■最終小競り合い
・クライマックスのはずなんですけどやってることが全部小競り合いなんで関心を持てませんでした。バトルは撮影には力が入っていましたけど雑魚相手だし、基本エフェクト任せでアクションしてるわけではないので微妙でした。雑魚との乱戦は立体的なカメラワークなど凝っていましたが、敵が全部同じで風景もだだっ広い平野だからせっかくの立体感が感じにくかったです。位置関係をわかりやすく把握できる建物や目立つ敵などが配置されていたらどこをどう進んで、どんな動きをしているのか瞬時に把握できて、「敵をかき分けながら突き進む」、「残る味方と進む味方」といったシチュエーションに合った映像になったと思います。もったいなかったです。

・中に入ってからは小競り合い以上に酷い展開でした。
一般通過剣士は笑ってしまいました。普通にシュールなだけでもどうかと思うのに、普段仲間だの絆だのと言ってるセイバーでやるのはダメだと思います。やるならいちいち立ち止まって加勢しようとして「ここは俺たちだけで充分だ!」という流れをやらないと収まりがつかないと思います。
尾上が一人で残るのと蓮が2回戦うのは意味がわかりませんでた。それができるならもう勝ててるか、最初から犠牲覚悟で飛羽真を先に行かせてると思うんですが。

・ソフィアがカリバーになるのもだいぶ意味不明でした。ユーリの二刀流のほうが強そうでしたし。あんな雑魚程度ならブラックホール剣で一撃じゃないですか? 
タッセルがまだ生きてるっぽいこともうんざりしました。

・蓮の決め技はデザストの必殺技の印象がないのでピンと来ませんでした。そもそもデザストが必殺技がどんなのだったか覚えていません。1回くらいしかまともに使ってないような?
デザストを優先してフェニックスの剣を無視するあたりが実にセイバーだなと思いました。聖剣が無駄に放置される姿は実に意味不明でした。せめて「大秦寺に治癒能力が効く(かもしれない)から」とか理由をつけられなかったのでしょうか。

・サーベラ兄妹も個人的には無いなぁと思いました。
「兄妹だけは守る!」って何が良いのか意味がわかりません。世界や使命を守るのがこの兄妹の全てじゃなかったんですか? 前より悪化しているように見えました。
まぁ「飛羽真に影響された結果です」と言われたら納得しますけど。それならそうなるでしょうな。

・ルナとストリウスの会話は唖然としました。
「飛羽真は新しい物語を作れるんだよ!(自称詩人のお前には無理だけどなwww)」と煽りに行っただけでした。そりゃストリウスもキレますよ。説得どころか敵のやる気を増しただけです。最悪です。しょせんガキのすることですか… これなら成長しなかったほうがシーンに合ってたと思います。

・結局、レジエルとズオスは元々はまともだったことになったんですね。まぁ二人にはドラマがないのでどっちでもいいんですけど。

■真面目に理解できなかった
・東映公式ページにあった設定説明が全然理解できませんでした。

ルナが飛羽真を英雄へと選ぶことも決まっていて、飛羽真が仮面ライダーセイバーとなることも決まっていて、英雄が滅ぶことで世界を終焉へと導くことも決まっている。それがこの世界の物語だと。

2000年前の巫女や、ルナを現す「世界を繋ぐ存在」とはあくまで人間側から見た捉え方に過ぎず、実際は「全知全能の書」から切り離された一部が、記された物語を進める主人公を誘導するために現世に遣わされた「物語の導き手」。

ルナが持ってきた飛び出す絵本「WonderStory」は、過去に起きた出来事や、近い将来飛羽真の身に起こる出来事などが描かれ、まるで飛羽真(炎の剣士)を主人公として扱っているかのように物語が展開してゆきます。
その運命に導かれるまま、飛羽真は数々の困難を乗り越え、仲間との絆を結び、次々とワンダーライドブックを獲得してきました。そんな飛羽真の主人公らしい行動、言葉、その全てが「物語の主人公」として書かれていたシナリオに過ぎなかったのです。
もちろん飛羽真本人も、仲間たちもこのことは知りません。いまの成果は彼らの努力の結果だと信じて疑う余地などありません。それは事実です。ただ、予め決まっていたというだけで。

一方、ストリウスは2000年前の主人公であったビクトールを利用して全知全能の書を読み、来たるべき終わりの時を待ち続け、遂にグリモワールを手にしたことで最後のシナリオの導き手となりました。

飛羽真が選ばれた主人公なら、ストリウスは選ばれることを望んだ悪役と言えるでしょう。

すでに結末が決まっている物語で、神山飛羽真を「私の英雄」と呼び、終わりへと向けて物語の悪役を演じきる。

彼の真意はどこにあるのか。

そしてルナが語った「飛羽真は私の知らない物語が作れる」ということ。
剣士であり小説家、神山飛羽真だからできることがあるはずです。


なんだそうなんですが、そうだったんですか?!
本編を見ていて私が解釈した内容とだいぶ違っていました。
ルナが飛羽真をセイバーにしたのは飛羽真にはオリジナリティがあるのが理由だと思いましたし、ストリウスは世界の運命が決まっていることに嫌気が差したからせめて自分オリジナルの結末で世界を終わらせようとしているんだと思いました。
ルナが飛羽真をセイバーにしたことも、ストリウスが今やってる世界破壊活動も全部予定のうちだったんですか。全然わかりませんでした。とんだ節穴ですね。


次回は賢神との小競り合いの続きと飛羽真がストリウスに負けるみたいです。つまり特に話は進みそうもありません。