『仮面ライダーゴースト』 第14話「絶景!地球の夜明け!」:感想

2016年1月17日

■いつもの方式
・ライダーの定番の2話完結方式の話でした。しかもこれまでの積み重ねがない分、いつも以下でした。

・まず解決方法が弱かったです。
見知らぬ相手にいきなり「死んだあなたの息子/お兄さんの夢は!」なんて言われて納得するのは奇妙に思えました。普通だったら納得するどころか「知ったふうな口を聞くな!」と怒られそうです。しかも今回の場合、お兄さんの夢はお父さんと弟、2人とも知っていたはずです。それがわかってて、かつそこが糸口になるなら2人で話し合っているうちに自力で解決できたように思えます。眼魔が絡んでいるわけでもないので逃げ場がありません。当事者では解決できない問題や2人のすれ違いがないと成立しないお話に見えました。

・次にチームワークが弱かったです。
こちらが今回の主題に見えたのですが、今回の動きとこれまでの積み重ね、両面でダメでした。今回の動きに関していうと、チームワークというわりには流れが断片的過ぎました。眼魔が何かしているとわかっているのにアンテナ基地の前でひたすらタケルを待っていたり、アランたちとのバトルと通信衛星奪還のシークエンスが連動していなかっったり、展開がぶつ切れになっていました。これではチームワークの必要性が薄れてしまいます。展開が同時進行で進まないと「一人ではできない」という今回のテーマが霞んでしまいます。
ダメ押しに最後の宇宙戦もありました。衛星のところに行って直接ジャックするって、それを最初からやられていたらアカリたちは眼魔の計画に気づかずに計画が満了していたように思えました。チームワークや仲間云々の話をしていたのに最後は独りでできる眼魔とそれを単独で阻止したゴーストが締めるのでは台無しだと思います。あれなら通信基地に行った時点で眼魔が衛星に向かって、それを追いかけるためにスペクターやゲストの2人が協力してゴーストを宇宙へ飛ばす展開にしたほうが自然だったと思います。

・最後はゲストの絡め方です。明らかに無理がありました。
「タケルが英雄と対話することで新しい考えに気づき、学んでいく」という展開と「タケルがゲストを説得する」という展開を一度にやる流れは矛盾を孕んでいます。視聴者から見れば「お前さっき思いついたばかりじゃん!」と思いますし、流れを知らないゲストからすれば「いきなり何なんだこいつは?」と話についていけません。タケルの考えの説得力を無くし、ゲストの話の流れも不自然にするかなりの下策だったと思います。今回の内容なら龍馬以外のゲストは交えず、「龍馬との対話に悩むタケルと協力して支えるアカリや御成たち」という形にして内輪で完結させたほうがスマートだったように思えます。

・アイコンのことより眼魔退治による人助けを優先しようとするタケルとか、タケルの考えの発展など良い方向に進んでいるように見えるところもあったのですが、全体の話の作りはいまいちでした。いまいちなのも承知の上で、「1クール分で何もしなかった負債を埋める+2クール目でやるべきタケルの発展も同時に進める」ことを優先した結果だといいのですが。それくらい目指すならこの内容も必要な犠牲と割り切れます。

■英雄のゴースト
・それまで役者さんの声で話していた龍馬が、いきなり声優の関智一さんに切り替わってびっくりしました。身体を乗っ取っていたので声変わりの矛盾はありませんが。武蔵も関さんでしたし、英雄は全部同じ声にするのでしょうか。この路線だとすると英雄が一度に何人もしゃべることはなさそうです。各英霊は基本的に一度きりのゲストで終わりそうです。

■アランとアベル
・アランは現世で人の肉体を得ることに関心があり、兄のアベルは眼魔世界にしか興味がないようでした。そのうちアランに殺されそうです。

・現世に興味はないのに、アベルが英雄のアイコンを集めることを指示していたのはなぜかと疑問に思いました。
単純に魂の質の話なんでしょうかね? アベルたちは奴隷か燃料にでも使うのか人間の魂を集めているようでした。英雄アイコンは英雄の魂なので、普通の人間の魂よりも英雄の魂のほうが役に立つのかもしれません。


次回はスペクターの新フォーム、フーディニが登場するみたいです。
マコトの持っていた謎の3つ目のアイコンはこれだったようですね。持ってたけど起動できなかったみたいです。カッコ悪いです。またマコトが貧乏くじを引かされました。

