『魔進戦隊キラメイジャー』 第32話「小夜に首ったけ」:感想

2020年11月22日
■前座
・本編は次回です。今回は前座としか言いようのない内容の無さでした。
謎かけ邪面はどこの話に入れても問題ないような関連性の薄さで、メインの小夜の恋愛話はミスリード感がありありな上に、小夜自身がどう思っているかも早々に明かされたので何も引っ張れる要素が見当たりませんでした。

・しかもいざ真相が明らかになったら唐突な生物兵器が出てきて、はぁ?となりました。
個人的にはヨドンナがガルザの指示待ちをしていたところも違和感を感じました。今まで散々他人の作戦を横取りしてきたのに急に態度が180度変わってました。
そもそも行方不明になっていたガルザがいつの間にか戻ってきていたことも初耳でした。よくヨドンナやクランチュラが急に戻ってきたガルザの言うとおりに動いたものだと思います。

・細かいところもダメだと思いました。
また株を落としたハコブーは論外として、謎かけを解くことより小夜の恋愛を優先するキラメイジャーは最低だと思いました。人の命がかかってるんですけど… 戦闘に呼ばないにはともかく答えくらいは教えてもらっても問題ないと思います。小夜も教えずに行くのはどうかしてると思います。

・東映公式ページによると

 32話は、どちらかといえば【田口監督がスーパー戦隊でやりたかったこと】 を大いに実現していただこうと練られたエピソードですが、33話は【東映が 田口監督に撮って欲しいスーパー戦隊】を実現していただくために作られた エピソードです。つまり、今までに見たこともないようなロボ戦を作って欲しいということです。 

だそうです。個人的には耳を疑う内容でした。これが監督のやりたかったことなんですか? 信じがたいです。


次回はクリスマス商戦向けの巨大ロボ勢ぞろい回のようです。
前回でクランチュラが大作戦とか言ってた時点で予想はしてました。見た感じだとそれ以上の内容はなさそうです。下手をするとガルザやスモッグジョーキーも片を付けられるかもしれませんが無いといいですね。

コメント

2 件のコメント :

  1. 更新お疲れ様です。
    今回、ゲストキャラの日下がヨドン軍に組みしていたわけですが、今までのキラメイジャーたちの私情の走りっぷりから、一般人が保身に走ってもしょうがないんじゃないかなーと思うのですが、どうでしょうか?

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      ああいう反応をする人物がいても特におかしくはないと思います。実際、異世界に移動できたり技術は凄まじいですからね。肯定する気にはなりませんが、ことさら責める気にもなりません。

      ただ、キラメイジャーのことをどう思ってるのかはわかりませんでした。
      よほどの報道管制がない限りはヨドンと戦っているキラメイジャーや巨大ロボのことは知っていると思います。同じくらい未知のテクノロジーを使っている対抗勢力があると知っているなら話の前提条件が変わってくると思います。冷静に考えられるなら、世界を丸ごと滅ぼそうとしている相手が約束を守って助けてくれると信じるよりかはどうにかしてキラメイジャーに伝えて計画を阻止してもらうほうが生き残れる確率は高いでしょう。

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