらアランがさらって行ってアランの悪役度を上げるとか、ジャベルが冒頭で見せたグンダリを使って隙を作ってさらうとか、どんなふうにカノンをさらうんだろうなと思っていたら全部ジャベル一人でやってしまいました。そんなあっさり出し抜かれるライダーたちが情けなく見えました。土砂に埋もれて動けなくなるライダーというのもかなりかっこ悪かったです。反撃にあたるフーディニフォームでカノンを助けるシーンでは、逆にジャベルが接待モードでカノンを助け終わるまで全く手を出さず、スペクターは名誉挽回することもできませんでした。
ライダーをかっこ良く見せようとする気がないんじゃないかと思う内容でした。撮影が年末年始でよほどスケジュールがきつかったのかと同情してしまうほど冴えない撮り方でした。

・マコトの見せ場も奇妙に感じました。
マコト「俺には俺のやり方がある」→結局「力を貸してくれ!」
この流れはどういうことだったのでしょうか? 命令するんじゃなく頼んだほうが良いなんて常識的なことです。それをそのままやってもそうしなかったマコトが馬鹿に見えるだけです。そこに意味を持たせるならマコトがなぜそこまで意固地になるのかを予め描いておかないといけません。
考えの軟化自体は良いことなのでそのままやっても別に悪くはありません。しかし今回はそれに反する台詞がありました。マコトは「タケルと肩を並べて戦うために」と言っていました。つまり対等な関係でなければいけません。自分の考えを捨ててタケルの言うとおりにしてしまったら、タケルより格下になってしまいます。全然喜べない展開です。
シンプルな流れのはずなのに相反するように見える内容がいくつもあって、フーディニの流れは全く理解できませんでした。めでたしめでたしという雰囲気でしたがどこが良かったのでしょう。

・ついででムサシと会話したことは全くの予想外でした。
3話前のラストから引っ張っていた要素が”ついで”で片付けられてしまいました。ゴーストの展開は本当に掴みどころがありません。
更にタケルにも驚かされました。ムサシと対面したのに反応が薄かったからです。ムサシはタケルの憧れだったはずです。その憧れの人、しかも死者に会えたのにまるで他の偉人に会ったような淡白さでした。まさかこの設定も無かったことにされたのでしょうか。もうタケルの何を信じていいのかわからなくなりました。

■ゴースト最大の衝撃
・ストーリーの展開にも揺さぶられましたが、今回ゴースト史上最大のインパクトを持つ台詞がありました。その台詞とは
「いろいろありがとう」
です。

・”いろいろ”って…!!!
カノンを助けてもらったことや今回フーディニを使おうとする自分を信じて見守ってくれたことなど具体的に感謝していることはあったはずです。それを”いろいろ”で済ませたことは衝撃的でした。いろいろあったことは事実ですが、そこをどう言い表すかが感情表現のしどころです。私がタケルの立場だったら「いろいろって雑過ぎ… とってつけたみたいな言い方だ。本当に感謝してるのかな?」と疑念を持ってしまいます。マコトの不器用さを表現するにしても言い方があったと思います。あまりにも酷すぎるので台本にはない現場のアドリブだったと思いたいです。


次回は3人目のライダー、ネクロムが登場するようです。
15話で3人目とは早いですね。スペクターの寿命はまだあるのでしょうか。ネクロムは敵幹部のアランが変身するっぽいでしたがライダーバトルになっていくのでしょうかね。ライダーバトルとすれば3人目の登場も早くはありません。

ネクロムの第一印象は「サイガっぽい」でした。顔つきが似ていて、白が基調でメカ要素有りだからそう感じたのでしょうね。ゴーストの作品内でいえば眼魔スペリオルに似た印象ですが動きに違いはあるのでしょうか。アクションに関しては良い意味で予想を裏切ってほしいものです。


コメント

14 件のコメント :

