『仮面ライダーリバイス』 第39話「希望と絶望、三兄妹の葛藤」:感想

2022年6月12日
■ついていきようがない
・予想どおり先がわかりきったダラダラした展開が最低でも次回まで続くようでうんざりしました。担当がシリーズ構成ではなく毛利さんなあたり、制作側からもどうでもいい回扱いなんでしょうね。

・お話自体が何が原因でどうしたら解決するのかすらわからない状況で、一輝たちの心境も何も描かれていないので「意味がわからない」という以上に語ることが何もありません。
「ギフに対抗する力を手に入れたぞ!→なんで攻め込むって話にならないの?」という基本的な疑問にすら回答がないのでどこに疑問を持つべきなのかすらわかりません。
普通だと「あと10話くらいで話がまとめようがあるのか?」と思うところですが、リバイスの場合はず~っと話が薄すぎて「あと10話も何やんの? ずっとこのグダグダ続けるの?」と感じます。

・大二の心境は理解しようがないと思います。
長官の行動に正当性の欠片もなく、一輝がギフに対抗する力を手に入れた今では大二が固執する意味がわかりません。キチガイとしか言いようがないと思います。
「お前らのせいで余計な犠牲が増えてる!」って、そもそも犠牲を出しているのは長官が差し向けたギフジュニアたちのせいだし、ギフの意思が不明な以上は長官の言うとおりにしてれば助かる保証もどこにも見当たらないと思います。
完全にキチガイなのでどうもこうもありません。大二を早く刑務所か精神病院に入れたほうが良いと思います。

・ヒカルの話はヒカルがモブ同然なのでついていきようがありません。
そんなに擬似家族に思い入れがあったなんて初めて知りましたし、そもそもなんでウィークエンドにいてなんで諜報員やってるのかも知りません。
知らない人にいきなり家族への思い入れや家庭事情を聞かされても「そうなんですか(よく知らんけど)」としか反応しようがありません。
作劇としては今までそういう話をして来なかったことが理解できません。家出したサクラやアギレラにかこつけて家族の話をするとかチャンスはいくらでも作れたと思います。

・一輝の記憶が消える話はようやくまともに扱われたと思ったら超雑でした。
「最近消えるペースが早くなってる」ってペースが早くない頃のことを見た覚えが無いんですけど?! しかも「早くなった」だから消えてたことはあるはずなのに一輝の反応は「また消えたのか?!」みたいな反応じゃなくて「消えた? 何の話?」みたいな反応で不可解でした。とても消え慣れてる人には見えません。

■設定大丈夫????????
・東映公式のアルティメットリバイスの説明にこんな記述を発見しました。
彼らはギフの遺伝子に刻まれた宇宙磁場を自らの力として操ることができるようだ。 
え、ギフは磁場を使ってたんですか。知らなかったの私だけですか? 謎ビームやギフテリアン製造しか印象がありません。

ギファードレックスバイスタンプによる複製体の生成で、集団戦闘を可能とした。 これはかつてギフジュニアと呼ばれる悪魔を多数召喚していたデッドマンズが見せていたものと同様の現象を引き起こしているようだ。
え?!ギフジュニアは人間から抽出した悪魔じゃなかったんですか? 1話で信者にスタンプを押したり、最近もスタンプ会場で抽出した悪魔の処理に困っちゃうな~とかやってましたよね? それと同じことをしてるって一輝たちはどこから悪魔を調達したんですか? 一輝の中の悪魔は無限大なんですか? やばくないですか?
っていうか一輝の悪魔はバイスなんだから増えるとしてもバイスだけでリバイが増えるのはおかしくないですか? 一輝ももう悪魔同然って話ですか? それかなりヤバくないですか?

・かなりヤバい記述に見えるんですが私の理解度が低いせいでしょうか?
大丈夫? その資料古くない?と公式スタッフさんの責任問題が心配になりました。


次回は大二を救うために一輝が本拠地に乗り込むようです。大二よりもギフを倒して世界を救うほうが大二が敵対する必要がなくなって一石二鳥だと思います。




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