『仮面ライダーセイバー』 第34話「 目を覚ます、不死の剣士。」:感想

2021年5月9日
■特に何もない…
・例によって目を覚ましても何もない、かと思ってたらあっさりルナが出てきました。今回特訓し始めたばかりだったはずなんですけどもう出るんですね。選ばれし者はすごいっスね~ 

■突然の弱体化
・ブレイズがもうかませにされしました。わずか2話の短い春でした。
倒したと思ったら油断してやられて情けなかったです。劇場版を見てないからあのやられ方が妥当なのかどうかがわかりません。劇場版でも復活だかエレメンタル回避だかをやっていたなら倫太郎がアホってことになるんですが。

・最光もよくわからないけどワンパンでやられました。数話前までは意図的に出さないくらいの強キャラだったはずなんですけどね。時代の移り変わりは早いですね。
そしていつもの火事場泥棒にさらわれました。もう3回くらいこの展開を見てると思いますが何が面白いのかさっぱりわかりません。

■心の中で思ってるだけでは伝わらない
・ユーリが「人間不信に陥っていたけど飛羽真を見ていてまた信じてみようって気になったんだ!」と言ってましたけど初耳です。そう思っていたのがアヴァロンにいた謎の人物や木の陰から見てる不審者をやってた頃なので伝わるわけがないです。
まして「ほうほう、今の世界はこうなってるのか。お! これは何だ?!」とハイテンションで興味津々だったり、「漫画って面白いな! ヒーローのマネしよ!」とかやってた人物が実は人間不信でしたと言われても納得できません。

・まぁ、スタッフの脳内設定を前提にして話が進んでるなと感じる場面は多々あったのでこういう話が出てきても特に違和感はありません。ちゃんと言わないと伝わらないよね、なんて思ってるスタッフならこんな話にはなってないでしょう。


次回は全部の剣が揃って全知全能の書が復活!、だそうです。剣が集まったからバハトさんも用済みですね! 1話で出番が終わりました。 
無味乾燥としたサクサク展開も問題ですが、何よりも「だから何?」って心境になることが致命的だと思います。主人公たちの目的が漠然とした平和で、かつ具体的なゴールや行動が見受けられないからどうすれば成功なのか終わりになるのかすらわかりません。
マスターロゴスを倒しても事態が良くなるとは限りませんし、倒してもメギドは残ったままですし、今メギドが何をしているのかすらわかりません。ひょっとしたら「炎の剣士が恐いから寿命で死ぬまで200年くらい隠れてよ」とか思っててもおかしくありません。そうなったときにどう対処したらいいのかもわかりません。
飛羽真はルナルナ言ってるのでルナのピンチで引っ張るのかなーと思ったら、それも賢人の未来予知でソフィアが身代わりになるっぽいので緊張感が失われています。
もうどこに視聴者が期待するように作られてるのかすら全然わかりません。



コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。