■どっちらけっけ
・「この装置を玉座にはめないとパワーアップできない決死の作戦だ!」みたい言っていたのに蓋を開けれてみればもう終わってました。はぁ…
前半の意味が本当に無かったです。五道化をおびき出すためってヒルビルはいる場所わかってるんだからおびき出す必要性がありません。
「反動で動けなくなるから全員まとめて倒したい」のかと思ったら結局一人以外は逃げられてるし、力尽きた後も誰も追撃に来ないので杞憂でした。
おまけのおまけに最後に「ぜ~んぶラクレスの策謀でした」で終わってめでたしめでたし感すら自分から消していました。わざとやってるのかと思うくらいに何もかもが白けてました。
お話を転がすことばかり考えてきっちり終わらせることのカタルシスを1ミリも理解できてないようです。結果ではなく過程ばかり重視した「会議ウケするためのお話作り」になっちゃってそうです。

■ついていける人は何人いたんだろう
・ヤンマの「お前らの敗因は”1”を舐めたからだ!」みたい台詞が見ていて本当にヤバいんじゃないかと思いました。
精一杯脳内補完すると恐らく「パソコンは1と0でできている。この1を個人になぞらえて、ヒルビルたちは王様たち一人一人に向き合わず十把一絡げに雑魚の無駄な足掻きとみなしていたから負けた」といった意味合いだと解釈しましたが視聴者でまともに解釈できた人間がどれほどいるのかだろうかと疑問に感じました。
文字媒体で見るのを前提にした映像化できない内容をそのまま流しちゃってる感じでかなりヤバいと思いました。「これ台本で見ればわかりますけど、台詞だけだと伝わりませんよ」って具申するスタッフが誰もいなかったのでしょうか。
そもそも論で言うと最初からずっとパソコンの話とか全然してませんし、そもそも王様たちはパソコンじゃないですし… 

■王鎧武装・凌牙一閃
・スーパー化みたいなものですね。派手ではありました。
しかし敵も味方もエフェクト頼みだから見えづらくて見せ場になるほどエフェクトが増えて何をやってるのかわかりづらかったです。

・背景もテカテカなのも致命的でした。エフェクトが混ざって見えません。
いつもの採石場のように実写の背景ならもっとマシに見えたでしょう。こういうときは背景などそれぞれでCGの質感を変える必要があるんですがそんな技術は当然ありませんでした。この辺突き詰めていくと、それはそれでアニメになっちゃうんで実写番組でやる意義はあまり無いと思います。

・アクション自体も結局キングスウェポンと大差ないから新鮮味がありませんでした。
「同じような動きでも前は敗れたけども今回は違う」みたいなアクションが入れられたらまだ良かったんですがキングオージャーはバトル自体してませんからね…

・個人的にはシュゴッドの外見変化のほうが見栄えが良いように感じました。
シュゴッドは「そういう生き物」という印象のほうが強くてメカ成分をあまり感じたことがありませんでした。なんかいきなり生えたりするのは生き物らしくない現象で特別感が増して良かったです。
デザインはとりあえずトゲや手足を足しておこうみたいな安易な感じだったのは残念でした。昆虫の種類もバラバラなのでもっとモチーフや特徴を活かしてほしかったです。

次回はプリンスが再登場するようです。宇宙船であるコーカサスカブト城はラクレス城になっているから地球と行き来する手段はないはずなんですけど何がどうなったんでしょうね?
お話はそれとは関係なく、ギラの邪悪さが発揮されるほうがメインになりそうな気がします。でも全然盛り上がる気がしません。洗脳がある世界で秘めた邪悪さとか言われましても… 王様も国民も基本ろくでなしの世界で邪悪と言われましても…
真面目に受け止めるにはいまだにギラに善良なイメージすら薄い点が厳しいです。邪悪な王ごっこをいつまでも続けてる痛いやつという印象のほうが強いです。