タケルの掘り下げを始めたかと思ったら、マコトがメインの話をするのはかなり不思議な流れです。マコトの話はやるなら数話先か、今回の話より前のタイミングだと思います。そんな次回の担当は福田さんです。さっそく前回と今回の流れがなかったことになりそうで福田さんへの負の信頼感が増すことになりそうです。

コメント

12 件のコメント :

  1. 租はそりゃ目立ちましたが、私はお、面白くなってきたなと思ってきました。

    管理人さんは「なぜ説得できたか」という点に強い疑問を持っているようですが、そこまで疑問だったでしょうか。私はタケルが研究員の記憶を見た、という描写で、これまでの抱き着き解決と照らし合わせて普通に納得できました。
    ようするにタケルはゴーストなので、相手の魂に干渉できるということでしょう。
    ゲストに普通に言葉が届いたという描写は、私にはわかりやすかったです。もちろん私みたいに作品を注意深く見ている人だから気づいたのかもしれませんが、視聴者の読解力に頼るのも愚策ではないでしょう。

    >>貧乏くじ
    わけがわかりません。初期からタケルとマコトの価値観の違いは書かれていましたし、タケルが龍馬に課題を挙げられたように、彼にも課題があって壁にぶつかってしまう。それだけのことでしょう。

    1クール目に関しては13、14話を見て少し見てから私は少し納得してきました。とにかくドラマを書くより、アイコンを全部集めさせてマコトを味方にすること(それと父に助けられること)が重要だったんでしょう。それにより2クール目からはタケルの選択肢が広がり、また精神も落ち着いてきたので各話のドラマが面白くなってきました。

    なんていうか、あなたは児童目線で感想を書いているのか、古参のライダー目線で書いているのかよくわかりませんね。まあ面白いからいいですが。



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    1. >ようするにタケルはゴーストなので、相手の魂に干渉できるということでしょう。

      仰っている意味がよくわかりません。ご説明いただけないでしょうか?
      まず第一の疑問は「タケルが魂に干渉できるようになったのはいつか? またそのきっかけは何か?」という点です。
      t/bさんの文章から察すると「タケルは魂に干渉できる。薩之進さんの記憶に触れたことで2人を説得できる言葉を得られた」というご意見だと解釈しています。
      しかしいつ薩之進さんの記憶に触れたのかがわかりません。まず第一に前回の最初の説得には失敗しています。この点から会っただけで魂に触れるわけではないのは明らかです。
      第二に最後の説得の内容は長正さんから聞いた話と薩之進さんの部屋での独白を盗み聞きした話から成り立っていると思います。魂に触れる以前に聞いた話をまとめて考えを述べただけに思えます。これはタケルでなくても誰でも話せる内容のように思えます。
      そして第三に、タケルが魂のことを自覚したのは”2人を説得した後”でした。私には社員から出てきた魂に触れるまでタケルは魂の存在や記憶を読み取れることを知らなかったように見えました。

      以上の3点からタケルが2人を説得した時点で魂に干渉できると理解していたとは思えませんし、理解していなくてもその力を行使できたとも思えません。

      またタケルが2人を説得する上で魂の存在が関係しているようには思えません。
      仮にそうだと考えた場合、2つの疑問が浮かびます。
      1)それだと霊体の能力であって、タケル自身は何も成長していないことになる。
      2)今後起きる人間関係のトラブルの大半が魂に干渉すれば即解決できてしまう恐れがある。

      上記のような疑問もあるので魂に干渉して解決したという考えには私は否定的です。
      t/bさんがそうお考えになった理由を聞かせていただけないでしょうか?

      >>貧乏くじ
      >わけがわかりません。

      これはマコトばかりに損な役が押し付けられているという意味です。
      アイコンを持っていても起動できない話なら今回の龍馬アイコンの1件でタケルにやらせることもできたでしょう。

      >とにかくドラマを書くより、アイコンを全部集めさせてマコトを味方にすること(それと父に助けられること)が重要だったんでしょう。

      ノルマが多すぎるという大きな要因はあったと思いますが、それとタケルの問題は別だと私は思います。タケルの基本的な人格を描く時間すらなかったかというと、そんなことはないと思うからです。

      >あなたは児童目線で感想を書いているのか、古参のライダー目線で書いているのかよくわかりませんね。

      どちらでもないですね。まず児童目線はありえません。大人が子供と同じ目線で見るのは不可能だと私は考えます。
      ライダーファン目線というのは違います。シリーズ全体で見ているのは確かですが、ライダーが好きというわけではありません。私にとっては映像作品の1つであり、販促番組の1つでしかありません。ライダーらしくないとかそういう話をする気はありません。

