『名探偵プリキュア!』2クール目まで見終わった時点での感想
『名探偵プリキュア!』の2クール目を見終わった時点での感想です。厳密には26話(キュアエクレールの初変身回)まで見た時点での感想です。
むしろ推理が倍増した
・1クール目の方の感想で
「推理形式は無理があるから早く止めた方が良い。アルカナシャドウの謎を追う普通のストーリーを推理と言い張った方がマシだと思う」
と書きましたが、実際には
「1話ごとの事件解決のための推理」と
「アルカナシャドウ/エクレールの謎を追うための推理」
の2つのラインを並行して進める形で推理要素が増えました。
増えた結果どうなったかというと悪化しました。当たり前ですね。
二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますが、1つの推理すらまともに扱えていなかったスタッフが平行して2つ進めるなんて不可能に決まってました。
事件は導入も雑、論理も雑な内容が増え、酷いときには「変装して相手がいる目の前で奪い取って逃げる」という”強盗”としか言いようがない犯行までありました。
まっとうな推理とは言い難いクイズ形式のゴウエモンの迷宮の方がよほどマシに思えるくらいでした。
・メインストーリー要素の方も内容がありませんでした。
主人公たちに推理力も行動力も相変わらず無いせいで、ストーリー要素の提示方法の大半が「敵かゲストから教えてもらう」で進みました。
もう「名探偵」どころか推理ものの看板さえも下ろすべきだと思うような見るも無惨な有り様でした。
探偵とか名乗っていないプリキュアシリーズの主人公の方がよほど読解力も思考力もあると思います。
「だから止めた方が良いって言ったのに…」どころか予想を上回る酷さでした。マジで良いところがありません。
主人公たちのキャラ描写も初期目標であるアンナが未来に帰る話やポチタンの話も全部止めて、アルカナシャドウとエクレールに絞ってこのクオリティなので救いがありません。
「大失敗」「稀に見る愚行」といった単語でこの感想を終わりにしたいくらいです。
失敗の原因が「誰かを持ち上げようとすると、他の誰かをアホにしないと描けない」という基礎的なストーリー構成能力の欠如なのでどうしようもありません。
探偵ものは「犯人は頭が良かったが名探偵はもっと頭が良かった」が基本なので探プリスタッフは根本的に向いてないと思います。
・無いも同然の各回の事件を除くと2クール目のメインストーリーは「アルカナシャドウの謎」編と「エクレールは誰だ」編の2つに分かれていました。概要はここまでにして具体的な内容はそれぞれ分けて書いていきます。
アルカナシャドウ編
・「望みがあるとすればアルカナシャドウだろう」と第一印象の記事で書きましたが、残念ながら望みは特にありませんでした。
推理要素のすり替えもありませんでしたし、アルカナシャドウことルルカが特に面白くなりませんでした。
「見た目が良い」以上の内容が無かったからです。
基本的にやることが
「私は事情があって怪盗をやっているんだ。だが説明はしない」と
「お前ら若造はぬるいと先輩風を吹かす」の2種類しかありませんでした。
ストーリー的にはプリキュアで怪盗というグレーゾーンの立場を活かして「嘘」についての掘り下げを行ってほしかったのですが、実際には「私のやってる怪盗活動は見せかけで本当はやりたくないんです!」という自己弁護に費やされてしまいました。
2クール目が終わってもこのスタンスが変わらなかったのでアンナやポチタンの話同様にルルカのお話も早々に停滞してしまいました。
・悪役やライバルキャラとしても全然でした。
スタッフの腰が引けすぎていたからです。
「印象が悪くなるから基本的にプリキュアにパンチやキックをしないで、バンク映像のビームを撃つだけ。『必殺技を受けて倒れるアンナたち』みたいな状況すら避けるからアンナたちも攻撃されても基本的にピンピンしてる。パンチやキックを当てるときは絶対にガードさせる」
「ルルカが主犯として事件を起こすときでも、実際に盗むのは唐突に乱入してきた怪盗たちでルルカの手は絶対汚さない」
「ボスに指名されようが脅されようが、他の怪盗の加勢はせず、ハンニンダーが倒されたらもう戦う必要はないと勝手に帰る」
と、腰砕けにも程がありました。こんな体たらくでは「だったら最初から悪役にするなよ…」と呆れるばかりです。
・やってることは結局犯罪の片棒を担ぐことなので印象が悪くなることも全然避けられませんでした。
スタッフは主犯でなかろうと犯罪とわかっていて加担した時点で犯罪者だということを知らないのでしょうか?
