『仮面ライダーリバイス』 第40話「家族か世界か…魂の兄弟喧嘩!」:感想

2022年6月19日
■どうにもならなかった
・今更大二が一輝に戦っても勝てるわけないような… ベイルがバイスの相手をする?!アルティメット以前にもボコられてたから無理では…?
と思っていましたがやっぱりどうにもなりませんでした。普通にボコられて地面に転がされてました。

■見知らぬ家族
・大二との兄弟喧嘩が成立しないなら今回は何だったんだ?と言えば、なんか家族の話が多かったです。
家族という要素自体は悪くないと思います。”一応”リバイスのテーマっぽい要素の一つとしてずっと存在してましたからね。しかし蒸し返した方が唐突でこれまで放置してきたので飲み込める内容ではありませんでした。
長官は演出は悪くありませんでしたが納得はできませんでした。情が湧いただけで家族とは限らないと思います。そしてそもそもなんで急に情が湧いたのかピンと来ません。現状だと「寂しかったのでは?」という印象で家族が欲しいから家族扱いにしたって感じで褒められる感情には見えません。
大二が本気で長官を信じてるようにも見えないからその情が報われる気もしません。勝手に信じた長官が逆ギレする前フリにすら見えます。

・牛島父の過去は唐突なので「そうなんだ」としか反応しようがなかったです。長官の計画の被害者は五十嵐父やジョージ、アギレラなど既出なので今更増えても特に何の感情も浮かびません。
長官の同情も唐突なのでついていけない内容が連続して困惑するばかりでした。今後につながりそうもない初耳情報をどう受け取るのか正解なのかと戸惑っています。

・そもそもリバイスの家族に良い印象がないんですよね…
サクラは「一輝兄ぃを傷つけるなんて許せない!」みたいなこと言ってましたけど、序盤のカゲロウ登場時には「一輝兄ぃが悪いんでしょ?!」ってなぜか無条件で大二を庇って一方的に一輝を責めてましたよね?
五十嵐母は相変わらずの毒親ぷりで一貫してましたし、リバイスにおける家族が良いものだとは今でも思えません。
ヒカルやアギレラなど血のつながった家族との関係を描くほどに、「血のつながりなんてこだわらなくても良いんじゃない? 自分の居心地の良い場所を探したほうが良いよ」と脱家族を肯定しているように見えてきます。


次回は長官や大二との決着…は先延ばしにしてデモンズ軍団が出てきたりするようです。
個人的にはそれをやるなら今回だったと思います。「アジトがピンチ!」って状況で出ないでいつ登場するんですか。完成してなかったらともかく前回配ってましたし。
五十嵐父が結局デモンズに変身するのか何かしらするっぽいことも今更なように感じました。今回の五十嵐母とのケンカはてっきり「自分も戦う!」と言い出したからケンカになってるのかと思ったら茶番で終わってしまいました。ベイルをどうこうしないで隠遁だのスタンプ作りだのし出した時点で戦うタイミングは逃していると思います。




コメント

4 件のコメント :

  1. お疲れ様です。デパプリの感想はいつ頃投稿予定でしょうか。

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    1. 2クール目が終わってから書くつもりなので、あと1,2ヶ月先じゃないかと思います。放送短縮があったのでどこが切れ目になってるのかよくわかりません。

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  2. 兄弟喧嘩はちょっと周りくどいなーって見てたら予想通りの結果でしたね。一輝が空回りしてるように見えてかわいそうでした。逆にどうやったら説得に成功するのか知りたくなりました。
    兄弟喧嘩のくだりを引き伸ばすのは胸焼けしそうですね。

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    1. 説得の道筋は見えませんね。根拠の薄い幻想を信じ込んでいるので否定するのが困難です。一輝自体も説得に向いていませんし、適任でもありません。
      一番簡単な方法は「ギフが脅威でないと示すこと」なんですが、それができるなら倒すなりしちゃえば大二を説得するまでもなくなってしまうでしょう。
      まともな結末は望めそうもありません。

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