『爆上戦隊ブンブンジャー』 第16話「ムラサキの始末屋」:感想

2024年6月16日
■追加戦士登場!
…だけど今のところ特に盛り上がった感じはしませんでした。これといった強敵もいませんし、既存のキャラもキャラ立て途中って感じですからねぇ。新キャラを求める気分ではありません。
追加戦士の先斗もメンバーとの絡みでは一方的に割り込んできただけなのでバトル以外では有能感は薄かったです。出し抜くようなことはせずに真っ向勝負で勝ってほしかったです。
”始末屋”と言いながらも個人的には「なんでも屋」という印象でいろいろと言動と印象がマッチしませんでした。現状だと悪役にも善人にも見えず、第三勢力というほどでもなく、中途半端な印象です。

■ブンバイオレット
・スーツのデザインは他のメンバーと大きな差は感じませんでした。
変身アイテムは”コントローラー”だそうです。ブラックとオレンジのチェンジアックスと被ってるように見えて不思議でした。これが本当のレーシングカーのコントローラーがモチーフならブラックとオレンジのは何がモチーフだったんでしょう?
調べたらチェンジアックスみたいなのはD型ハンドルと呼ばれていてスポーツカーなどに採用されているみたいです。やっぱりスポーツカーとレーシングカーは別物という扱いなんですかね?

・武器は”弓”のようです。肉薄して撃ったり、格闘もしたり、射撃キャラって感じではないようでした。射撃武器はそればっかりだと単調でつまらないし、武器を使わないと持ってる意味がないしで難しいですよね。
能力は加速能力のようです。ブンブンジャーには元々タイヤがあるんで差異がわかりづらいですね。動き全体を早くできるのが違いなんでしょうけど、タイヤのほうが見た目にわかりやすいし面白さで言うと制限があるほうが面白い気がします。

・足のタイヤを大きくして自分自身をレーシングカーに見立てて突撃する技にはびっくりしました。ダサ過ぎる…!
幸い必殺技ではないようでした。動きも見立ても無理がありすぎて毎回これをやるのか!?とかなり動揺しました。
本命は武器の必殺技のようでした。こっちはシンプルですね。普通の射撃技でその前にやってたガトリングのほうがよほど目立ってる気がしました。


次回は先斗がもう仲間になりそうな雰囲気でした。
それだと今回波風を立てた意義が薄い気がします。大也たちのほうから加入を断られる展開でもあるんでしょうかね?





コメント

6 件のコメント :

  1. 作品に直接関係ないコメントで申し訳ないですが、管理人さんに質問です。戦隊の中で出来も良く物語の作風も好みな作品(ゴーカイジャーとキョウリュウジャーは除く)、出来は良いと言えないが作風が好みの作品を挙げてほしいです(複数でも可)。できればその作品への印象も教えてください

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    1. 見た作品はだいたい記事に書いてあるのでそちらを見てください。
      記事にしてないものはここにざっと書きます。

      ■ギンガマン
      戦隊らしさ70%、小林靖子さんらしさ30%という印象です。
      ギンガマン側はほぼ普通の戦隊なのであまり語ることが思い浮かびません。基本的に敵幹部のドラマと半分敵の黒騎士がドラマの大半のように感じました。
      その後の小林さんの作品との差で言うと、戦隊フォーマットの軽視がどんどん進んでいったのだなぁと思いました。最初に手掛けたギンガマンのほうが戦隊ノルマとのバランスは一番取れていたんじゃないかと思います。

      ■マジレンジャー
      戦隊と言えばメンバー同士のつながり、ならばそこを強調して”家族”として描こうというコンセプトだったのかなという印象です。
      良くも悪くも家族が中核だと思います。メンバー同士の描写や関係性は他の戦隊よりも充実している一方、一般人など外とのつながりは弱く、一般的なヒーロー性は薄まってしまっていたと思います。
      つながりの薄さは敵にも現れていて、ウルザードが敵だったころが一番面白くて、ポッと出の冥府神たちはかなり空気でした。ちゃんと自我も目的もあるはずなのに暴れるだけの怪獣や自然災害も同然の扱いに見えました。
      全体としては普通の戦隊でクオリティも良いほうだと思います。あとは家族を中心とした構成をプラスに感じるか、マイナスに感じるかで作品の評価が分かれると思います。

