『牙-KIBA-』 31~33話感想

2014年8月12日
【31話】
・ネオトピアでの国際ジャウスト終了。ヒューの口が裂けた回。

・ついに正体を暴かれたラジャことヒュー。
アミルガウルまで奪って最強です。
その前にラジャとしてヘリック相手に戦略勝ちしてるのでキースピリット無しでの腕前がわかってる分、余計に恐く見えます。
でもその直後に拒否反応でゲロっちゃうので威厳が台無しです。
口も裂けてしまってイケメン度も大幅ダウン。しかしヒューは口が裂けてからが本番です。
いつも明るい役が多い山口勝平さんの貴重な狂気を帯びた演技をお楽しみください。

・一方、ゼッドはアミルガウルを盗られたことにも気づかずのん気なものです。
正直キースピリットがこんなにポロポロ取れちゃうのが不思議です。
逆にシーカーの人たちが人間に宿さず箱に入れて運んでいたのも納得してしまいます。

・ランボスも出せずピンチのゼッドを助けだしたのは我らがギンガさん。本当に頼れる兄貴です。
それでも締めはかっこよくスピリットを切り倒してロイアを助けだしているのでゼッドがかっこ悪く見えません。
牙のこのバランス感覚は素晴らしいと思います。

・ゼッドがよく助けられるのは、ヒューやノアが他人を一方的に利用するのと対比になっているのでしょうね。
ゼッドさん味方には乱暴で敵にはワイルドなのであまりそうは見えないですが。

【32話】
・一段落して息抜き回。パン屋を開店し、彼女もできたリア充のミッキー爆発しろ。
と思っていたら今回の1話1暴力の犠牲者はミッキーでした。
無神経にノアのことを聞いて、ゼッドさんに岩に頭を叩きつけられました。さすがにちょっと引きます。
スタッフが一番気をつけていることは、ゼッドが完全な良い人には見えないようにすることなのではないかと感じる今日この頃。

・OPにも映っているタスクの3幹部に、ゼッドの母親も顔見せがありました。
本格的な出番はまだ先ですが、牙世界屈指の善人の登場に嬉しくなります。現時点では全くそう見えませんが。

・セバスチャンはミッキーに力を貸してくれたり確実に役に立っているのにジジイときたら…、と思いきや教皇相手に話をつけてまさかの汚名返上。
よくよく考えてみるとただの昔のコネなのですが、それでも役に立っただけ見直しました。ジジイからジーコに呼び名を改めるべきか。

【33話】
・何もかもが急な回。
まず、いきなりゼッドが倒れる急展開。次にアミルガウルが飛び去る夢を見る。そして黒ずむシャード。今までそんな描写なかったのに何がなんやら。
ノアはノアで、キーラとラブコメ、ダイアナが嫉妬、サギリは可愛い謎の修羅場が急発生。
キーラに至っては反発→口説かれる→意識すると即落ち以上のマッハ落ち。
ジジイはやっぱり役立たず。ネオトピアに処刑されてしまえ。
最後にはヘリックたちがダベってるところに都合よくゼッドと刺客がシフティングして合流。
なんで国賊として狙ったゼッドを町外れにワープさせたのか意味不明です。アミルガウルに対抗できるノアをぶつけるべきでしょう。
脚本の井上ワープとでもいうのでしょうか。展開についていけません。
でもランボスに乗って出てくるゼッドはかっこよかったです。
*井上・古怒田連盟なので、脚本は恐らく古怒田さんのせい。

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