やるならやるで「悪党からしか盗まない」とか「盗まれたことが被害者にとって結果的にプラスに働く」とか逃げ道は有ったと思います。
・アルカナシャドウ編で致命的だったのは「途中でいつの間にかエクレール編に切り替わった」ことだと思います。
初変身した11話から長く見ても、主犯で関わったエリザ登場2回目の猫探しの16話まででアルカナシャドウ編は実質終わりでした。
21話からエクレール編が始まり、17~20話がクレア2回目兼アンナのホームシック回、名探偵コナンとのコラボ回、修学旅行と列車強盗回、孤島とジェット先輩でルルカの出番は全然ありませんでした。
16話もルルカが主犯だったものの、中身は実質エリザがメインだったので湖で写真を見つけた15話が実質的なアルカナシャドウ編最後の回でした。
目的も動機も不明瞭でアンナたちがルルカ相手に一矢報いることもないうちに主役回が終わってしまい、エクレール編では「エクレールのパートナー」に格下げされてしまって拍子抜けでした。
エクレール編
・正式に始まったのは21話からでしたが、候補者の初登場が14話からだったので実質的には2クール丸々がエクレール編でした。
そんな大掛かりなエクレール編でしたがアルカナシャドウに輪をかけて悲惨でした。
まず始まりから圧倒される壊滅っぷりでした。
20話のラストで次回予告の代わりに「キュアエクレールは誰?キャンペーン!」とか言い出して企画が始まって唖然としました。
この時点ではエクレールの正体どころかエクレールという名前すら本編では出ておらず、私のように本編外の情報を仕入れないタイプの視聴者にとっては
「そもそもキュアエクレールって誰だよ?!」
と思わされる展開でした。
マジで「なんか勝手に盛り上がってる」と言うしかない状態でスタッフとの温度差が著しかったです。
次の回からは番組冒頭でも主人公2人が声を当てたミニ寸劇形式で「今日登場するのは◯◯さん。この人がエクレールなのかなぁ? う~ん、わかんない…」とかやり始めて違和感が凄まじかったです。
本編でエクレールの名前も別のプリキュアの存在すら知らない2人が当然のごとくエクレールや候補者のことを語っていて、ミニコーナーは本編と関係ないなどメタ的な事情を何も知らない子供だったら「アンナたちが急に意味わかんないこと言いだした!」と更に混乱したと思います。
・内容の方はもっと壊滅的でした。
普段の事件は更に劣悪になり、事件に割く時間が無くなったため推理が必要ない強奪事件ばかりになりました。
最近のプリキュアでよくある「話とは関係なく唐突に今回の被害者モブが登場して速攻で怪人を生み出す材料にされる」やつの強盗版です。
鵜呑みにするのが探偵
・アンナたちがエクレールのことを知る過程もめちゃくちゃでした。
「勝手に誰かが教えてくれる」が基本でした。
エクレールの存在を知る過程は死ぬほど酷かったです。
怪盗のアゲセーヌがいきなり「あのプリキュアの写真返してよ。え? あの写真がプリキュアだって知らないの? あれエクレールってプリキュアで湖で戦ったやつだよ」と聞いてもいないし写真すら目の前にないのに一から全部説明してくれました。
それ以降も大半の内容が敵かゲストが言ったことをそのまま鵜呑みにするだけでもはや「推理とはいったい…?」と考えたくなるような哲学地味た曖昧さになっていきました。
・キャラクターもめちゃくちゃで主人公のアンナとミクルですら露骨な操り人形になっていました。
中でも飛び切り酷かったものを例に挙げるとこんなやり取りがありました。
A「これまでの捜査の過程でずっと違和感を感じてきたんだけど、理由がわかった! 物の配置がおかしかったからだ! 音楽室の肖像画は順番が変になっていたし、美術室では棚に閉まってあるはずのキャンバスが机の上に置かれていた。これはきっと誰かが動かしたからだ! これは怪奇事件なんかじゃない人の仕業だ!」
B「物の配置が変わってるなんてそんな細かいことによく気づいたね~」
はい、どちらが”名探偵”の台詞かは一目瞭然ですね。当然下のアホ面してる方です。
上は探偵でもなんでもなく、学内で起きた事件の捜査に同行している生徒会長さんの台詞です。
「…これが探偵の言うことか?」と本気で腹が立ちました。細かいことに気づかない探偵って探偵失格でしょ! そもそもそんなに細かいことじゃないですし。
こんな迷探偵じゃ「部屋にはガラスが散乱して窓が割れている。う~ん、犯人はいったいどこから入ったんだろう?」とか真顔で言いそうです。
前から怪盗など登場人物を話の都合に合わせてアホにすることに躊躇いが無さ過ぎるとは思っていましたが、主人公たちでさえ平然とやってのけるとはさすがですね。
そこはある意味感心しました。この思い切りの良さや徹底した主義が良い方向に働いていたら良かったんですが…
自分で考えれば迷推理
・他にも毎回の超推理が目に余りました。
今回のゲストが「名探偵は2人みたいなコンビだ」と言っていた…
事務所にはかつてルルカが住んでいて今はその部屋にアンナが住んでいる。そして事務所にはもう一つ同じ間取りの部屋がある。
…つまりプリキュア=名探偵であるルルカにはパートナーがいて、そいつがエクレールだったんだ!
と言い出して呆れました。
まず「ゲストが名探偵と言えばコンビだと言っていたからルルカにもパートナーがいたんだ!」という仮説に根拠がありません。ルルカは一言もそんなこと言ってないしロンドンのルルカの資料にもそんな記述はありません。
「事務所に同じ間取りの部屋があるからもう1人住んでいたんだ!」も意味不明です。パートナーが一緒に住んでるとは限りません。最序盤のミクルも寮で暮らしてましたよね? あの時点のミクルはパートナーでも何でもなかったと言うつもりですか?
そもそもルルカには”マシュタン”というお供妖精がいるんですよ。マシュタンが「パートナーでもプライバシーは必要よね(ルルカも年頃だから一人になりたいときもあるでしょ)」とかやってただけかもしれません。
同じ間取りに至ってはマジで意味不明です。だいたい「あの事務所を建てたのがルルカである」とは一言も言われてないんです。
最初に建てた人が使っていただけでルルカの頃には使われてない空き部屋だったかもしれないし、おまけに部屋は他にもあるんですよ…
それを言うなら「いや、待て他にもジェット先輩が使ってる部屋もあるな。応接室も布団を敷けば住めるな。プリティーホリックにしてる2階を区切れば何人も住めるな… つまりプリキュアはあと3~10人くらいいたんだ!」とか言えちゃいますよ?
