■先斗の過去
・先斗が地球を離れた経緯と「大嫌いだ」の真相が明かされました。
親を亡くして辛い子供時代を過ごし、環境にも恵まれず、地球に絶望して始末屋と接触して宇宙に出ていったようでした。
どうやら反発していたのは自分を救えなかったのに綺麗事を言うヒーローのほうだったようです。

・この辺りは大也も含めて比較的スマートにまとまっていると思いました。
大也も子供時代は恵まれない環境に心当たりのあるようでした。本人の境遇なのか、それとも力がなくて友達を救えなかったとかそういう過去なのかは不明ですが、そういう経緯もあってヒーロー活動をしているようです。
綺麗事を嫌う先斗に対して、「始末屋になって自分の過去とは決別できたのか?」と問いかける姿は良かったです。綺麗事でないと救えないものも有ると暗示されていました。

■先斗加入の経緯
・先斗の仲間入りの経緯はやっぱり弱く感じました。ハシリアンとの折り合いが悪くなった程度では弱いと思います。登場直後からの先斗の行動方針であった「カオスな方に回す」の真意すらピンと来ないのでは描き方が足りてないと思います。
ここまでの先斗のキャラクター性からすると、あくまで無頼漢のままで、ハシリアンの始末を建前に「友達と再会できた礼と友達を守ってくれた礼」のために仲間入りするほうがここまでのイメージに合ってた気がします。
現状だとリアリストとも、理想主義的なブンブンジャーに対して現実的な先斗という関係性とも、現実に打ちのめされて非行に走った子供とも、どれとも具体的には定まらない印象で仲間入りという具体的な行動とイメージが合いません。
いっそのこと先斗はルパンXみたいに表向きは友好的だが本心が見えない謎の人物のままにして、ビュンディーとブンブンの関係を活かして仲間入りさせて、先斗のことはおいおい描いていくほうが合っているんじゃないかという気もしました。

・個人的にはもうちょっと”始末”の描写が欲しかったと思いました。
マッドレックスのときもそうだったのですが、1,2話→5話みたいな間にあるべき描写が飛んでるように感じます。展開を理解するのには困らない程度には描かれているのですが、カタルシスを感じられるほどには気持ちがついていけていません。登場から仲間入りの話数制限はノルマの一部なのでそんなに話数をかけていられない事情はあるのでしょうけど、視聴者としては関係ありませんからね。
もう2,3話は第三勢力の始末屋として活動して、先斗の始末屋にかける思いやヒーローへの嫌悪感、実際に先斗に救われる人などを描いた上で、
「綺麗事では救えない人を守り、悪を裁く始末屋」→「綺麗事でも何でも一人でできることには限界がある=先斗だけでは友達を見つけられなかった」→「仲間がいれば綺麗事みたいな正義のヒーローだって実現できる!」
みたいな流れがあったら良かったかなと思いました。

■ビュンビュンマッハーロボ
・飛べることが特徴として扱われているみたいですね。
個人的には長方形中心の角張ったデザインはスピード感やスタイリッシュ感が薄くてミスマッチな印象です。車やレーサーがモチーフのデザインとも合いませんし。
「新しいデザインにしたいけど、空を飛ぶとか定番どころも押さえておきたい」みたいにコンセプトが迷走してる印象です。


次回はビュンディーとブンブンが合体した形態が登場するみたいです。
ビュンディー単独の活躍が随分短いですね。お話としてもブンブンがメインになるようで、飛行にまつわるブンブンのトラウマ克服とか思わぬ方向のお話みたいでどんな話になるのかピンと来ていません。