『魔進戦隊キラメイジャー』 第33話「巨獣パニック大激突!」:感想
■巨大戦は良かった
・巨大戦と等身大戦の同時進行は面白かったです。
同時進行自体は戦隊ではたまにありますが、巨大戦の流れ弾が飛んできたりするのは臨場感とスケール感があって良かったです。
・ラストの巨大化ゴーアローバズーカも良い使い方だったと思います。
実際の玩具でも縮尺の関係でできたりするんでしょうかね? そうだともっと素敵です。
■お話はよくわからかなかった
・話はついていけない部分が多かったです。
個人的には王様の憑依の仕組みが全然わかりませんでした。ガルザとの戦闘中は本体の宝石が真っ黒になっていたんですけど問題ないんですか。
ラストの巨大化ゴーアローのときも、これだとグレイトフルフェニックスは動けなくなるんじゃないのかなと思ったら普通に動いていて戸惑いました。
何がどうなってるのか基本的な概念が理解できませんでした。宝石は意思が本体なんて、こんな設定ありましたっけ?
・ジェットストリームアタックの攻略方法もピンと来ませんでした。直線的な動きだからグレイトフルフェニックスで空からやれば簡単だと思うんですが。
キラメイジンの盾と刀にドリルは良いとして、盾にパンチで勝てるのは理解できませんでした。最初に真っ向勝負で負けていたと思うんですが。描写がなかっただけでザビューンの弱点サーチ機能を使ったおかげだったのでしょうか?
個人的にはザビューンの路面でも泳ぐように移動できる機能で真下から攻撃したりするほうが良かったんじゃないかと思いました。
・ヨドンナの態度も相変わらず謎でした。
前回から今回の途中までは不自然なほどにガルザに全面協力していたかと思ったら今回はあっさりと撤退していました。いったいどういう心情だったのでしょう。瀬名回でガルザに助けられたりしていたからガルザとは仲が良いのが公式設定になったのかと思ったらそうとも思えない態度でまた混乱しています。
■キラメイジャーのお話なので
・前回のゲストだった科学者さんは全く出てきませんでしたね。バランスを取ることを考えるなら種対策のときに出てきて打開策を提案するのが無難だと思います。
全ての展開は充瑠を持ち上げるためにあるのがキラメイジャーの基本なのでまぁいつもどおりですね。良いところ無しのハコブーと同じくらいどうでもいい存在でした。
■実は大ピンチだったのでは?
・ガルザが執念を見せてグレイトルフルフェニックスの足にしがみついてついてきましたけど、あれやってなかったらかなりヤバい状況になっていたと思います。
アタマルドは王様とハコブーしか出入りできないということは、あそこに置いていかれたら逃げ場も援軍もない状況で万全の状態のフルメンバーと一人で戦わないといけなくなっていたはずです。冷静に見るとかなりのピンチだったと思います。
次回は時雨と為朝のコンビ回のようです。
ガルザはパワーアップしてキングエクスプレスを乗っ取れるようになったようです! …やるのが半年遅いと思います。キングエクスプレスじゃグレイトフルフェニックスどころかギガントドリラーにも勝てる気がしません。
更新おつかれさまです。
返信削除今回の小夜が人質にされた場面で、キラフルゴーアローを一発撃てたからよかったんですが、もし変身解除までさせられたり、キラフルゴーアローを取り出した時点でヨドンナに「武器は捨てろと言っただろ殺す!」とかされていたらどうしたんだろうと思うのですが、どうでしょうか?
匿名さん、こんにちは。
削除充瑠の心情がわからない限りは、あのときどういう魂胆だったのかもわからないと思います。
そもそも冷静に考えると言うことを聞いてもヨドンナが小夜を解放する可能性はまず無いと思います。
1)ヨドンアイビーが発芽すれば地球人はほぼ死滅すると推測されている。
2)協力すれば助けると言われていた前回のゲストは協力したのに裏切られ殺されそうになった。
3)キラメイジャーは現状で一番の敵である。
根拠は上記の3つです。どれ一つとってもヨドンナを信用しないには充分だと思います。
実際にどう動くかは充瑠の考え方次第でしょう。
冷静に考えれば言うことを聞いても意味がないわけですから「リスクを犯してでも助かるチャンスを模索した。だから直接ヨドンナを撃たずに王様を呼ぶという奇策を選んだ」のかもしれませんし、
あるいは「成功するに決まってるじゃないか。だって俺が成功すると思ったんだから」といった根拠のない自信に基づいた行動だったかもしれません。
はたまた「どの道死ぬかもしれないならやらないほうが少しでもチャンスがあるほうが良いでしょ」といった半分見捨てている選択だったかもしれません。
とっさの判断なので全ては本人次第です。今回のお話で充瑠の心情が描けていたとは私は思いませんし、「充瑠ならこう思うに決まってる」と言えるほど充瑠のことを理解している自信もありません。