■話についていけない
・ハルカにとって漫画家とヒーロー業どちらが大切なのかが描かれてきてないので選択の重みや理由が伝わってきませんでした。今回で初めて描かれた状態ではカタルシスも何も感じません。
途中の描写はもっと謎でした。新オニシスターがメンバーと仲が良いことに張り合おうとしたりしていましたが、今までそんな描写ありませんでしたよね。むしろ他のメンバーには興味が薄く、どうしたら漫画家に戻れるか=タロウの正体などに固執していたはずです。
まるで初参加の脚本家が担当したのかと思うような辻褄が合わない内容ばかりで意味がわかりませんでした。

・個人的にはハルカの憤りに共感できないどころか反発を感じてしまいました。
怒るべきは「盗作疑惑をかけられてトラウマになった新オニシスター可哀想!」とか「私がやるべきなのでは?」なんてことではなく、「この世界不条理すぎないか? なんだよシステムって?」っていうほうだと私は思いました。
ポイント使って人生を取り戻しても穴埋めで誰かが不幸になってドンブラザーズにされるならそのシステムのほうに怒りを向けるべきだと思います。
「自分が不幸を背負えば目の前の人は救われる」という考え方は自己犠牲なようで大した価値はないと思います。戦死したり戦えなくなったらまだ誰かが不幸になるだけですからね。問題の先延ばしに過ぎません。
「それはそれでいいじゃないか。少なくともそのときまでは誰も被害にあわなくて済む」という割り切りも一つの考え方かもしれません。しかし”ハルカがそう考えるか”といえば違うと思います。ヒーロー漫画を描いてるんだからなんて理由を持ち出すような人間がそんなしょぼい妥協案で納得できるとは思えません。「…って、そんな糞展開ボツに決まってるでしょ!」と言うのがハルカだと思います。
自分の価値観に合わない以前に内容としては適切なのか疑問に思う内容でした。

■ヒーロー不在
・また、タロウたちまで記憶を捻じ曲げられ、システムに影響を受ける存在でしかないと判明してしまいました。
中核であるはずの規格外の存在と思われていた人物に期待を持てなくなってしまいました。この先、何をどう期待したらいいのでしょうか?
このまま世界の在り方を変えようとはせず、ただ目先の事案に対処し続けてこの先の未来でも誰かが不幸を背負って戦い続けるのだろうとしか思えない展開で終わるか、主人公たちが関わらないところで勝手に問題が解決して終わるか以外の結末があるのでしょうか。
こんな希望のない状況で「祭りだ!」とか「俺様が!」とか言われても空虚なだけです。

■ロボ化
・前回の時点で期待は捨てていましたが、予想どおり特にロボ化できるようになる理由はないまま雑にアイテムを取り出して変身しました。糞だと思います。

・CGのキジとイヌがあからさまにお荷物になっているので、てっきりロボ化で普通のキグルミになるかと思ってましたがそんなことはありませんでした。
サル、キジ、イヌは前より動かしづらそうでした。アクションは相変わらずどうにもならなそうです。

・オニシスターの金棒は個人武器なので前よりは個性的になってマシになったと思います。体術と共通銃だけよりずっとマシです。

・必殺技は前よりしょぼくなったと思いました。動きに必然性を感じず、めちゃくちゃさでは前より格段に落ちていて良いところが見当たりません。


次回は犬塚が獣人に何かされるみたいですが、次回の敵は獣人ではなくポっと出の鬼のようです。次回も説明だけでお話は進みそうもありませんね。