【ストーリー】
■だいぶすっきり
・今回は初戦でノルマ解消。後の戦いはストーリー上、意味があるものでかなりすっきりとまとまってました。展開も家族を狙うとわかりやすい内容です。これを5話くらいでやるべきだったと思います。何はともあれ悪いところがだいぶ改善されました。

■インフィニティ
・今回はついに初戦からインフィニティを使いました。結果は逃げられてしまいましたが、これは良いでしょう。いくら強くても、敵の能力がわからない状態では取り逃すのも無理はありません。

・ただ結局、これまでインフィニティ使わなかった理由は見えて来ませんでした。ますます最初から変身しておけば良かったんじゃないかという思いが募ります。
口にする理由が「時間が無いから。」「さっさと片付ける。」ってのが問題なんですよね。まるで余裕があるなら時間をかけても良いような口ぶりです。
ゲートを守るのが目的なら一人のゲートに時間をかけず安全を確保したら、他のゲートを探すほうがいいはずです。『1話につき1ゲート』という作品上の制約に晴人の思考まで縛られているのは違和感があります。

【アクション】
■光と闇
・今回は日光を使った演出が印象的でした。
ウィザードたちが圧倒する初戦は晴れた空の下で活躍させ、一方負け戦の2戦目は、どんよりとした曇り空。戦う前からその後の展開を思わせる演出で、すんなりストーリーに入れました。やっぱり視覚面での影響は大きいですね。

■強さの基準
・1年ペースでは付き物ですが、相変わらず強さの基準が曖昧です。
メデューサくらいは魔力が増したとか、成長するとか理由付けしても良いと思うのですが。蛇モチーフなんだから脱皮するとか、演出の仕様はあると思います。
その点ではRXのクライシス帝国は良かったですね。みんな「俺こそが～軍団最強の！」と言うのでバカっぽいけど無理やりにでも納得しちゃいます。


公式予告によると、今回が”最後の”ゲートだそうです。
ようやくメインストーリーが進みそうです。ウィザードは９月まで続くという噂がありますが、それならあと６，７話はあるので、どうにかまとまりそうですね。無駄にした時間は大きいですが、新人の二人が成長して次の策品つながると良いですね。