      ■ボウケンジャー
      「メンバーそれぞれがスペシャリストで主人公!」みたいな感じのコンセプトなのかなという印象です。
      その発想自体は良いと思うんですが、想定される問題を解決できていないところが多かったのがマイナスでした。
      メンバーごとに異なる敵組織を用意したことで、お話やシチュエーションにバリエーションが増え、各話ごとの特色づけやマンネリ感の防止として働いていました。そこは良かったです。
      一方、中盤まではメインストーリーが存在せずメリハリの無さを感じる部分もあり、終盤に向かうほどにその感覚は強まっていき、4クール目には「メンバー1人のクライマックスが終わる→次のメンバーにとってのクライマックスがまた始まる」を5回繰り返すことになり、見ていて疲れました。闇落ちのあったブラックは特に蒸し返し感が強かった記憶があります。
      もう一つ構成面で大きな問題に感じたのはボウケンシルバーでした。登場早々にクライマックスで決着がつくスピーディーな展開はインパクトがありましたが、その反面その後にやることがあまり無くなってしまい、宙ぶらりん感が強かったです。

      他にも結局、リーダーのレッドが格上扱いになっちゃって他のメンバーの立場がなくなりがちだったり、戦隊フォーマットに準じた改善を試みたことは素晴らしいことだと思うんですが、見えてる落とし穴を全然回避できてなかったところは好ましくないと思っています。個人的には好きとも嫌いとも一言では言い難い難儀な作品です。

      ■ゲキレンジャー
      私が初めて見た戦隊です。作品のクオリティはかなり出来が悪いと思っています。
      ストーリーは壊滅的、キャラクターは自己中心的なところが多く好きになれず、口癖を繰り返すだけでキャラも薄い。
      スーツのデザインはかっこよく、中国拳法もやりやすそうなのに、実装されたのは敵の周りでグルグル回っては次々となぎ倒される床ペロバトル。

      良いところはリオとメレなんですけど、それが作品一番の問題点でもあるので困ります。
      戦隊側より敵側のほうがかっこよく見え、あまつさえ敵のほうを応援したくなるのでは論外です。「命がけの修行や愛憎にまみれたドラマでパワーアップしたリオたちvsアイテムでお手軽パワーアップしたゲキレンジャー」ってアホ過ぎます。なんで正義の味方側に視聴者からかけられる言葉が「卑怯だぞ!」なんですか。
      劇場版のコメントでスタッフまで「リオがかっこよく撮れて満足」とか書いてあって心の底から呆れつつ納得がいきました。そりゃこうもなりますわな。

      デザイン以外全然良いところが無い作品なので私は基本的に見ないことをオススメします。
      ただクオリティが低いだけなので怖いもの見たさですらがっかりすると思います。

      ■シンケンジャー
      見た目のイロモノ具合とは裏腹に全体的にクオリティが高い作品だと思います。
      小林靖子さんのドラマ重視の作風と「主人公がお殿様で他のメンバーは家臣」など型にはまった時代劇要素の相性が良く、いろんな説明や描写を省いても通りが良く、主人公偏重の物語も飲み込みやすかったです。小林靖子さんの戦隊作品の中では一番見やすい作品じゃないかと思います。
      アクションも出来が良かったです。「火」など漢字がそのままマスクに張り付いたイロモノデザインとは真逆に、アクションは刀を使った正統派のきっちりした立ち回りでギャップが良い方向に働いていたと思います。
      個人的にはアクション面では烈火大斬刀の果たした役割が大きいと思っています。「こんな大きい物でどうするんだ?」という印象を一瞬で覆す活躍の数々はルックスの悪さを見直す大きなきっかけになっていたと思います。

      悪いところはいつもの小林さんの悪癖です。
      レッドとブルー、そしてライバルの腑破十臓以外は存在感が薄く、ストーリーの進みも遅いです。
      特にラスボスは最初から出てたのに一向に動かず、動いても大した因縁もなく倒されて終わりで最終回の物足りなさが強かったです。珍しく敵側のドラマが薄かったせいで本当に”悪役”という以上の存在感がありませんでした。
      追加戦士まで空気になるキャラの扱い格差も相当でした。源太は幼馴染という他のメンバーとは異なる性質があったのに大して活かされずに終わったのは勿体ないと思いました。

