■集大成!
・最終回にして今までで一番つまらなかったです。さすがセイバーの最終回です。
「何かが何かなってなんとかなった」という抽象的過ぎる展開しかなくて話についていきようがなかったです。
展開の一つ一つがどうしてそうなるのか全く理解できず、台詞の一つ一つまで意味がわかりませんでした。
ワンダーライドブックが消えた!、と思ったらルナが新しいのを作ってなぜかブレイズとエスパーダの分も戻ってきた!
ちなみにワンダーライドブックは消えても聖剣は消えません!(なんで?)
世界が消える!、と思ったら人々が感想文を書いたら直った!(なんで? そもそもストリウスの言っていたこの世界の終幕を回避できたのかもよくわからない)
でも飛羽真たちは消えたまま!、と思ったら新しい異世界にいた飛羽真が本を書いたら戻れた!(飛羽真がいた異世界はどうなるの?)
前半部分の意味がわからないまま続きの展開がすぐに始まるから意味不明さが増していきました。ご丁寧にバトルまで突然弱体化した棒立ちの相手を延々となぶるだけで最低記録を更新してくれました。4賢神の倒し方なんて公式の説明を読んでも理解できませんでした。「剣技を生み出したのは賢神だから剣技は通用しないよ! でも本を1冊変えれば剣技で倒せるよ!」ってどういうことなんでしょう? 説明になってる気がしません。そんな程度のことは序盤でもやってたと思うんですが。

■意味不明
「人の思いが物語を作る」
いや、その大切な物語自体が全知全能の書の産物でしか無いからこの世界は空虚だという話をストリウスがしてたはずなんですがどういうことなんでしょう? 「読んだ人の印象はオリジナルだよ」という話だとするとストリウスの言い分に正当性が欠片もなくなって、ただの頭のイカれたテロリストを殺しただけになってしまいます。それは剣士や小説家のするべきことだとは思えません。

・またバハトのことも問題になると思います。
バハトは「人の思い(欲望)が人を殺す。俺の思いが世界を壊す」というそれこそ”思い”の負の側面の象徴だったと思います。バハトに何の決着もつけられていないのにこんなことを言っても「都合の悪いやつは殺すから大丈夫」と言ってることになりかねません。どこがまともな世界なんでしょうか。
バハトよりスケールが小さいとはいえ迷惑をかけていた賢人は助けようとしてきたことが余計に最悪です。

「飛羽真は新しい物語を作れる」と言っておいて、新しいワンダーライドブックを作ったのはルナで、壊れた世界を救ったのは人々の物語に対する思いというのも意味がわかりませんでした。それは飛羽真の仕事じゃないんですか? 
物語だの思いだのと単語で統一しようとしたわりには言葉の意味に一貫性をまるで感じませんでした。私の読解力が足りてないだけだと良いのですがいったいどういう意味だったのでしょう?

■芽依
・飛羽真の書いた原稿を入力しているのかと思ったらツイッターを書いてただけでびっくりしました。
あの程度の文章を書くのに2話近くも使ったんですか… しかもリプライは数分足らずで来てましたから技術レベルの問題ではないようです。
まぁ芽依は無能だから仕方ないですね。むしろ「あの無能な芽依が成し遂げた!」と感動するべきシーンだったのでしょう。

■最終回限定フォーム
・でも基本フォームと違いがわからないんですよねぇ… プレバンで売るために定番化したいんでしょうかね。

・それはさておき、やっぱり初期フォームのほうが強化フォームよりデザインが良いと再確認しました。
初期フォームが造形も色合いも左右非対称で、強化フォームになるほど1色になっていくのでどんどん劣化していくように感じました。エレメンタルドラゴンもプリミティブのほうが良いと思います。クロスセイバーもこれが最強フォームなのかとかなりがっかりしましたし、セイバーのデザイン路線とは最後まで価値観が合いませんでした。

■結局決まってないよね?
・最後まで決め台詞は「物語の結末は俺/俺たちが決める!」でしたけど全然決められてませんよね…
むしろ物語とは世界であると定義してしまったから物語の結末を決めたら大変なことになってしまいます。ストリウスなんて世界の結末が決まってることに絶望していたのに今度は飛羽真たちが決めちゃうんですか。ヤバくないですか?
決め台詞すら決められないところにセイバースタッフのダメさが端的に表れていると思います。「俺たちの物語の結末は誰にも決めさせない!」とか「物語を作るのは俺だ!」とかならまだ収まりがついたでしょうに。


次回はやはり次回作とのブリッジ回のようです。脚本も内田裕基さんだそうです。
期待することは何もなく、むしろ「リバイスに変な印象を抱かないように気をつけなくちゃ!」と逆の思いを固めています。よりにもよって石田監督ですし気をつけるに越したことはないでしょう。