■まるでゲスト脚本のよう
・時事ネタでオレオレ詐欺を題材にしたワンアイディアものでした。
そのためにキャラが犠牲になっている辺りがキャラがゲスト脚本っぽかったです。いくらなんでもみんな馬鹿過ぎでしょう。天晴を馬鹿扱いするなら、八雲や霞はもっと警戒すると思います。困ったことに今回の担当もシリーズ構成の下山さんなんですよね…

・アイディアは出したものの、煮詰める時間がなかった感じがしました。もう乱戦じゃなくて５ｖｓ１になってるからコードネームで呼ぶ意味がなかったり、巨大戦で音波合戦が片付くまでスターニンジャーが行方不明になってたり、見るからにおかしな展開が目立ちました。

・個人的には最後がシリアスだったことも不思議でした。天晴の強さの説得力にもなる良いシーンなのでああいうシーンを入れるのは大賛成なのですが、ここで入れるのかと戸惑いました。入れるなら蛾眉雷蔵が生きてた頃に適切なタイミングはあったように思います。特に風花の特訓は、雷蔵に人質にされたときはせずに、実力で勝てた今回に特訓を始めたことが不可解です。

・初めての戦隊のシリーズ構成で、かつ今のところ全話脚本なので余裕がないのはわかります。しかしこれくらいの話だったらゲスト脚本に任せて、もっと大事なところに集中したほうが良いと思いました。

■そうだっけ？
・風花がドジっ子、とみんなに思われていたことが初耳に感じられました。
そんな描写ありましたっけ？ 全然心当たりがありません。私が見落としてきただけなのでしょうか。相変わらずスタッフとの認識の違いに戸惑います。

■アクション
・今回はアクションに見応えがありました。
最初のキンジのお命頂戴のドタバタも、やり取り自体はもう飽き飽きしているのに今回は楽しめました。ワンカットが長く、カメラを引いて背景がわかるようにしてあって躍動感がありました。アクションの回数も多く、アクションだけで今回は見る価値がありました。
巨大戦も良ければ言うことなかったのですが、それはシノビマルとロデオマルに出番がありそうな次回に期待しておきます。


次回も何か時事ネタっぽい内容のようです。
何か元ネタがありそうに見えるのですが、私は心当たりがありません。怪人のデザインが特徴的なので、お笑いかドラマが元ネタなのでしょうか？