『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第12話「最強決戦!奇跡の合体」:感想

2015年5月17日

【アクション】

■アクション
・今回もアクションはかっこ良かったです。
二刀流で別々の術を使うとか、5本合わせた必殺技とか、見た目にもカラフルで楽しいものでした。刀を渡した青も素手とガマガマ銃で戦っていたり、武器の種類の多さを活かしていることに感心しました。こういうふうに使い道があることを示すことは品数が多い場合には重要ですよね。

■キングシュリケンジン
・1号ロボと2号ロボの合体形態のキングシュリケンジンですが、痩せた縦長でかっこ悪かったです…
横長や厚みのある形ならまだしも縦長はいまいちな感じです。武器もシュリケンジンと大差のない剣で面白みに欠けます。第一印象はいまいちでしたが、何か取り柄があるのでしょうか?


【ストーリー】

■話の流れについていけてない
・ストーリーは相変わらずピンと来ませんでした。
今のレッド偏重が良いこと扱いされてるのが不可解です。八雲ですら天晴に対抗意識を燃やさずに受け入れているんですよね。最初の頃の「誰がラストニンジャの称号を得るか、競争だー」って話は何だったのでしょう。話の流れについていけていません。

・蛾眉雷蔵も手負いの天晴相手にあっさり負けてびっくりしました。
つい最近、万全の状態の天晴に勝ったばかりなのに一方的に負けたことが不自然に見えました。私が忍タリティに説得力を感じていないことが問題なのかもしれません。新しい忍タリティを得た天晴が勝つのは当然と思えるようになれるよう努力すべきなのでしょうね。

■九衛門
・不自然なほど語られないので、九衛門の正体は天晴たちの母親という可能性も疑っていましたが、正体はただの弟子でした。回想で終わりの手裏剣をしまっていたところを見ていたので、けっこう最近まで弟子をやっていたみたいです。直後に姿を消したとしても、天晴と風花が覚えていてもおかしくない気もします。後々関係してくるかもしれません。


次回は新幹部登場、だけどギャグ回みたいです。またよくわからない流れです。
ニンニンジャーも1クール終わったわけですが、印象は1話の頃とあまり変わっていません。天晴たちのこともそのうちわかるかな、と思ったままここまで来てしまいました。印象が悪くもなっていないし、良くもなっていないことが困ります。


コメント

4 件のコメント :

  1. 今回のストーリー(というかこの作品全体)が無条件に天晴をマンセーしてるだけにしか見えませんでした。恐らく今回見せたかったのは一人で突っ走って負けてしまったことから天晴が自分の未熟さを克服し、また仲間の大切さを知ってもう一度今度こそチームとして立ち直り団結するという戦隊でのお約束をやりたかったのかもしれません。

    しかし、今回の流れだと「団結力を高めたから勝った」のではなく「4人が天晴に力を与えたから勝った」となってしまい、かえって天晴が自分の未熟さを反省も克服もしないまま増長するきっかけを与えてるだけにしか見えません。かなり上げ膳据え膳になってます。忍タリティ云々ではなく単なる他者のお膳立てに縋ってるだけですね。戦隊シリーズに限らず一番やってはいけない主人公の目立たせ方だと思います。

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    1. そういうストーリーなのだと思っています。
      私にはそうは見えないのですが、恐らく天晴はカリスマ性があり、誰もが自然とひかれていき応援したくなるような人物なのでしょう。そうとでも考えないと辻褄が合いません。少なくとも5人が競い合い、高め合う話ではないと思います。

      現状から考えると団結力という線はないかと思われます。
      天晴だけ実力が飛び抜けていて、今回でも天晴1人>4人がかり、という事実が示されました。これだけ実力に差があっては団結しても価値がないでしょう。今回のように天晴の邪魔をさせないようサポートするのが関の山です。

      なぜそこまで天晴が強くて当たり前なのかが理解できないのですが、1話が始まるまでの3年間?修行していたのが大きいのでしょうかね。

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  2. 雷蔵は先週の感想通りな感じになってしまいましたね。
    ヒーロー達の成長を促す序盤の強敵。という戦隊お約束のキャラ立ても出来ないまま、これといった印象も残さず逝ってしまいました。新合体ロボのかませとしても弱かった。特撮ではおなじみの松田賢二氏が声を充てていたので、バリゾーグや腑破十臓のような顔出し出演もあるのかな、と思っていましたが、それも無し。色々、もったいない奴でした。
    あと笹野氏が意外と途切れなく出演されているので、映画が控えてるので、忙しくなる前に、大事なシーンは色々撮りためてあると思いたいです。来週あたり九衛門との師弟関係が語られそうですが、こういうのは後から、実際に戦ったお爺ちゃんじゃなくて、お父さんから色々聞かされても、はぁ、そうですか。となりそうなので。

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    1. パッとしないばかりか、弱そうに見える死に方だったのは残念でした。

      そうですね。封印や幻月周りは不明瞭な点が多いので、お爺ちゃんから断言してもらってすっきりさせたいです。
      お父さんは今は立つ瀬がないんですよね。元々実力はなく知識専門の先生だったのが、自分の教え方は良くなかったと自分で認めてしまったため何者なのかもわからない立場になってしまっています。これで親子三代と言うには無理があるので、これから何かあるのだと思いますが。

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