  1. せっかくマコトが主役の回が来たと思ったら、結果マコトの人間性がますます分からなくなってしまうという悪夢のような展開でしたね。ムサシとの会話も、「他の奴らとも頑張れば話せるようになるよ」という当たり前の情報が提示されただけ。福田さんは視聴者をどこに導きたいのでしょうか。前回、前々回は展開には粗があったものの、これからの物語の方針を示そうと努めていた分遥かにましだったと思います。

    それからこの前某特撮雑誌を見たら、17話からあのダークホース、長谷川圭一さんが登板することが分かりました。ただでさえ長谷川さんはメインライターと足並みを合わせようとしない人なのに、今作は肝心のメインライターも頼りないという始末、一体どんなカオスな状態になるのかはかり知れません。ニチアサ脚本家陣の人手不足がいかに深刻な事態に陥っているか改めて痛感しました。数少ない良心派の香村さんはジュウオウジャーのメインを勤められるので当分ライダーの方に手は回らないでしょうし…。管理人さんは個人的に、この人にライダーを任せたいと思う脚本家の方はいらっしゃいますか?

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    1. ムサシの言っていることが実に普通でしたよね。RPGのキャラみたいな無機質な感じに見えました。ムサシからすればひょっとしたら今まで何度もこれまでの持ち主と話したことがあって「はいはい、いつもの通過儀礼な」くらいの感じなのかもしれませんが。

      長谷川圭一さんも参加するんですか。個人的には更に不安が強まりました。長谷川さんはキャラや物語を無視して”俺流”を追求する印象があるので、ただでさえふらふらしてるゴーストが更にぐちゃぐちゃになりそうに思えます。

      >管理人さんは個人的に、この人にライダーを任せたいと思う脚本家の方はいらっしゃいますか?

      う~ん、特にないですね。強いて言えば戦隊やライダーに慣れているベテランが今は必要かと思います。
      小林靖子さんとかベテランを起用すればマシになるでしょうが、それだと先の人材が枯渇してしまいます。そのために新人を起用しているのだと思います。その考え方はわかりますし、新人が失敗することも想定の範囲内です。
      現状は脚本以上に制作体制のほうに問題があると思っています。1クール目にクリスマスシーズンが重なり、おもちゃの点数も異常。映画の本数も増えるばかり。そしてその状況をまるでコントロールできていない制作体制を改善することが最も必要だと思います。その意味では今はベテランを起用して作品作りを少しでも安定させ、対策や改善案を考える余裕を作るほうが効果的ではないかと思っています。

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  2. たこ焼き屋さんも深海兄妹に会うのは10年ぶりだというのに積もる話もないとは・・・

    ジャベルは帰ると見せかけて瞬間移動でカノンをさらっていったので、フーディニよりよほどトリッキーに見えました。土砂に埋もれたのも脱出不能な状態を意識してのことかと。とはいえ地味さはぬぐえません。
    それと「妹がどうなってもいいのか」と言いつつマコトだけ攻撃するジャベルも回りくどい。カノンにちょっとでも怪我させれば、動揺してもうまともに戦えなくなると思いますが。

    一言頼んだらOKってのは軽いですね。変身した後のマコトは「やっと力を貸してくれたか頑固者め」と憎まれ口を叩いて居て、誠意があったように聞こえません。軟化したのが一瞬だったので、成長というには微妙です。
    タケルが武蔵と対面した時だけ「宮本武蔵、さん?」と敬語を取ってつけていたのは不自然でした。さん付けするかしないか固めないと、お調子者と思われてしまうでしょう。

    「いろいろありがとう」はこれまでの迷惑を有耶無耶にしたうえでの言葉なんでしょうね。「妹のためなら旧友は死んでも構わない」とか「自分の願いより他人を優先するのは甘い」とか「殺そうとした相手に助けられた」とか恥ずかしい言動への反省は今更とてもできない空気が流れてました。マコトはあれでごまかせてるつもりなんです。