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  2. ゲストキャラが事態を終息させるために主人公に協力するという展開自体は好きなのですが…。今回一番気になったのは、アランの「中にいる奴らを片付けに行くぞ」という台詞。なんで建物に入る前に阻止しようとしなかったんだと思いました。今のところゴーストの悪役たちはこういう間抜けな面ばかり目立つので困ります。

    アクションシーンはベンケイ回に匹敵するやる気の無さでした。せめて初登場時くらいは新フォームの特徴をちゃんと描写しないと…。龍馬なんて接近戦タイプなのか遠距離タイプなのかさえ分かりませんでした。

    そしてCM前の煽りテロップも相変わらず目障りでした。その上本編でも同じことを主人公に言わせるなんて、あれで視聴者が喜ぶと本気で思っているんですかね。はっきり言ってフォーゼが好きな私ですら邪魔だとしか感じませんでした。公式配信されている特別編の宣伝の一環かもしれないですが、そんなのやってる余裕があるならもっと本編の方に力を入れろと思うのは私だけでしょうか。

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    1. >なんで建物に入る前に阻止しようとしなかったんだと思いました。

      あの流れは不思議でしたね。
      アラン・プラネット眼魔・雑魚と3組いたのですから、アランかプラネット眼魔どちらか一人と雑魚でライダー2人を抑えるか、2人でタイマンにして雑魚を向かわせるか、効果的な対処法はあったように見えました。
      それ以前に、マコトや御成が通信基地の側でタケルを待っている間に攻撃するなり防備を固めるなりするべきだとも思いました。

      >龍馬なんて接近戦タイプなのか遠距離タイプなのかさえ分かりませんでした。

      どういう戦闘スタイルなのでしょうね?
      遠近両方できてどちらも強くて、まるで強化フォームみたいな感じでした。
      ”遠近どちらなのか”という点に関しては両方使っていましたし、坂本龍馬は北辰一刀流の達人であり、銃も使った人であると言われていますので、剣も銃も両方使うことはモチーフに合っているのではないかと私は考えます。ただ、それだと強すぎるか特徴がないかなので結局どういうところが龍馬フォームの特徴なのかはわかりませんが。

      >その上本編でも同じことを主人公に言わせるなんて、

      どんな人が喜ぶんでしょうね。何のひねりもなく、ただただ浅はかだと思いました。

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  3.  匿名での投稿失礼します。年が明けてからのゴーストはどうも路線がブレブレな気がするのは確かに感じます。脚本家の癖による表現の違いはよく分かりませんが、とりあえず明確な部分は1クール目に固めてほしいと思いました。御成さんをアンクポジションで適用してくれれば、また違った面白さがあったかもしれないのに、嫌な予感がするのは2クール目が終わっても、今度は別のアイテムを探し出せとかになったらもう平成ライダーの風呂敷は一度畳んだ方がいいのかもしれません、飽食気味ですので、しばらく別物をやってまたライダーが見たいという機運が高まったときにはじめれば。

     最後にマコトの扱いが雑になっていることに憤慨しています。最初の登場ではニヒルなライバルキャラになるのかと思えば、いささかヘタレキャラになっているのはちょっと、もう少し時間をかけて丸くなってくれれば良かったんですが、これからのマコトがどうなるのか期待と不安が入り乱れています。

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    1. はじめまして、でいいのでしょうかね。

      >とりあえず明確な部分は1クール目に固めてほしいと思いました。

      物語の始まりである1クール目は普通はそこから始めるはずなんですけどね…
      それをやらずに代わりに何をやったかというと、特に思い当たらないのが更に謎です。

      >嫌な予感がするのは2クール目が終わっても、今度は別のアイテムを探し出せとかになったら

      3周目はひっくり返りますね。
      通例だと3クール目、30話前後くらいまでには小物は出揃って最強フォームや最強武器など目玉商品とこれまでの商品の再販に力を入れるようになるので、3クール目でもアイコン集めはないと思っていますが。でも今度は「モノリス争奪戦→モノリスが変身アイテムに!」なんて展開はあり得るでしょうね。

      >最後にマコトの扱いが雑になっていることに憤慨しています。

      マコトは底なし沼の上に立っているかのようにどんどん沈んでいきますね。
      キャラ的にタケルに依存しているせいでタケルが沈むとマコトも沈み、マコト単独でも株を下げる一方なので右肩下がりです。
      テンプレ的なキャラからマイナススタートしてその後も全然良いところがなく、ゴーストがパワーアップしたせいで戦力的にも頭数を増やす以上の有益性が感じられません。次回のフーディニからキャラも戦力も本気を出すのだとマシなのですが。

