『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第10話「ヒーハー!金色のスターニンジャー」:感想

2015年5月3日

【ストーリー】

■キンジ
・前向きで爽やかな性格で良かったです。何より滑舌がまともで安心しますね。そのおかげかいつもより楽しめた気がします。

・キンジは妖怪退治やラストニンジャを目指す理由が前向きなところが良いですね。
なぜそうするのかがはっきりしています。天晴たちは理由がいまいちなんですよね。天晴は爺ちゃんが好きで忍者が好きだからで、八雲は別に忍者として一人前になれればそれで充分だし、5人ともラストニンジャになることと関連性が薄いです。
その点、キンジは楽しんでやってることが伝わってきますし、「尊敬する爺ちゃんの弟子になりたい→そのために爺ちゃんを倒す→いずれ爺ちゃんを超えるラストニンジャになる」とラストニンジャまでの道なりが明確です。今回のラストで爺ちゃんの付けた条件のせいで、キンジと5人が対立関係になったわけですが、5人はそんなにラストニンジャになりたいわけじゃないんだから負けてあげればいいのにと思ってしまいます。

・ただ、キンジと天晴が似ているという話は全くわかりませんでした。
全然似ているようには見えません。無茶苦茶なところがそっくりと説明がありましたが、天晴はただ何も考えていないだけで、キンジは計算と自信の表れに見えました。これは別物だと思います。
こういうことがあると、つくづく下山さんとの認識の違いを実感させられます。



【アクション】

■スターニンジャー
・前回の冒頭で敵を倒したときの「ハリケンジャー」って、風の術の「ハリケーンじゃー」のことで忍風戦隊は関係なかったんですね。雷を使うのは、ハリケンジャーの追加戦士のゴウライジャーにかけているような気もしますが。

・戦闘ではギターの扱いが面白かったです。
持ちづらそうなギターを上手く持ち替えて銃と剣と使い分けていました。見るからに相当扱いづらそうな武器で、アクション監督とスーツアクターさんのがんばりがその都度反映されそうです。あまりアクションのパターンを作れそうにない形状ですが、アクション陣の創意工夫に期待したいと思います。

■バイソンキング
・横から見るとやっぱりヤバかったです。
頭部だけが映るならまだいいんですけど、足が映ると映っちゃいけないものが見えてしまった感じがしました。どう見ても余ってますよね。多少短くしてデフォルメされてるであろう着ぐるみでこれだと、実物の玩具を見たらどんなふうに感じるのか想像がつきました。

■スターバーガー
・手錠?警察バッジ? モチーフがわからず、何かと思っていたらハンバーガーだったんですね。直球でアメリカンでした。
劇中でスマホっぽく使ったのは玩具の仕様ではなく、キョウリュウジャーのスマホ機能のようにスタッフの独自演出なんでしょうかね?


次回は本編と関係ないギャグ回で少し驚きました。
この手の回は夏休みとかに見逃しても問題ないようにするために使われるので、やるならGWの今回じゃないのかと不思議に思ったのですが、少し考えたら理由がわかりました。放送が一週遅れた影響ですね。本来なら今回の放送だったはずのものがズレてしまったから奇妙に見えたんですね。10話くらいになれば内容を調整して対応できるかと思っていましたが、そうでもないんですね。

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