・他にも「エクレールには記憶がない… ルルカさんが予告状まで出して盗もうとしたのは、シルクさんの無くした記憶を呼び戻そうとしたから?!」
ってルルカは美術館のときにも予告状を出してるんですよ… マコトジュエルを盗みに行くから予告状を出すんです。仮に予告状に意味があるとしたら美術館の館長もエクレール候補として疑わないといけないのになんでアンナたちは無視してるんですかね?
百合の花と記憶に至っては根拠も行動もめちゃくちゃでした。本当にそう思うなら香水なんて作ってないで今すぐ候補者を事務所に連れてきて生の花の匂いを嗅がせればいいでしょ… 本気で探す気あるんですか…?
・こんな馬鹿過ぎる展開を「候補者4人の紹介とエクレール登場回であと最低5話は終わりません!」と宣言されてたんだから本当にうんざりしました。
しかもエピソードの内容が露骨に正解であるクレアを贔屓していたので推理も糞もありませんでした。論理的に考えなくても見た目や優遇具合でモロバレです。
解答編の冒頭でもクレアだけアンナたちの事務所を訪れて露骨に時間を割かれていました。
あれじゃ仮にエクレール編を1話も見ずに冒頭の寸劇でだけ企画の趣旨を知ってる人が解答編だけ見てもクレアが一番それっぽいとわかっちゃうと思います。
推理ってのは論理的証拠で証明するべきものであって、「出番が多いから」でわかっちゃうって三流過ぎるでしょう。
こういう仕組みだったらまだマシだったのに…
・これが推理が2段階になってたならまだ理解できました。
子供向けには文字通りの「誰がエクレールなのか」で簡単にわかるようにする。
まともな推理モノとしては「なぜアンナたちは/視聴者はクレアだと確信できたのか」その根拠になる理屈や描写を探し当てることを推理とする。
こういう形式だったなら露骨な誘導も有りだったと思います。難しすぎて子供が楽しめないものを作っても仕方ありませんからね。
でも実際は解答編もガバガバでした。そもそも推理どころか「エクレールは誰だ」を当てた人が作中で誰もいませんでした。
偶然クレアと出会って、偶然香水が割れて、特に根拠のない「匂いの思い出が記憶を呼び起こす」という仮説が当てはまっただけでした。
仮にエリザやシルクがエクレールの正体だったら香水が割れた時点で詰んでるだけでした。
何なんですか、これは…
もう推理ものとか以前に展開として異常だったと思います。
ギャグみたいな展開
・終わってから振り返ってみれば全体の展開もアホみたいな内容でした。
敵ボスのウソノワールは「予言書の期日までにマコトジュエルが1個も集まらなかった! 仕方ないからこのエクレールのマコトジュエルを使おう。部下に危険だと止められたけど大丈夫やろ→暴走しましたw」という何重にも余裕ぶっこいてたアホでしかなく、
主人公のアンナとミクルはず~と他人の言う事を鵜呑みにして迷推理を披露していただけで、香水を作るのはジェット先輩任せ、解答編になってもエクレール探しもポチタン任せで該当者のヒントすら出せない役立たずっぷり。
トリックスターっぽく振る舞ってたルルカも冷静に考えてみるとエクレールの復活阻止は具体的には何もしてない。アンナたちが自分から香水を作るとか手の内を明かしていたのに妨害すらしてない。
ウソノワールには普通に勝ててないし、エクレールのマコトジュエルも事前に奪えてない。最後はヤケクソでアンナたちと共闘したけどまるで歯が立たない。
周りよりも事情を知ってるから偉そうな顔をできただけで実際には何一つ上手く行っていませんでした。
・登場人物全員がデタラメな行動しかしてなくて、これじゃ推理が成立しませんよ!
「もしも推理小説の登場人物にバカしかいなかったら」ってタイトルのギャグ漫画のようでした。
これで事件や被害が大きくなってる一方なので探偵どころかヒーローとしての素質すら疑わしくなってきます。探偵どころかプリキュアの看板も外した方がいいんじゃないですかね?
頭から尻尾までスッカスカ
・エクレール編はアルカナシャドウ編に輪をかけて悲惨な内容でした。
始まりからドン引きで最後まで馬鹿みたいな内容でした。
酷さしかない推理を増やしたから当然の結果ですが、酷すぎて笑うことすらできませんでした。
クレア/キュアエクレール
・エクレールのデザインは産業革命頃のヨーロッパの淑女風という感じで普通な印象です。
名前の主な意味であるはずの「雷」感は全然感じません。完全に「きらめき」の方に吸われたようです。
でもデザインにきらびやかさは特に感じませんし、スポーティーなわけでもありません。
途中まで蝶に見立てられていたり、衣装デザインもどう見ても蝶だらけだったり、メインモチーフがかなり曖昧なように感じています。
そもそも探偵要素はどこにあるんでしょうか?