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  4. 最初に、魂に干渉。といった誤った表現を多様に使いいらぬ誤解を招いたことを謝罪させてもらいます。すいませんでした。

    私の解釈は『魂に干渉』ではなく『霊体だから薩之進を形成している意志の細胞たちに干渉できた』ということです。理由は後述に述べてあります。あくまで私の見解ですが。

    さらに油をそそぐ結果になるかもしれませんが、私の見解を伝えさせてもらいます。


    見解を述べる前に私の『仮面ライダーゴースト』に対する見方について説明させてもらいます。まず私は、カブト・電王以降からのライダーはドラマではなくアニメーションに近いものであり、あくまで『仮面ライダーだけど人間』だった555や龍騎と違って、主人公(とたまに他のキャラ)にはただの人間で意味づけできない存在感と、それに伴う奇妙さを与えていると思っています。(常にそうではないですが)

    しかし玄太郎や進ノ介などはその人間的な魅力によって、私たちに「まあ、彼だから」という説得力を与えてきましたがタケルには説得させられるだけの魅力や存在感はありません。
    ですがその分、彼が霊体であるという設定が非常に目立ってきます。だから私はタケルのキャラクター性よりも、「彼は霊体故に特殊性を持つ」ということを常に前提において考えています。
    また、

    タケルの死とタイムリミットの設定による、強迫観念の増大とアイデンティティーの崩壊。
    (個人的に私は故・伊藤計劃先生の影響で人間は数多くの意志の細胞によって「私」を形成しており、魂はブラックボックスみたいなものだと考えています。ファフナーの影響もあるので、『意志』ではなく『存在理由』といった方がいいでしょうか)

    タケルは他者の現状への葛藤に何度も踏み込むことで、価値観を吸収し自らのアイデンティティーを補強しなければいけない。
    (生前のタケルのキャラクター性を見ていないので何とも言えないが、一度死んだタケルは数多くの細胞を失っていると考えられる。いちいちタケルが他人の価値観に左右されるのは、失った分他人の意志を自分に寄生させなければいけないから)

    しかし尺の問題もあるので、特異な設定を使って問題を解決させる必要がある。

    といった解釈から特殊性の存在を前提においているのもありますが……


    それで、なぜタケルが説得できたかに関しての私の見解ですが。これは第一の説得と第二の説得の、タケルの言葉を聞いたゲストたちの態度にあります。

    【フェイズ1】
    死んだ息子の写真に語りかけていたゲストAを見て、タケルが話かける。
    当然ゲストAは驚いて憤慨するが、タケルが夢の話題を出すとどもる。
    数秒後、逃げるようにタケルを追い出す。

    まずこれが小説やドラマだったら、タケルの言葉にどもるのではなく過剰に反応し、詰め寄るだろうと言うことを主張しておきます。しかしまあそんなに不自然なことではないでしょう。

    しかし【フェイズ2】ではおっしゃる通り全く無関係なタケルが、ゲストA、Bを説得させています。切り口が2人に共通する『死んだ兄』の話題とは言え、非常に不自然です。
    ではここで【フェイズ1】を振り返ってみます。【フェイズ2】と同様にタケルは科白一発で、他者を
    動揺させていました。そしてよく考えると、今までも抱き着き一つで多くの患者を落ち着かせてきています。さらにタケルはゴーストです。
    それらの点から、私は前述にも書いた特殊性の存在を理由に置きました。

    以上が私の見解になります。説明を要求されていたので分量を気にすることなく書かせてもらいましたが……長々と書いて申し訳ありません。

    他の疑問にも答えるべきなのでしょうが……都合上後日にさせてもらいたいです。申し訳ありません。管理人さんさえ良ければ、後日必ず説明させてもらいます。

    くだらない個人の妄想ですが、できれば後学のために私の解釈に対する管理人様の見解を述べてくださるとありがたいです。
    それでは、失礼します。











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    1. 私は伊藤計劃さんの作品は読んだことがないことないので特に言えることがありません。
      妥当とも妥当でないとも言える根拠を持っていません。