    アランがネクロム・・・。アランは今回友人だったマコトに対して脅したこともあって最低な印象しかありません。理不尽アンチヒーローかヘタレか極端な扱いになりそうです。

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    1. たこ焼き屋さんは優しそうに見えて、意外とドライな人だったのでしょうね。後で再登場して「今更何を言ってるんだろう?」と思うことになりそうな予感がしています。

      ジャベルは行動方針が不明瞭に感じました。
      途中までは興味の対象が明らかに「ゴースト>>スペクター」だったので、ゴーストが助けに来た時点で「お前に興味はない。さっさと死ね」という態度になるほうが自然なように思えました。行動が非合理的で、何だかジャベルは本当は良い人なんじゃないかと錯覚してしまいそうになりました。

      マコトの変化はどう受け止めたらいいのかよくわかりません。
      「あの程度の軟化でも今までのマコトと比べたら大きな一歩でしょ?」と言いたいのか、「マコトは不器用なのであんな口の聞き方しかできないのです」と言いたいのか。前後で内容がつながらないように見える箇所が多々あるので、どこまで信じていいのかわかりません。

      タケルのムサシに対する態度は何なのでしょうね…
      まず第一に「タケルは尊敬している相手にどんな態度を取るのか?」という前提条件がわからないので正解がわかりません。尊敬している相手だから敬語を使うというタイプもいれば、尊敬している相手だから身近に感じて馴れ馴れしくなるというタイプもいます。タケルがどういう人格なのか知らないので、今回のムサシへの態度がタケル的にどうなのかも判断できません。

      >「いろいろありがとう」はこれまでの迷惑を有耶無耶にしたうえでの言葉なんでしょうね。

      あの台詞はこういう聞こえちゃいますよね。話の流れからすると心から感謝の言葉を伝えるシーンのように思えるのですが…

      ネクロムはどういう立ち位置を意図しているのでしょうね。
      「ただでさえ強かった敵幹部が更に強くなってしまった。ヤバい!」って感じなのか、「今まで謎の存在だったアランがそのベールを脱ぐ!」という感じなのか。どういう印象を与えたいと思っているのかいまいちわかりません。
      個人的にはアランが二人がかりなら勝てるのかどうかもわかってない現状でパワーアップしても危機感は変わりません。

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  3. ここ二回が割と順当な流れだったので立て直してきたかとおもったらよりによってメインの福田さん自身の手によってまた分からなくなりました。マコトをどうしたいのか分かりません。和解してもまだわだかまりを残していたと思ったら、今回はいい笑顔で握手してました。しかしこれで「けじめ」にケリがついたようには見えませんでした。まだマコトがスタンドプレイに走りそうで不安です。

    マコトが人の手を借りずに強くなろうとすることは理解できるのですが、妹がかかっているのにタケルに頼らないのは頷けません。自分のこだわりを貫くにも場合があるでしょう。タケルも、ここまで一貫して「命は軽くない」と命の大切さを説き続けてきたのなら、もっと強くマコトに反対するべきだと思います。せめてマコトが戦っている間にカノンを救い出すとか…。どうもゴーストは、ストーリーのためにキャラクターが動かされている印象です。

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    1. アランが何か脅してましたし、マコトもその関係で一人で動くことになるでしょうね。
      やることがあるうちはまだいいですけど、それが終わった後に何か残るのか疑問です。今のうちに積み重ねおかないと、本当に「2号ライダー」ということしか存在意義がなくなってしまうと思います。

      不自然な描写が目立ちますね。
      カノンの捕まっているところに行く前にタケルが合流して「一人で来ないとカノンを殺すと言われた」ということにして、タケルは見つからないように離れたところから見守る。せめてそんな形にしたほうがまだマシだったと思います。もしくは「人質なんて元からどうでもいい」と来た時点でさっさと解放してしまう手もあったでしょう。他にも時限爆弾をカノンに仕掛けてフーディニでないと無事に解けない状況を作る手もあります。
      尺の都合でもなく、キャラの性格ゆえでもなく、何が何のために犠牲になっているのかはっきりしないところが気持ち悪いです。