アンサーやミスティックもそうでしたけど、悪い意味で”プリキュアしてる”なぁって感じで印象が良くありません。
・クレアの人格は今のところ掴めていません。
エクレールになる前は超然とした洞察力と鋭い発言で20代だと思ってたくらいに大人びていました。
有能過ぎて人間味が薄く感じるくらいでした。
ところが記憶を取り戻した途端に印象が大きく変わりました。
全て思い出して戦場まで乗り込んできたはずなのに変身までよくわからない時間経過があったり、余裕ぶっこいた挙げ句に目を回して戦闘不能になったり、どちらかと言うとポンコツに見える言動に変わっていて戸惑いました。
これが順序が逆で「ぽわわーんとしてたのが記憶を取り戻した途端にキリッとする」なら全然わかるのですが、なぜか無能方面に切り替わったので全く理解できずに困っています。
「スタッフは思いつきで書いてるから整合性が無いだけです」以外の真実があると良いのですが。
・ルルカの態度からすると「エクレールに変身することは危険性を秘めている。以前のウソノワールとの衝突で記憶を失ったのもそれが原因。クレアもリスクを知っているから躊躇っていた。本当は怖くて仕方ないのだがヒーローとして振る舞うために強気な演技をしている」とかは全然イケそうです。
ただ、これをやっちゃうと「自分たちじゃ勝てないからエクレールを探そう!」と他力本願で丸投げしていた主人公たちの罪状が更に増えちゃうんですけどね…
エクレール編の感想
・エクレール候補者探しは個人的には価値観が全く合いませんでした。
「地面に叩きつけられそうな赤ちゃん(ポチタン)と記憶を取り戻すのに必要なアイテム、どちらを助けに行くか?」というシチュエーションでアイテムの方を選ぶのが正解って… 逆でしょ…
「エクレールじゃないからダメ。記憶を失う前はエクレールだったから良い」という趣旨が私にとってはクソ喰らえな考え方でした。
「今目の前相手を救うのにエクレールが必要だって言うなら私がなってやる! エクレールだったかどうかなんて知ったことか! 今ここでなればいいだけだろ?!」
くらいの意気込みこそがヒーローにふさわしい気質だと私は思うので過去がどうの生まれがどうのって方を重要視する姿勢に引きました。
それまでは達観したような年齢にそぐわない口ぶりだったのに、土壇場になったら延々とグジグジ言い始めたクレアなんかより目の前の命に必死に献身的に対応したレイやシルクの方がよっぽどプリキュアになってほしいと思いました。
おかげで直接やらかしたわけでもないのにクレア/エクレールの印象が無駄に下がっています。
・無難にまとめるなら解答編ではクレアは傍観者の立ち位置にして
香水よりもポチタンを助けることを優先したレイ。
見知らぬ子供を気遣うことを優先したシルク。
必死に香水をキャッチしようとしたものの途中で転んで目の前で香水が割れてしまい自分の無力さを嘆くエリア。
それを見ていたクレアが「そうだった… こういう優しい人たちを守りたいと思ったから私はプリキュアになったんだ…!」
と、香水ではなく初心を思い出したことをきっかけに記憶を取り戻す展開にすれば、他の候補者にも存在意義が生じてただのミスリード要員にせずに済んだと思います。
・「変身」という概念とも合ってないところは普通にマズかったと思います。
変身とは年齢も性別も生まれも育ちも努力もお手軽に超越して別のものになれるところが醍醐味の1つのはずです。
変身ヒーローのシリーズを謳っておきながら自分から意義を否定するのは本末転倒だと思います。
推理要素は論外
・推理としてはシュシュタンの存在がアウトだったと思います。
「フィールドに入れたのはシュシュタンがいたからです。あれが大きなヒントだったんですよ」って、こっちはフィールドに入れる具体的な条件を知らないんですよ!
だいたい妖精が一緒にいればOKなら、なんでポチタンを抱えていたレイは一人だけ置いていかれて困惑するハメになったんですか?!
「プリキュア経験者なら入れる」とか「実はクレアは妖精」とかそういう条件も全然通るのに、初耳な設定を後出しでいきなり出すのは推理ものとしては論外だと思います。
・「物に変身できる妖精もいます」という設定が初出なことも推理ものとしてはダメだったと思います。
今まで「人間の姿に変身できます」とは言われていたのにその設定は使わないで新設定を出すなんて完全に無しでしょう。
こんなの推理小説でタブー扱いされていた気功を使える中国人や超能力者と大差ないと思います。
推理ものならロジカルに「この中にエクレールがいます(それ以外もただの人間とは言ってませんよ=エクレールのお供妖精もこの中に混じっています)」といった形にする方が順当だったと思います。
エピソードの内容的にエリザが妖精なんだろうと考えていましたが、ハズレどころか全く関係ないところから妖精が生えてきて愕然としました。
それが有りなら「エクレールがこの中にいる…なんてその考えが間違いです!(全く知らない人がエクレールに変身する)」っていう展開だって通っちゃうじゃないですか!
