『機界戦隊ゼンカイジャー』 第41話「推しメン沼はつるつる深い!」:感想
■イサオ博士
・普通に充電しててびっくりしました。そりゃ改造されたんだからそうでしょうなぁ。勝手に治るわけありませんわな。
・そんな身体の異変も気にしないイサオ博士のパワフルさのおかげである意味では納得がいったことがありました。「全力全開!」というのはあくまでイサオ博士の言葉であって、介人の言葉ではないんでしょうね。
そういうことなら介人の全力全開には嘘くささを感じるばかりで言葉尻ほどのバイタリティを感じなかったのも納得です。「世界初の~」っていうのも父親の猿真似でしかなかったから薄っぺらかったんでしょうね。
・介人は本当はだいぶ空虚な人間ということで良さそうな感じがしました。
それならステイシーにシンパシーを感じることもわからなくありません。ステイシーも介人も親を奪われたことと、感情は違えど父親に対して超えられないような壁を感じているところは共通していると言えそうです。
・技術力が高いし、人格は介人の本物バージョンという感じで介人の立場がなくなるし、いると困るんだけどイサオ博士はどうするんだろうな?と今回見ていて思いましたが、介人の母親探しに行っちゃうんですね。
当然と言えば当然の行動なんですけど、介人が全く成果を上げてこなかったことに取り組む不毛感と狙われているって言ってたのに一人で行かせていいのかという点ですっきりしませんでした。これで母親を見つけてきたら介人の格がストップ安になると思うんですけど大丈夫なんでしょうかね?
ゼンカイジャーは興味のないところへの割り切りが強い印象があるのでそんなこと気にしない気がして不安です。
■ネタ
・いつもながら扱いが雑でした。
前半は親子がメインでそばうどんは空気で、後半の巨大戦ではメインだけど展開の意味がわかりませんでした。
ソバやうどんにトマトソースをかける食べ方もあるんじゃないかと思うんですけどねぇ。 トマトソースをかけたらパスタって言うなら、醤油をかけたパスタはソバかうどん扱いでいいんでしょうか? 介人の発言は余計に火に油を注ぐだけになってるような気がして疑問に感じました。
・この手の「無駄にしない食べる」っていうネタでいつも思うんですが、必要もないのに無理して食べても無駄にしないことにはならないと思うんですよね。
介人たちは知り合いが多い人気ものなんだから配るとか、科学者なんだから再生エネルギーにリサイクルするとか、もっとまともに役に立つ手はないんでしょうか。
「残さず食べることは何よりも正しいことだ」と正当化される風潮には今も昔も疑問を感じています。無駄に食べるのと無駄に捨てるのってそんなに違いがあるんでしょうか?
次回は次回作のブリッジ回を先に済ませるつもりなんでしょうかね。
最終回後にやると敵勢力を残しておかないといけなかったり、次回作の勢力がこの世界にも現れて平和になった感じがしなかったり、いろいろと不都合が多いと思うのでそういう目的なら悪くないやり方だと思います。
次回作、ドンブラザーズについてはどれぐらいご存じですか?
返信削除いつもどおり偶然見かける程度にしか知りません。放送までに予備知識を入れる気はないので真偽も確かめていません。
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