『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第16話「やみおちスイッチ」:感想

2022年6月19日
■人殺し無罪
・ドンブラザーズの倫理観では明確な殺意に基づく人殺しも「人は間違うこともある」で済むそうです。私の理解とも合っているので違和感はありません。
このせいでジロウの凶行が霞んでしまったように感じました。妬みという理由がないがあって闇堕ちしないと凶行に走れず、やることも力を奪うことだけのジロウより雉野のほうがよほどヤバいと思います。
そんな雉野が許されるならジロウがメンバーであることなんて大した問題だとは思えません。

■犬も歩けば怪人に当たる
・すっかりこのパターンが定番になっている気がします。
犬塚だけメンバーのリアルを知らない状況を維持するために怪人と出会う以外に犬塚の役者さんを登場させるタイミングがなくなってしまっているようです。やる前からわかりきった結果なので馬鹿みたいです。
逃亡犯設定が足を引っ張りまくってると思います。逃亡犯の設定がなければ「どんぶらに来る常連」や「たまたま猿腹や雉野とよく会う人」といった形で出会うことができ、そこで「ドンブラザーズであることを隠そうとする犬塚と相手」という一般人的なポジションを取らせて二重生活の意義を出すことも可能だったと思います。
逃亡犯なら逃亡犯でメンバーに警察関係者や被害者を入れればそれなりに話が膨らんだと思います。
現状だと犬塚だけメンバーのリアルを知らないことに意義を感じません。知ったところで何も変わる気がしません。

・唯一意味がありそうなのは雉野との関係なんですけど、私はそこに面白みを感じていません。
まず雉野との関係性が薄いです。おまけにソノイとタロウと被ってます。この手の関係だとソノイとタロウのように正体を知った途端に愛憎が裏返ったりやりきれない思いを抱えたまま敵対することが醍醐味だと思います。犬塚と雉野にはそれほどの関係は感じません。
そして何より雉野の印象が悪すぎます。人殺しですからね。犬塚にミホを奪われそうになったらどうするか?っていったら「殺すだろう」以外の答えが浮かびません。
しかもミホの正体が露骨に胡散臭いのでますます展開に興味が持てません。どうせ正体を表して彼女という存在に価値がなくなるか、うやむやなうちに他のメンバーに倒されて終わりな気がします。

■加藤監督
・いつもより凝ったアクションで面白かったです。犬が手裏剣なんて持ってたことを初めて知りました。
巨大戦もバンク以外はほぼCGなしのように見えましたがいつもよりも動きが良いように感じました。

■ドンドラゴクウ
・アルターチェンジもあるんですね。オニタイジンが出たからもう消えた設定だと思ってました。東映公式ページで初登場なのに1ミリも触れられていないあたりからも扱いが伺えます。

・竜で非人型なのかと思ってたら変形した上にその姿が不格好でいろいろ引きました。
しかも火を吐いて終わりで変形した意味がまるで見受けられませんでした。一刻も早く出番がなくなったほうがお互いのためだと思いました。

・なんかタジャスピナーみたいなのを腕に着け始めました。銅鑼だそうだけど言われてはそうは見えません。前回無かったので闇堕ち時限定なのかと思ったらそうでもないようです。
武装としては盾として使うならアクセントになって面白そうです。パトレンの肩アーマーも面白かったですからね。
機能としては必殺技用以外ではレジェンド変身みたいですね。アバターチェンジもやるんですねぇ。アバターチェンジに意義を感じたことがないので期待する気になれません。


次回は犬塚の話みたいです。彼女絡みの展開はつまんないので早く終わってほしいんですが、たぶんまだ終わらないんだろうと勝手に思っています。


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