設定を出したいなら狐モチーフだけにマシュタンがいろんな物に変身できる設定を出しておくとか、ジェット先輩のエピソードに出たモブ妖精やロンドン事務所職員の調査過程で物に変身できる設定を出しておくことは簡単だったはずです。
・そもそもシュシュタンはなんでもっと前にアンナたちに助けを求めなかったんでしょうか? そこが一番の謎です。
常識的に考えればずっとそこにいて意識も保っていたなら、怪盗団の活動やアンナたちがプリキュアとして戦っていることを知り、アンナたちとクレアに面識ができた時点でシュシュタンが自分から姿を現して
「(アンナたちにキュアエクレールとクレアのことを説明して)記憶を取り戻す手伝いをしてほしい」と持ちかける方が自然だったと思います。
最低でも25話冒頭でクレアが事務所を訪れて写真のことや香水のことを聞いた時点で姿を現すだけでも解答編の内容を丸々ショートカットできました。
シュシュタンもクレアが再び戦うことを望んでいなかったとかならわかりますけど、そんなふうには全く見えませんでした。
6話以上もかけたプリキュア基準では超超長編がストーリーも推理もこの様ではもう何の期待も持つ気になれません。
主人公が空気だった
・エクレール編はしょせんエクレール編であり、単体で完結していたので「見なかったことにしよう」と損切りすることもできなくありません。
最近だと特に「追加戦士加入エピソードが終わってからがメインストーリーの本格スタート」みたいな感じがよくありますからね。
しかしながら主人公たちがず~っと空気だった点は明らかに致命的でした。
26話まで経った現在でも人物描写の積み重ねがなく、視聴当時はかなり唐突に感じた6話が一番マシな描写で一番まともなエピソードでもあったように思えてきています。
というか、客観的に事実を振り返ってみてもアンナとミクルの個人エピソードらしい個人回や人物描写が他に見当たりません。
絵画の話とケーキ作りの話でアンナと母親絡みで少しあっただけでマジで何にもありませんでした。
ミクルに至ってはケーキ作りのときにやったことが「アンナのために私ができることは…そう、体力作り! 体力をつけて頼れる存在になるぞ!」くらいでした。
「体力つくり」と「頼りがい」をかけていたつもりなのかもしれませんが、こんなギャグ扱いで貴重な2人のエピソードを消化してる場合じゃないだろ?!とスタッフの正気を疑いました。
・人物描写がない一方、探偵としてはルルカやエクレール候補持ち上げのために無能な醜態を晒してばかりだったので「名探偵」という肩書すら自分で台無しにしていて印象が悪くなる描写は充実していました。
エクレールは誰だ編は本当に情けなかったです。
人物描写以外にもマジで何にも能動的に行動してないんですよね。
「ウソノワール強い! あんなのが襲ってくるなんてどうしたらいいんだ?!」から始まったはずなのに、急にルルカのことを調べ始め、調べ始めた理由も「ジェット先輩がロンドンに問い合わせをしてその回答が来た」ことがきっかけでした。
その後も何もしないまま無為に時間を過ごし、なぜか急に「エクレールを探そう!」と言い出してルルカのことも放置し始め、結局ルルカもエクレールも特に成果が無いまま予言の期日を迎えてしまいました。
こんなに無気力で何の成果もない主人公たちってすごいと思います。
普通特訓したり、伝説のアイテムを探したり、「予言を阻止するためにマコトジュエルを奪わせないようにしよう!」と戦わない方向で現実的にベストを尽くしたり、もっとまともなアプローチをしますよね。
ルルカの調査もエクレール探しも何のためにどうしてそうしようと決めたのか全てが曖昧でした。
おまけに推理すらしていません。全部他の人に教えてもらったか、突然ストーリーの都合という名の電波を受信したかのどちらかでした。
あまりにも酷すぎて「エクレールだけじゃなく他の候補者3人もプリキュアにして、現行の無能なカス3人は全員クビにして4人で新生名探偵プリキュアを結成してくれないかな…」と思ってしまいました。
だって正義感も推理力もレイたちの方が完全に上なんですもの。主人公たちの価値が「プリキュアに変身できること」以外に見当たりません。
・スタッフのやる気までゼロだったところはどうしようもなくダメでした。
エクレール解答編くらいは花を持たせる方法があったと思います。
アンナたちがウソノワールと戦いながら論理的証拠を挙げつつ推理をして「つまりエクレールは!」→答え合わせは一人で探しに行ったポチタン目線で描写。
みたいにすれば「推理してないじゃん!」なんて論外なツッコミどころは消せたはずです。
だいたい誰かに教えてもらったことを鵜呑みにするなんてアホなことをするくらいなら、突然賢くなって閃いた方がマシでしょう。
それすらしないのは「スタッフが過程を考えるのを面倒くさがったから」以外の理由が思い浮かびません。
キャラとしてはジェット先輩の方が目立っていた
・メインストーリー扱いのルルカとエクレール候補を除くと、人物描写が一番充実していたのはジェット先輩でした。
印象の良さならルルカとエクレールを含めてもぶっちぎりでジェット先輩です
8話の発明秘話は普通に良い話であり、ジェット先輩の人柄を感じさせる内容で良かったです。
プリキュアに付き物の「可愛い」を上手くキャラクターの言動に落とし込んであった点は個人的にはポイントが高いです。
おかげでプリティーホリックの導入もいくらかスムーズでした。
・20話の孤島の話も島の歴史に残る恩人扱いされるほどの聖人っぷりながら全く驕らない清らかさでアンナたちに爪の垢を飲ませたいくらいでした。
個人回以外でも、苦手なのにプリティーホリックで接客をがんばったり一生懸命商品開発をしたり、アンナたちに香水作りとかいろいろ丸投げされてもちゃんと仕上げたりと印象が良くなる内容が小刻みにありました。