      ■ゴセイジャー
      シリーズ構成が同じせいかストーリーの酷さはゲキレンと同レベルでした。
      主人公側のキャラの薄さと好感の持てなさ、やることの無さが深刻でした。”天使”という文字通り人間離れした存在だけに余計に相性が悪かったです。
      人間味が薄いのに天使感も薄いところが更にマイナスでした。最終回のOP再現でようやく天使っぽさが感じられました。遅すぎます。
      おまけに追加戦士のゴセイナイトに活躍もドラマも持ってかれっぱなしで「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな?」って本当に思いました。
      ストーリーの中核であるラスボスのブレドランはユニークだったのですが無理が多かったです。1クールごとにやられてたやつがラスボスとして振る舞うのは当たり前に無理がありました。「ふっふっふ、全ては私の計画通り!」みたいな態度でしたけど、見てるこっちは「嘘こけ、何度も死にかけてたし絶対嘘だぞ!」と行きあたりばったりで偶然上手くいっただけにしか見えませんでした。あれだけ強かったら他の敵勢力の力とか利用する必要がどこにあったってんですか。

      唯一、アクションだけは褒められます。
      スーツアクターさんも「ゴセイジャーから変わった」と言うほど、それまでと質が変わりました。
      私もアクションだけは毎回楽しみに見ていました。その後の基盤となるクオリティの高さはゴセイジャー唯一の長所だと思います。

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  2. お疲れ様です。

    >記事にしてないものはここにざっと書きます。

    2000年代作品にドンピシャ世代なので、感想に頷ける半面、思い出補正もあって、やっぱり好きなんだなぁと思いますね。ギンガマン、配信が始まったら観る予定なので、楽しみにしときます。

    >だけど今のところ特に盛り上がった感じはしませんでした。

    さて本題ですが、イマイチ盛り上がりにかけましたね。キャノンボーグの自己紹介と、一緒になってたのも原因かもしれません。まだ、出て来たばかりですので、個性を出してほしいところ。

    >武器は”弓”のようです。

    ソニックアローみたいに、ブレードがついていたら、戦闘にメリハリが出ると思いますが、変形の時に邪魔になるって問題もあるんでしょうね。個人的には、アナウンスがうるさくて、静かにして欲しいなと思いました。タイムファイヤー初戦闘時、のように使用者をサポートしてる感じじゃなくて、「言われなくても分かってるよ」って手慣れた感じなので、余計に鬱陶しく思いました。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >キャノンボーグの自己紹介と、一緒になってたのも原因かもしれません。まだ、出て来たばかりですので、個性を出してほしいところ。

      まだ「敵か味方か?!」って展開の最中だと思われるので方向性が定まってくれば印象が変わる可能性は大いにあると思っています。良い方向か悪い方向かは未知数ですが。

      >ソニックアローみたいに、ブレードがついていたら、戦闘にメリハリが出ると思いますが、変形の時に邪魔になるって問題もあるんでしょうね。

      接近戦用のギミックがあるほうがアクションしやすいですよね。
      やらない理由はデザインやプロップの耐久性、あるいは玩具の安全性などいろいろあるんでしょうが、アクションで目立たないのは結構にマイナスだと思います。

      >個人的には、アナウンスがうるさくて、静かにして欲しいなと思いました。タイムファイヤー初戦闘時、のように使用者をサポートしてる感じじゃなくて、「言われなくても分かってるよ」って手慣れた感じなので、余計に鬱陶しく思いました。

      無頼漢系なので明るいアナウンスとはミスマッチに感じますね。ビュンディーのほうも本人は玩具音声とは声色が違いますし。

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  3. そういえばソードグルマーの素になった剣、よく見るとブンブンクラシックが変形した剣の色違いでは?

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    1. はい、同じ形だと思います。
      設定的に同じである必然性が見当たりませんし、巨大戦でクラシックをもう使わないとは思えないので単純な流用ではないと思います。
      私はブンブンキラーロボに追加パーツで持たせ、いずれはプレバンで販売するつもりなのかなと考えています。

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