      お話を伺う中で最も疑問に思った点は「なぜその設定がゴーストにあてはまると考えたのか」という点です。意思は細胞単位によって構成されているという定義はかなり特殊なもので、フィクションに対して一般的に適用できる考えではないように私には思えます。それが妥当なのか否かが判断できないので、私からは特に言えることがありません。

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  5. 確かに粗は目立ったかもしれませんが、正直なところ私としてはこういった作風は結構好きな部類です。
    偉人の魂を現代し召喚するということで
    1クール目よりも話の幅を広くすることができそうですし、
    何よりも今回の龍馬が残した『自分の思いを継いで』といった具合の偉人からの一言は
    番組の想像とはいえタケル(視聴者)に強いメッセージを残していくと思います。
    まぁ、この作風を続けていけば、の話なのですが。

    しかし、和解までの速さや、最後の超展開はあまりいただけませんでした。
    和解させるのであれば前回で薩之進にある程度どうするかの迷いを与えてから今回でやっと和解
    といった具合のほうがある程度のリアルさが出せたと思います。
    リアリティを求めないならそれでよいのですが、
    亡くなった人を巻き込んだ親子喧嘩という比較的重い題材にはもう少しドラマ性がほしかったと感じました。

    なんにせよ、個人的にはゴーストのストーリー構成やキャラクター描写は
    今回の話で良い方向にもっていけそうな雰囲気を感じましたのでこのままのスタイルを貫いてもらいたいものです。

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    1. てんさん、はじめまして。

      偉人など方向性自体には私は特に反対していません。
      素材ではなく”調理の仕方”に問題があると考えています。

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  6. 名無しの星2016年1月17日 23:32

     今回のタケルの説得は今回のmovie大戦みたいだと思ってあまり響きませんでした。映画の時にタケルが少年タケルを説得するシーンがあるんですが、少年タケルにとっては会って間もない人だからちょっとのことで考え改めるのはどうかなと思います。
     実はmovie大戦で何でも偉人への知識と感心がないと使えないという設定が出たんですけど、でもそれだとタケルはともかくマコトはなんで信長とツタンカーメンを今まで使えたのって話になるから、使える使えないの基準がわからないんですよね。マコトに偉人への感心があった描写がないから尚更ですよ。
     龍馬の声が関さんなのは以外でしたが、この様子だと偉人ゴーストの声がすべて関さんになるんじゃないかと思ってしまいます。さすがにそこまではないと思いたいですが。
     それと今回のmovie大戦ですか、正直基本細かいことは気にしないようにしてる私でも今までで酷いと思いました。
     ネタバレ防止のため話せる範囲だけで話しますが、私の中で最初に酷いと思ったのが、明らかなドライブとゴーストの整合性のなさです。
     まず進ノ介はゴーストを知っているのに初対面の反応だったこと。序盤は眼魔が見えてなかった進ノ介が過去に来たら普通に見えている。これ以外にも色々とありますがこれ以上は長くなるので割合します。ストーリーも個人的に心に響きませんでした。ある人物が亡くなるシーンはちょっときましたがそれは役者の演技力のおかげですが。
     聞いた話ではドライブ最終回の話ができる前に脚本を書いたとのことですが、それでもどうにかしようとは思わなかったのか。
     今回は説明するより見てもらった方が早いぐらい駄目なところが多いです。レンタルされた時は1回は見てもらえればと。正直私は1回見ただけで十分でした。

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    1. 私はゴースト&ドライブをまだ見ていないので何とも言えませんが、伝え聞く話だと話の構成は相当悪かったらしいですね。
      マコトやタケルの父親などキャラの言動や設定もぶっ飛んでいて、どこまで本編に適用していいのか判断に困るとか。脚本家が福田さんでも毛利さんでもなく、まだ一度も本編で担当していない人なので劇場版オリジナルと思うべきなのでしょうか。

      >龍馬の声が関さんなのは以外でしたが、この様子だと偉人ゴーストの声がすべて関さんになるんじゃないかと思ってしまいます。さすがにそこまではないと思いたいですが。

      どうなんでしょうね。別の人も入れるとすると、むしろ龍馬を別の人にやらせたほうが良いと思うんですよね。
      個人的にはこの「偉人と話そう編」(仮)は下手したら次のムサシでお終いなのでは、と疑っています。ゴエモンとは話せてないのに全く気にしていなかったり声が同じだったり、引っ張る気があるにしては妙なところが多いんですよね。
      次回がマコトとフーディニの対話がありそうなので、「タケルの偉人=関智一さん、マコトの偉人=???」と使用者で分けるという線もありえるかもしれませんが。

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