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  4. いまだにカノンちゃんのイメージが、「お兄ちゃん……」「タケルくん!」「アラン様!」と名前を呼ぶ機械でしかないです。てか完全に「主人公チームに助けられるための駒」以上の扱いを受けてないのが、そろそろ不快になってきました。
    てか「アラン様」と呼んだのって重要なことだと思うんですが、劇中で指摘されないから来週には忘れちゃいそうです。

    マコトは……なんなんでしょうね。タケルたちが「カノンちゃーん!」と叫びながら走り回ってるなのを見せた裏で、「カノン……」と苦々しく呟くだけで、しかもカノンちゃんが誰の目にも絶体絶命な状況を見た上でなお、一人で戦おうとするなんて。妹の命自体は大事じゃないのかと……。

    というか、ジャベルは特に説明もないまましれっと生き返えるし、タケルは「マコト兄ちゃんを信じる!」と宣言するし(しかも結局戦って台無し)、ゴーストって題材をあつかってる割りに、このスタッフ、命を軽んじてませんかね。

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    1. >いまだにカノンちゃんのイメージが、「お兄ちゃん……」「タケルくん!」「アラン様!」と名前を呼ぶ機械でしかないです。

      私も似たような印象ですね。そのうち「海外に留学する」とか言ってフェードアウトしても驚かないです。いても時間を食うだけなので、役回りを持たせるか消えるかしてほしいです。

      >てか「アラン様」と呼んだのって重要なことだと思うんですが、劇中で指摘されないから来週には忘れちゃいそうです。

      眼魔界にいたときに助けられた、という以上の関わりがあるのかは気になります。マコトが人間界について話したせいでアランが興味を持ち、侵略が始まったとかあるんでしょうかね。

      >ゴーストって題材をあつかってる割りに、このスタッフ、命を軽んじてませんかね。

      ジャベルはこの間蘇った刀眼魔と同じで眼魔世界の住人は復活が可能なのでしょう。
      カノンの問題は謎ですね。戦力を温存しておく場面ではないと思います。私はゴーストのスタッフには本筋(今回はマコト)以外のところまで気を配る能力はないと思っているのであまり気にしていません。

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  5. 1クール目の謎ハグで全解決よりはマシかな?と思っていたのですが、そうでもなさそうですね。今週のグンダリは何のために出てきたのでしょうか。
    マコトの話は私がするまでもないことですが、せっかくマシンフーディーを乗りこなしたのにジャベルの所に行ってもまだ使える状態じゃなかったのは笑ってしまいました。だったらそれまでのシーンはなんだったのでしょう。ちなみに東映公式HP曰く「カノンを救われ、ジャベルから助けられても今までタケルに素直に「ありがとう」と言えなかったマコト。
    タケルを眼魂のために襲っていた、強くなったタケルに助けられた。負い目やプライド、男の意地、兄としての責任。様々なものに縛られていたマコトがその呪縛を破りタケルと並び立つ成長を見せる。
    ここまでマコトの「ありがとう」はとっておきました。ありがとうが言えない薄情な男と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが全てはこのエピソードのためです。」とのことです。
    次回は新ライダー登場でマコトはかませに逆戻りですね。販促上の存在意義しかないのなら、主役が20フォームくらい使ったほうがまだマシに思えてきます。

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    1. >今週のグンダリは何のために出てきたのでしょうか。

      次回以降に使うのかと思ったら死んじゃいました。何だったのでしょうね。
      「貴重なグンダリを使ってでもマコトを倒すというアランの決意」という線も考えたのですが、それだとアラン自ら戦うほうが確実なんですよね。中ボス怪人のためにも戦うくらいですから自分が戦うことには抵抗がないはずです。さすがにマコトを自分の手で倒すのは気が引けるならゴーストを抑える側にまわれば済むはずですし。
      フーディニ用に巨大戦が必要だったという以上の理由が見あたりません。

