■あくまで前編
・ストーリーは次回の後編に続けるための前編でしかない内容でした。
カマエストーンの登場が唐突だと前回の次回予告の時点で思っていましたが、実際に見てみてもやっぱり雑な感じでした。敵の怪人が石の能力を使う必要性をあまり感じませんでした。わざわざ昨日から釣る意味があったのでしょうか？　ヨドン反応が出るのは変わらないから釣ってるところに今日のキラメイジャーがやってきて戦いになるだけだと思うのですが。

・カナエマストーンの時間遡行能力は邪魔になる気がしてなりません。
クリスタリアへの進軍を無かったことにすればいいのでは？
もっと前に戻ってヨドンヘイムを潰しちゃえば？
今後誰かに何かあっても無かったことにすればいいのでは？
マブシーナが死んでも石を集め終わってから死ぬ前の自分たちに石のセットを送れば解決できちゃうのでは？
ついでに最強アイテムも送っちゃえば？
とツッコミどころが際限なく出てきてしまいそうです。

■悪い予感が当たっていた
・ローテ陣でやっていたここ数話で何度も「マブシーナと宝路の関係が険悪になったり和解してたり安定してない。シリーズ構成がちゃんと仕事してないのでは？」と疑念を持っていましたが、シリーズ構成の荒川さんが担当した今回は当然のように和解したことになっていました。やっぱりローテ陣を管理できてないだけだったようです。ダメですね。

■空回り感
・今回も時雨”だけ”が特訓して新しい能力を身につけていました。
それ自体は良いんです。時雨は努力家だから特訓するのは当然ですし、能力自体も想像力を力に変えるキラメイジャーでは当然のことです。

問題は他のキャラが相対的にダメに見えることです。
武闘派ではない小夜はともかく、実力派を名乗っている瀬名と為朝は努力を怠って情けないように見えます。

そして何より充瑠にとって大問題だと思います。
「ヒラメキーング」を決め台詞にしていて戦闘力に劣るが想像力が最大の取柄であるはずのキャラなのに想像力で時雨に負けていては立場がありません。

良い工夫をしているはずなのにかえって逆効果になっているように見えるのはとてもよろしくないことだと思います。

■アクション
・アクションはすごくよかったです。体さばきが細かくてかっこよかったです。
今回なぜか主役だったブルーは特にすごかったです。受け、捌き、攻撃と段階的な動きをスピーディにパパっと手慣れた感じでこなすところに痺れました。


次回はキングエクスプレスがマイナーチェンジするようです。
見た感じだと過去で死んだアクアを回収してアクア＋エクスプレスで合体した形態っぽそうでした。これでジョーキーを乗っ取られるために出さなくて済みますね。ジョーキーはジョーキーでまた別の合体が出るんでしょうかね？　そうなってくれるとようやくガルザがまともなボスとして機能できそうです。

呪いが解けるとカナエマストーン集めが必要なくなるのですがこれから先どうするのでしょう？
敵が悪用して倒して強化アイテム代わりにゲットのパターンでしょうか。「うわー敵が強い。困った」となる度に思い出したようにカナエマストーンを探しに行ったり拾ってきたりするのは嫌です。