攻撃を見て6話のときに助けてくれたのがアルカナシャドウだと気づいたり、マシュタンを占い妖精だと見破ったり、推理面でも優秀でどこぞのアホよりよほどまともな推理をしてると思いました。
・その代わりに「アンナたちってほんと糞だな。少しは自分でやれよ…」とか「名探偵ジェット先輩にタイトル変えなよ」とか思ってしまいましたけどね。
全員平等に空気ならともかく、なんでお飾りで本来はわりとどうでもいい立ち位置のジェット先輩が一番目立ってるんだか…
ルルカの話は弱いと思う
・26話のラストでルルカが怪盗団ファントムを乗っ取ってボスの座に座った(推定)ところで終わりました。
個人的には反応が薄かったです。意外性も気になる内容も特に無かったからです。
今までとの違いがわからないんですよね。
こういうのって「味方だと思ってたやつが敵に!」とか「悪党でもしょうもない小者だと思っていやつが実は!」みたいな驚きがあって成り立つ展開だと思います。
その点、ルルカは元々一応は怪盗団として活動していたキャラであり、ウソノワール対策に共闘しただけで味方になったこともなく、目的も恐らくクレア/エクレールを戦わせないことで本質は以前と同じように見えました。
個人的には看板を付け替えただけで別物と言い張っているような印象で話にノレていません。
どうせ「全てはクレアを守るためだったんだ! それが”真実”!」とか言い出すんだろうなと疑っています。
本気で悪役に仕立てるなら
「仲間になったから仲直りの握手…のフリをしてポチタンから集めたマコトジュエルを奪う」とか、
「倒したウソノワールを捕縛して尋問しようとするジェット先輩やアンナたちを後ろから攻撃してウソノワールやニジーたちを連れて逃げ去る」
くらいの今までのヌルい悪行とはスケールが一段階上のことをして見てる側の気持ちを引き締めてほしいものです。
・相変わらず腰が引けまくってるせいでどうせ後で別の悪役が出てくるんだろうな…と冷めた目線で見てしまいます。
使えるパーツから考えると「ミラージュの書を書いた著者にして、ルルカにクレアの未来をいろいろ吹き込んだ預言者/未来人ノストラ”ダマス”」とかそんな感じのがラスボスに据えられるんでしょうかね。
ウソノワールの出自を誰も知らないとか、ウソノワールの鎧に刻まれていた菱形マークとアルカナシャドウの髪飾りやアルカナスターレインが似てるとか、明らかに共通する軸の存在が匂わされているように感じました。
交代するのは合体必殺技が出る32話かなと考えています。早ければ夏休みが明ける30話あたりも考えられますが、この引きからルルカの味方化まで行くなら30話じゃ早すぎる気がします。
・主人公たちが空気という点もルルカの悪役ムーブに気が乗らない理由の一因です。
悪役にも相手役が必要です。その相手というのは当然プリキュアです。
このままだと全く盛り上がらないアンナたちとプロレスするか、相手役が旧知の仲のクレアしかいないので迷探偵共々、視聴者も蚊帳の外に置かれて知らない話を延々と聞かされることになりかねません。
これじゃエクレールは誰だ編の二の舞いです。
本質的には第一印象から特に変わっていない
・2クール目の結論はこんな印象です。
「推理がどうしようもなくつまらないから無くした方が良いと思う」
「主人公たちの話やメインストーリーが進まない」
「人物描写も薄くて積み重ねもないからキャラも薄い」
どれも第一印象の時点で思った問題ばかりです。
新しい要素も特になく、むしろ「エクレールは誰だ?」編など余計に悪化したくらいでした。
・全話数の半分が過ぎても6話時点と大して変わってないのはマズいと思います。
先に対する積み重ねもないどころか、30話以降になってから突然アンナの話に方向転換する可能性が高いので、先にやってきたルルカやエクレールの話が「最近ルルカたちの出番なくてつまんない」と言われ、重荷になる可能性さえあると思います。
総じて「その場その場で完結しているインスタントな展開だけで大枠が無い」ので期待を持つことができません。
推理はどうせアホみたいな理屈で解決。解決したところで強盗されてバトル。
ストーリーはエクレールなどポッと出か、ルルカやアンナのように同じ要素を延々と引き伸ばすだけ。
1話辺りの楽しみが充実しているならまだしも、7、8割は無味乾燥とした推理だけ。
これじゃ短期的にも長期的にも満足感が得られません。
第一印象←
こんにちわ、感想投稿お疲れ様です。
返信削除今作はSNS上での盛り上がりが大きい作品になりましたね、特にアルカナやエクレール回りの過熱はかなりのものでした。
でも【大きなお友達】向けの需要だけでなく、子供向けの企画としても面白かった印象を受けました。
漫画やアニメで「次は●●が仲間になるんだよ!!」みたいな予想で小さな子が盛り上がるのは、世代を超えて共通なんですね。
今までのプリキュアシリーズでも、意外な人物が仲間入りする事は稀にありましたが。
番組企画としてプリキュア予想を煽って、家庭内での遊びを提供したのは面白い試みだったと思います。
___
ストーリーについて。
かなり話の全体がボヤけてきてるというか…………。
これ『名探偵』の物語じゃなくて、『予言に立ち向かう物語』にすり替わってますね?
それも現状はアルカナだけが予言の真意を知ってるっぽくて、行動を起こしてる唯一の人物。
肝心のアンサー&ミスティックは蚊帳の外という。
やっぱりバトル路線に引っ張られやすいんでしょうね。
第2クールの「1999年の恐怖の大王と戦う」って部分だけ切り出すと、もう完全にバトル系のプリキュア。
ただ個々のお話ではキラリと光るものがあったと思います。
第11話は第1シーズンの終盤にふさわしく、印象的な回でした。
『物に思いが宿る・マコトジュエルが引き寄せられる』≠『物品として価値がある・本物である』というのは興味を惹かれました。
嘘の首飾りが人々の想いを集め、マコトジュエルも宿った。
果たして、それを偽物だと言い切っていいのか…………? 偽物やウソは絶対に悪いものなのか?