      >東映公式HP曰く

      書いてありましたね。スタッフと私の温度差を如実に感じました。私からすると「それなのに”いろいろ”かよ!」って感じなのですが。

      >販促上の存在意義しかないのなら、主役が20フォームくらい使ったほうがまだマシに思えてきます。

      2号ライダーはいい加減上手く扱ってほしいものですね。
      最近は二人分もドラマをやる余裕がないので余計に要らない子になってきています。

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  6. 今回の話は特に大きな突っ込みどころもなく、
    かといって面白いかと聞かれれば悩んでしまう。
    そんな回に思えました。
    使い古された“ド定番”の形だからですかね、安定はしていながらもどこか迫力に欠けましたね。

    カノンちゃんの『アラン様』呼びの伏線はいつ回収されるのでしょうね。
    今回はその件に加え、たこ焼き屋さんの件や、しれっと復活するジャベルなど、
    1話のうちに少しだけでも掘り下げるべきところを放置したことが気になりました。
    脚本に問題があるのでしょうか?
    どちらにせよ〝ヒーロー番組〟として完成はされていても、〝ドラマ〟としてはまだまだ。
    そんなイメージが付きまといました。

    仮面ライダーネクロムは正直、好みのスタイルです。
    いままでありそうであまり見なかった単眼のフェイス、
    珍しい黒、白、緑の三色の混合など、見どころが多いですし、
    変身アイテムが腕に取り付けるタイプということでどんな戦闘スタイルになるのかも気になりますね。

    私も最初見たときは同じく『サイガっぽい』と感じました。
    555系のライダーと同じく顔の情報量が少なめだからでしょう。

    来週はどうやらロビン・フッドのようです。
    今までの流れからすると、このまま6、7人の偉人からありがたいお話を聞いて2クール目を終わらせるのでしょうか。
    1クール目『眼魂を集めよう』→2クール目『偉人から学ぼう』ときて早くも3クール目にどんな流れを持ってくるのかが心配になりますね。
    ダレないことを祈りたいと思います。

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    1. >カノンちゃんの『アラン様』呼びの伏線はいつ回収されるのでしょうね。
      私は「カノンがアランと知り合いであり、かつ様付けである点から恩があるが親しい仲ではない」という説明、それ+「一方、マコトは呼び捨てで呼び合う仲である」という要素があるかないかというところかと考えています。あくまでアランやマコトの説明のためであって、カノンは掘り下げられないと思っています。何かあるたびに「そういえばお兄ちゃんは~」と言い出されるのもウザいですし。

      >しれっと復活するジャベル
      ジャベルは眼魔世界の住人の在り方の説明かなと今は考えています。ジャベルが特別なのかとかアランも復活可能なのかとかはわかりませんが。

      >変身アイテムが腕に取り付けるタイプということでどんな戦闘スタイルになるのかも気になりますね。

      腕の装備は私も気になります。
      見るからに邪魔そうなので、どう取り扱うのか興味があります。最近のライダーのアクションは冴えないので期待しているかというと微妙ですが。

      >今までの流れからすると、このまま6、7人の偉人からありがたいお話を聞いて2クール目を終わらせるのでしょうか。

      無難に無計画で行くとそうなるでしょうね。すごく退屈そうです。
      何より一番存在の大きかったムサシでこの有り様だったので、これがメインの話が続くかと思うとうんざりします。「それはつまんないから止めましょう」というくらいの感性が残っていることを祈ります。

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  7. マルゲリータ2021年12月20日 22:50

    もしかしたら、タケルとマコトがたこ焼きを食べていなかったこのシーンは、最終盤の伏線だったかもしれませんね。だとしても、これでは弱すぎますが…

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    1. そうなのかもしれませんが、機能していたとは思えませんね。他の作品で一人だけ食べていなかったキャラに「こいつは食べ物を食べれないんだ!」なんて解釈をしたら普通は頭がどうかしてると思われるでしょう。
      タケルが死んでいることは何度も言ってるんですから、わかりやすい伝えたいなら「この身体だとお腹すかないみたい。便利でしょ」などと流しておいて、後で実は…とつなげれば済む話だと思います。

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