仮面ライダードライブ 第31話「大切な記憶はどうして消されたのか」:感想

2015年5月24日

【ストーリー】

■説明回
・これまでの精算と後編のための説明描写ばかりであまり面白い内容ではありませんでした。
展開も強引に感じました。前回「私情で動くのは良くない。俺は警察官だ」という話をしたばかりなのに、独断専行でブレンや001に突っかかっていく進ノ介には違和感がありました。脚本家間で足並みが揃っていないようです。全48話前後とすると、もうすぐ3分の2終了のはずなのにこれでは先行きが心配になります。

■超進化の鍵
・超進化にはロイミュードに関わりのある特定の人物にまつわる感情が必要なようです。
ハートの場合は、第一候補:チェイス。第二候補:進ノ介。定石外しでメディックやブレンといったところでしょうか。001も超進化するような感じですが、最終形態(予定)で負けたら後の展開が大変なので、「001に必要な感情は屈辱ではなく”恐れ”だったため超進化は不完全だった」という展開にして超進化の株が落ちないようにするのかもしれません。


【アクション】

■チェイサー
・このところの信号アックスの扱いが残念でなりません。
オーズのメダガブリューと同じく必殺技発射武器と化しています。確かにブレイクガンナーも活躍してほしいとは言ったのですが、それは信号アックスの活躍があっての話です。実力が互角以上のボス戦で演出上扱いづらいならまだわかりますが、無双していい雑魚戦でも活躍無しというのは納得いきません。

コメント

12 件のコメント :

  1. 結局はトップがしっかり手綱を握っていないと脚本の空中分解が起きるんですよね
    ウィザードのメインライターさんは当然のことをウィザードの当時自身のブログで愚痴ってましたが、映像業界において脚本は何回も変えられるのが常ですし、そこにいい意味で介入するのもトップの理想の役目なんですがねぇ…
    今年はなんだか脚本家が野放し状態な気がしてなりませんよ

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    1. どこが悪いのかはわかりませんが、全体の構造がしっかりしていないように見えます。
      1つ確かなことは、キョウリュウジャー全話を書いた直後に続けて手がけるのはやはり無理だったということでしょう。

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  2. 個人的には、今ままでが超低空飛行すぎたのでやっと盛り返しそうという期待は感じれる回でした。
    メディックが言うように001の行動は基本的に今までも今回も雑、強引な上に記憶改ざんをする事で話を効果的に面白くできているとは思えないのですが。
    それでもロイミュード側の目的が明らかにされそうなのでよかったかなと。

    ただドライブ全体にも言えることですが、動くキャラがエピソードごとに限定されるというのが残念です。複数の展開の軸が動くのはわかりにくいとか難しいとかあるとは思いますが。001がでてからハート様が動かなくなって悲しいです。裏でハート様やメディック側が動いてる描写があればもっといいなぁと思うんですが。。

    進之介に関しては001やハートに恐怖するベルトさん、慎重なベルトさんとの対立、噛み合わなさを描いてる事で警察官としての矜持を優先する進之介かと思いきや、感情で動く進之介になったりということになったのかなぁと思います。
    まぁ真の黒幕がわかってしまったんで抑えきれなくなったのかもしれませんが。

    超進化の鍵は結構面白い設定だと思います。各々誰になるのかというのでの想像ができる余地があるのがいいですね。001は最初恐怖かと思いました。ラスボスが恐怖によって強くなるなんて面白いなぁと思って見てたんですが、001の感情は屈辱だと言われてしまいました(´・ω・`)実は恐怖だった説になることを自分も願ってます。

    チェイサーの信号アックスは自分も残念です。パワーでオラオラなぎ倒すアクションも見せて欲しい。まぁ現状でも相対的にチェイサーのアクションがスーアクさんの演技が一番楽しめるので好きなんですけど。

    三条さんに関してはキョウリュウジャー後にってのは自身もオファーがあって驚いたことに上げられてましたし、まぁ結果論としてきつかったのでしょうね。それとWでは塚田Pに「色々聞いたり勉強したりしながらなんとかクリアできた感じでしたね」と語っておられたので(情報解禁された頃のハイパーホビー)、やはり東映特撮はPの色がよくでるということを改めて感じます。

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    1. めんどくさいところを片付けて、すっきりしてくれるといいですね。
      作中で001がメディックに雑と言われたのは、たぶん進ノ介を怒らせるためにわざと痕跡を残していたからだと思います。ミスターXとして情報を送ったのも001でしょう。
      展開としていまいちという点は同意します。能力のわりにスケール感が微妙で演出も微妙で、これで今まで悪事を隠してきた黒幕と言われても説得力が感じられません。ここに説得力が感じられないと進ノ介の怒りに共感できないので問題です。

      そうですね。全然併行して動かないですよね。
      後で「実はこういうことをしていたんだ」と種明かしするのかなと思ってきましたけど、ハート様とか未だに何も動いていません。この辺りも話のテンポが遅く感じる原因だと思います。

      今回は個人的にはベルトさんへの信頼度の低さが障害になっていたように感じました。
      ベルトさんが口でいろいろ言っても、「また本当のことは隠しているんじゃないの?」と疑う気持ちがあって信じきれずにいます。進ノ介も前回との落差でどこまで信じていいのかわかりません。