番組中盤までは色々と考えてたんですが、最後が『今後は本物が展示されます! 解決!』で終わっちゃうので台無しなんですよね。
ちょっと惜しかったです。
ここから煮詰めていって「思考」や「物事の真実」という方向性でストーリー構成ができていれば…………。
もっと『名探偵プリキュア!』というタイトルにふさわしい内容になったかもしれません。
___
続く第12話も「嘘」にまつわる話でした。
これもキュアアルカナの言葉には考えされられるものがあって面白かったのですが…………。
なんだか問題の提起は上手いのに、それに対しての答えが成立してないのが気になりました。
アルカナの「いらなくなった物に価値を与えて、それを貰っただけでしょう。何がいけないの?」
これには説得力があります。
けれど、これに対するアンサーがゴリ押しなんですよね。
「でも、あなたの言葉でまさみさんはミサンガが大切だと思ったんだから。それを奪うなんて許せない!!」
論点がずれていて、そもそも会話が成立していません。
しかもラストの「用済みの探偵事務所に、あなたたちは価値を与えた。そのミサンガみたいに」
の言葉は反論の余地が無さ過ぎたせいで、アンサー達も「ええ!?」と驚くだけでシーンが切り替わりましたからね。
おそらくアンサー達が返事するシーンが作れなかったのでしょう。
だって、これを掘り下げると
「…………もし、キュアアルカナが『やっぱり事務所が大切だから返して!!』って言いだしたら、私たちは出てかないとダメかな?」
「そんなの嫌だよ!! でも、私たちは同じ事をミサンガで言ったんだよね…………」
となるので。
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設定について。
プリキュアだと無視しがちなご都合設定を一部解消してるのは偉かったです。
「なぜキーアイテムが主人公の街に出現しまくるのか?」→「世界各地に移動してたジュエルが、マコトミライ市で捕捉・襲撃される。破片となって散らばった」
「なぜラスボスが自分で戦わないのか」→「ラスボスの力に世界が耐え切れず、無茶をすると世界が壊れかねない」&「予言に従って行動を決めているから」
普段はスルーしがちな問題点に回答を用意したのが好印象です。
その反面、バトル方面の盛り上がりは希薄ですね。
新技(剣モード)とか何の脈絡もなく習得してたし、誰もリアクションしないから、さすがに少しビックリしました。
必殺技や合体技も必要最低限だし、これはもう意図的に作りこんでいないんでしょうね。
※追伸
…………最新の27話を見てから、このコメントを書いてるのですが悪化しました。
エクレールの固有技が『短時間の身体能力アップ』なので、通常の作画だととんでもなくショボくなります。
技を使った感じが一切しなくて、普通にただ動いてるだけです。
ココアさん、こんにちは。
削除>番組企画としてプリキュア予想を煽って、家庭内での遊びを提供したのは面白い試みだったと思います。
私は否定的です。
フレプリなど新しいプリキュアの登場で期待を煽る流れはありましたし、それ自体は悪いことだとは思っていません。
しかしそうしたいだけなら「作中で存在をほのめかす(例:かつてウソノワールの野望を打ち砕いた謎の存在)」などで充分であり、「エクレールは誰だキャンペーン!」なんてやる必要性は無いと思います。
存在をほのめかしたりするだけでも、見ている側は「どんな人なんだろう?」「登場したどうなるかな?」と勝手に考えたりしますよね?
もう一つ決定的に否定する理由は「企画の出来栄えが悪い」からです。
準備しておいてこの内容では普通にダメだと思います。
時間を使った分だけアンナたちの描写やルルカの話が犠牲になっていてマイナスばかりが目立っています。
たとえば、26話までの脚本を見せられた状態で「こういう内容で企画をやろうと思うんですけどやって良いですよね?」とGOサインを求められたら、私だったら「つまんないから没」と返したいです。
>これ『名探偵』の物語じゃなくて、『予言に立ち向かう物語』にすり替わってますね?
そういう線で語るなら、私としては「ただ、目の前の出来事に猪突猛進してるだけで何も考えてないアホ主人公の物語」と評しますかね。
ルルカの話からエクレールの話にすり替わったりしてますけど、ルルカは予言は関係ないですからね(少なくともアンナたち目線では)。
「嘘」の話なので「そもそもルルカが信じた予言が嘘です。ルルカはエクレールが死ぬとラスボスに騙されて利用されてただけの被害者なんです!」とか言い出しても不思議はないと思っています。
>やっぱりバトル路線に引っ張られやすいんでしょうね。
引っ張られるというか村山さんの頭の中に「プリキュア=バトルである」という認識しかないんだと思います。
プリキュアと言えばバトルと言えば浄化ですけど、まほプリもスタプリも探プリも「幹部を救う!」とかそんな話一度もしてませんから。
普通のプリキュアだったらルルカも「なんか訳ありで嫌々やってるだけみたいだから真相を探って助けてあげよう!」と意気込むだけで謎解きも何も関係なく普通の善意でストーリーに組み込めたことだと思います。
>ここから煮詰めていって「思考」や「物事の真実」という方向性でストーリー構成ができていれば…………。
できたら良かったんですけど、実際にはやろうとする素振りすら見当たらなかったという印象です。
本来なら登場人物が率先して考えることに違和感のない題材のはずなんですが、実際には普通以上に何も考えない鵜呑みマンですからね…
怪盗相手も終始「だから盗むのがそもそもダメだって言ってんだろ!いいから返せよ!」の一点ぶりで会話が成立しませんし。
正義の味方としてはそれでも良いんですけど、ルルカに謎の同情を見せたりするせいで矛盾を引き起こして意味不明になってると思います。
>普段はスルーしがちな問題点に回答を用意したのが好印象です。
それ自体は良いことだと思いますけど、探プリの実装だと私はむしろ否定的です。
そういう理由を用意した結果、敵側の手加減感が露骨になって主人公たちが情けなく見えてると思います。
