『機界戦隊ゼンカイジャー』 第5話「握り握られスシ大会!」:感想
■ドラマに集中できない
・ジュランの大人さとか介人の逡巡などいろいろあったのですがノイズが多くて集中する気になれませんでした。
・主人公の迷惑行為と馬鹿さがきついです。ワープのことを全く理解してなかったり敵にしがみついて連れて行かせようとしたり、必死さではなく馬鹿さを感じる描き方でした。やっぱり小学生くらいでないとこれはきついです。
・バトルは逆転劇に説得力を感じられませんでした。前半で取り逃がした相手に対抗できるようになった理由が納得いかなかったからです。
あれなら「前半では両親を探しにキカイトピアにワープしたい介人と人々を助けるために怪人を倒したいジュランの息が合わない。後半では息の合ったコンビネーションで倒す」みたいな展開が欲しかったです。
作中の流れだと「最初からやれよ! 自力で動けるなら縛られたままでいないで何かしろよ!」とツッコミどころのほうが先立ちました。これだと二人の相互理解の成果という流れが霞んでしまって良くないと思います。、
・今回に限らず全体的にコミカル演出とシリアスストーリーがお互いに冷水を浴びせているように感じることが多いです。
回転寿司のジオラマとかいろいろ凝ってるとは思うんですが笑う気分になれません。ドラマパートは「あ、空気変わった。シリアスパートが始まったみたい」みたいな違和感がつきまとって集中できません。ギャグパートはシリアスがないほうが笑えるようになるし、シリアスパートはギャグがないほうが引き締まると思います。元々香村さんにこういうノリが務まるのだろうかと疑問視していましたが現状だと予想していたとおりに上手くいっていない印象です。
次回は謎の青年が登場するようです。
個人的には不安を感じます。今はゼンカイジャーの内輪の話だけで精一杯な感じですし、敵幹部らしきバラシタラに存在感が足りていません。この状況で実働部隊らしき存在を増やされても困る気がします。
また幹部を一人も倒さないでどんどん増えていくパターンなんでしょうかね。不安材料が増えそうです。
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