      超進化の鍵みたいな見えてる伏線は楽しいですね。
      一つ一つの展開も「ひょっとしてこれは伏線?」と注目したくなります。

      チェイサーは好きなんですけど、斧も大好きとしては複雑な心境です。
      ドア銃みたいに全く使われないなら割り切れるんですけど、必殺技のためには出されるのが納得いきません。

      連続シリーズ構成は常識的に考えたとおり無謀だったみたいですね。
      その上、玩具の発売ペースもかなり無理があるペースで、無理に無理を重ねて無理やりつなげてグチャグチャになってしまった印象です。

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  3. 後は、主人公がどうして能力に耐えられたかが重要ですね。

    きちんと説明してほしいものです。

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    1. あれは説明されるのか微妙なラインに見えました。
      「実はロイミュードだった」とか、なぜ進ノ介しかドライブになれないのかその理由と結び付けられる可能性もありますが、「そういう体質なんです」で終わらされそうな気もします。

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    2. 後は、アックスが必殺技以外で使われた貴重な回ということでしょうか?

      待ち時間の間も普通に使えるのは知りませんでした。

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    3. 個人的にはあれくらいだと微妙です。
      烈火大斬刀みたいに動かせない武器じゃないので、もっと普通にアクションに使ってほしいです。

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  4. 名無しの星2015年5月24日 23:22

    まさにニンニンで出た3人4脚で息が合ってないと言った感じですね。三条さんと長谷川さんはともかく香村さんだけが合ってない感じです。
    チェイスがライダーになってから三条さんのチェイス持ち上げで進ノ介らがお座なりになっていますけど、香村さんはそういうことがないから好感が持てますね。
    剛が変身以外は全くセリフがなく、記憶改ざんどころではない雰囲気になってましたが一体どういう改ざんをされたんでしょうね。
    そう言えば先々週剛とチェイスが決着のテロップがあったのに、先週は全然そんな戦いじゃなかったのが詐欺で拍子抜けを喰らいましたね。

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    1. 香村さんは二人と違って、基本路線に忠実でズレてるんですけど、そこがかえって良いですよね。
      こういう刑事をベースにした路線のほうが好みです。

      剛は清々しいくらいにモブ化していましたね。
      一度もドライブを見たことがない人に今回を見せて、「こいつがドライブの量産型の中ボスなんだよ」って嘘ついても信じる人もいるかもしれないと思いました。香村さんは脇役に冷たいので、今回の扱いはあまり深くは気にしていません。

      私は「もう決着つくの?嘘でしょ?」と思っていたので、想定内でした。今どきテロップ詐欺とは珍しいです。

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  5. 進ノ介が特に対策せずに001の所に行ったのが気になりました。いつぞやの霧子の耳栓くらいでいいので、耳の裏に細工くらいしておいてもよかったと思うのですが。それとも進ノ介は父親や自分が特異体質だということを知っていたんですかね?確か冬の映画でベルトさんが「君は超人だ」ということを「どんな時でもあきらめずにトップギアってことだよ~」みたいな説明をしていたと思うのですが(うろ覚えです)、そんな感じでなんとなく特異体質でおしまいなんですかね。

    今週もアクションはさっぱりしてましたね。チェイサー対死神部隊の新旧死神対決はぜひとも斧でやってほしかったので残念でした。それに今回マッテローヨ中に斧攻撃してましたよね?それをやってしまうとチャージの説得力が地に落ちるので二度とやらないでいただきたいです。
    フォーミュラは「クロックアップもどき」か「ごつくて強い」のどちらかしか見せ方がないんですかね?今回は高速設定が何も活かされてなくて寂しかったです。

    次回は色々大変そうですが、このあたりの話をメインじゃない人たちがやってしまっていいんでしょうか。前半展開がやたらとゆっくりしていた割に最近はよく分からない風呂敷の広げ方をしているようで心配です。

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    1. 進ノ介の行動は謎でしたね。それだけ怒っていたということなのかとも考えましたが、納得のいく結論は出ませんでした。
      特異体質を知っていたという可能性も無くはないと思っています。「つながった」が決め台詞の1つであるとおり、進ノ介は推理力と直感に優れています。「他の人は記憶の操作だけなのに、父親はなぜか手間をかけて殺された」「しかし父親の耳元にも記憶操作の傷跡はあった」
      こうした状況証拠から推測して特異体質の可能性を考えていたとしても、ありえない話ではないと思います。
      ただ、やはり納得はしがたいです。科学的な身体の調査も何もせず、変身もしないで飛び込むのは愚かです。それだけ冷静に推測する思考能力がありながら、行動に関しては馬鹿丸出しというのは怒っているにしても奇妙に感じます。

      アクションはダメですね。鎧武の頃からずっとなので今に始まったことではありませんが。アクションから諦めを感じ取ってしまうことがあります。「どうせあと数話もすればまた新しいフォームが出るし」「どうせ最後は必殺技だし」。そんな絶望が蔓延しているのではないかと疑ってしまいます。

      そこは気になりますよね。
      新展開と銘打ちながら三条さんが手がけたのは仮面ライダーチェイサー誕生回である6話も前で、1つの節目になりそうな次回も三条さんではないなんて。順当にまわっているならそれも良いですけど、今回と前回で進ノ介の感情にズレがあったり、全然順調に見えません。何がどうなっているのか不安に感じます。

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