漫画版シンフォギア3巻:感想

2013年8月7日
『戦姫絶唱シンフォギア・3巻』を読みました。
戦姫絶唱シンフォギア (3) (カドカワコミックス・エース)
戦姫絶唱シンフォギア (3) (カドカワコミックス・エース)
(2013/07/09)
吉井 ダン

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今回も内容はアニメのダイジェスト版なので本命は超秘密百科デス!

【アニメとの違い】
・3巻はカ・ディンギル登場から始まり、絶唱による月の破片の破壊までで終わっています。残念ながら後日談はありません。

主な違いとしては、
■クリス
クリスのイチイバルがフィーネと対峙して初登場→次の話で絶唱してカ・ディンギルの射撃を阻止→XDモードと、ほぼ出番がありません。
絶唱はアニメだと『リフレクターで負荷を分散させることで生き延びた。』という設定だったのですが、漫画版だと形状が全然違っていて、ただの大型狙撃銃、というかWガンダムゼロのバードモードを見下ろした形状になっています。誰の趣味なんだよ、いったい…
完全に勢いと根性で生き延びた感じになっています。

■翼の絶唱アームドギア付き完全版
血涙でお馴染みのあの絶唱は不完全版でしたが、今度は完全版です。完全版は高速連続切りからの長刀での斬撃となっています。
その後のカ・ディンギルへの特攻を考えると、その前に絶唱するほうが自然ですね。良い改変でした。

■フィーネ
完全に人間辞めちゃってて、分裂、再生して増えました。
増えたら力も分散しちゃって、慌てて即再結合しようとするあたりが実に残念でフィーネらしいです。司令とのバトルが無い分、こんな形で補われるとは。フィーネ=残念は基本設定のようです。

■響
黒化がデュランダルを握ったときのみで、未来とのケンカ&クリスがやられたのが追い打ちで戦意喪失→未来が歌う『逆光のフリューゲル』で復活してXDモードに突入という流れに変わっています。
ここで歌うのが逆光のフリューゲルというのが何とも。未来以外の他の友だちが出ない分、『二人でなら』という歌詞がばっちり合ってます。

【シンフォギア超秘密百科ッ!】
・ラストを飾るのは未来&なぜかクリス・イチイバルverでした。
今回もここでしか読めない重要設定が公開されました。

■未来も変な子
・常識人枠だったはずの未来も公式に変な子認定されました。
1話冒頭で流れた詩『八千八声 啼いて血を吐く ホトトギス』、あの詩はマジで未来が呼んだ心の句だったそうです。ずっと未来の声を借りたただのイメージだと思っていました。
これでは変な子認定もやむ無しですね。

■クリスの言葉遣いは親のせい
・いったいどこで覚えたのか不思議な単語を使わされたクリスちゃんですが、公式に本人のせいではなく両親が教えたせいということになりました。ひょっとして親父さんの本名は金子彰史って言うんじゃないでしょうかね?

■最後のつぶやき
・クリスにかこつけた最後の項目での金子さんのつぶやきが一番の収穫でした。
『でも、なぜ笑われたのかわからないんだ。』
金子さんはそれで良いと思います。それでこそです。これはシンフォギアを代表する名言だと私は思います。

できればもう2ページ追加して、ツッコミどころだらけのフィーネと司令も紹介してほしかったです。
でも、あの二人は説明するまでも無いと言えばそうなので、あれで良かったのかもしれません。

シンフォギアGの漫画化は無いようですが、これをきっかけに花盗人の続編とか動き出さないかなぁ。

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