輪るピングドラム 第17話『許されざる者』:感想

2011年11月7日
ゆりvs真砂子の西部劇風BGMに吹いたw
4連式ボウガンにガトリングってどっちも殺す気満々じゃないですか!
殺傷力のあるボウガンとペンギン弾だから死にはしないがタイマン用とは言えないガトリング。
いったいどっちが外道なのか?
手段を選ばぬこれもまた生存戦略か。
地味に真砂子が車で道を塞いでいるのも興味深い。今度こそケリをつけるつもりなことがよくわかる。

多蕗もついに動き出した!
言葉尻からは過去に拘らぬ未来志向のハト派に見えたが、最後のエレベーターのシーンは真逆だね。
個人的には引っ掛けだと思う。
『高倉家に罰を与える。』って言っても、それは闇ウサギの魔の手から救うためかもしれない。
運命を軸にした物語では、避けられない運命の既定事実ならば最悪の事態を回避するために軽い形で先に起こして乗り切るってのはよくある展開。
本当に多蕗が望んで罰を与えたら話がこじれすぎるからそれは無いと思う。

一つ気になったのは、多蕗&ゆりの会話シーンのシャンパングラス
二人なのにグラスが3つある。二人以外がいる状況じゃないから、あの飾りつきの綺麗なやつは桃果用かな?
桃果用ってだけならあの二人だから不思議はない。
ただ最後に多蕗がその装飾付きのに手をつけたことには明らかに意味がある。

二人のシーンは距離が離れていて、間に東京タワーやシャンパンの瓶が割って入っている構図にしてあった。
桃果を思う二人の間には何か距離があるってことだ。
この状況での多蕗の意味深な行動…
何らかの形で桃果と再開することは多蕗も望んでいるはず。
ゆりとの生活に満足しているようには見えないし、他の目的がありそうには見えない。
ゆりを出し抜いて、日記の力で桃果と二人っきりの世界に乗り換えるくらいならいいんだけど…

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