スルーする作品の中には「そんな明らかなデメリットを背負うくらいなら不自然さを通す方がマシだ」という考えで割り切ってやってる作品も少なくないと思います。
わざわざ踏み込むなら充分な納得感やそこからつながる展開を用意して、そこで始めて良いことだと言える行為だろうと私は考えます。
>必殺技や合体技も必要最低限だし、これはもう意図的に作りこんでいないんでしょうね。
バトルや販促のやる気は全く感じられませんね。
普通に「ウソノワール対策に特訓します!」とか「アンナたちの個人エピソードのついでに良い感じのマコトジュエルをゲットしました!」とやれば済むのに何も舗装されてませんでしたからね。
>エクレールの固有技が『短時間の身体能力アップ』なので、通常の作画だととんでもなくショボくなります。
まだ見てないけどそうなんですか。予想の範疇ですね。
プリキュアの作画は基本いまいちなのでその手の身体能力強化は使われないか、絵的には意味をなさないかのどちらかが当たり前だから期待していませんでした。
初登場回で目を回すとかわざわざデメリットを強調してたから「だから普段は使いません」という口実にしたいのかなと思っていましたが、そういう逃げ道の工夫すら無かったことだけは意外と言えば意外でした。
感想、お疲れ様です。
返信削除戦闘中にも、推理パートが入って探偵らしさは出てきましたが、
肝心の本筋が悪化するという、困ったことに。
私も、今回の「エクレールは、誰だ⁉」って企画自体は、斬新で面白味があるとは
思いましたが、上手く出来ていたとは、思えませんでした。
因みに、近所で行われていた投票でも、ぶっちぎりでクレアさんが一番でした。
皆、分かってたんですねー
>「そもそもキュアエクレールって誰だよ?!」
エクレール自身が登場していて、候補者のアリバイなどを崩していって、
視聴者も一体となって追っていけたら、話は変わったカモしれませんが、
たんプリのスタッフにそんな上手いこと出来るとは思えませんし。
個人的に、クレアさんは、好きな人には悪いですが
一番プリキュアになったらつまらない候補だろうなと、
思いながら見ていました。
他の候補が、探偵要素、決め台詞、ポチたんとの関係性と
要素を出している中で、ルルカとの関連性や、
主人公達の行きつけの店のスタッフ…っていうのは。
これから、人となりが明らかになることで、良さが出て来るんですかね
個人的に、候補の中ではレイが一番好きだったのですが、
何故なんでしょうね。
初登場時の、図書館で暴れる子供を叱るが、当人の言い分も聞いて、
読み聞かせをすることで問題を解決するという、
典型的な頭が固い生徒会長ではなく、相手に寄り添える柔軟な人物
ということで好印象だったのですが、
二回目の登場からやたら、ポチたん第一主義みたいな、
感じになってしまって、ショックでした。
私がちゃんと、観れていないだけなら、良いのですが。
シュシュタン関連で、私が一番ないと思ったのは、
「物知りなシュシュタンに、知らないことがあるなんて…」
の一言です。
物知りな場面も、活躍も見せていないのに、物知りだと明かし、
そのうえで知らないことがあると、下げる。
なんか、冒頭に顔見せしただけなのに、
あの~さんが負けるなんて…と噛ませ扱いされたキャラみたいで、
シュシュタンが可哀想でした。
アルカナシャドウは、プリキュアを倒すとか言い出して、
結局仲間入りしなくて、ノクス並みにめんどくせーな、と思いました。
可愛い話相手のマスコットがいるだけマシですが。
まぁ、後期エンディングを楽しみに、視聴を続けるとします。
マルゲリータさん、こんにちは。
削除>エクレール自身が登場していて、候補者のアリバイなどを崩していって、
視聴者も一体となって追っていけたら、話は変わったカモしれませんが、
たんプリのスタッフにそんな上手いこと出来るとは思えませんし。
そんな感じの方が一喜一憂もできて良かったでしょうね。
そんな発想がスタッフにあったらこんな展開にはそもそもなってなさそうですが。
>個人的に、クレアさんは、好きな人には悪いですが
一番プリキュアになったらつまらない候補だろうなと、
キャラクターとしては面白みが薄いように感じましたね。
優等生系の美人で思考が直感型の天才だとやろうと思えば何でもできてしまいそうです。
仮に味方入りしたらアンナたちとの組み合わせでは、アンナたちが不要になるか、クレアが突如アホになるかのどちらかになるのは避けられないだろうと思いました。
>二回目の登場からやたら、ポチたん第一主義みたいな、感じになってしまって、ショックでした。
描き方の是非はさておき、状況的にはそこは私は特に違和感を感じませんでした。
アンナたちと怪盗以外には絡む相手が見当たらなかったと思います。
レイはポチタンの正体を知らず、基本的に赤ちゃんか何かと思っているようでしたし、プリキュアとコンビであることも知りませんからポチタンの保護優先で動くことは不思議はないと考えました。
キャラクターとして面白みに欠けたり、それ以外の面の方が魅力を感じる点は同意しますが、それを言い出すと他のエクレール候補もルルカたちも大概だったのでここでは私は禁じ手としておきます。
>シュシュタン関連で、私が一番ないと思ったのは、
「物知りなシュシュタンに、知らないことがあるなんて…」
の一言です。
雑でしたね。
何か知的なことを言ってから説明がてら持ち上げるとか、
なんか妖精に詳しいジェット先輩に初登場時に「シュシュタン… あの物知り妖精のシュシュタンか?!」と言わせたり、
鎧を調べてるところで「ちょうどいいところに来てくれた。物知り妖精と呼ばれたシュシュタンの知恵が貸してくれないか?」と言わせるとか、
もっとスマートな紹介の仕方はあったと思います。
そもそも論で言うと今このタイミングで説明する必要があったかも怪しいと思っています。
次回以降の推理のタイミングとかでも問題ないような。
>アルカナシャドウは、プリキュアを倒すとか言い出して、
結局仲間入りしなくて、ノクス並みにめんどくせーな、と思いました。
本当に悪役を貫いてくれるならまだしも、腰が引けてて怪しいせいで「めんどくさい人」に見えちゃいますよね。
本当に正当性があったとしても「ちゃんと説明すれば良かっただろ!」になりかねませんし。