『仮面ライダーゼロワン』 最終回「ソレゾレの未来図」:感想
■ゼロワンらしさに溢れた最終回
・最終回でも相変わらず前回までの内容の意味をなくすのに忙しそうでした。
「或人は滅に倒されるために来た」ってそれってつまり前回不破が勝っていれば今回戦う必要もなく全部丸く収まってたってことですよね?
「或人がそう思ったのはゼアがエミュレートとした父親に言われたから」ってそれってつまり前回の不破の説得は全く心に響かなかったってことですよね?
・歴史改ざんもいつもより一層凄まじかったです。
或人と滅が戦うと他のヒューマギアまで悪意に目覚めるわけがない。っていうか途中から暴徒ヒューマギア自体が消滅していました。最終回だけに歴史改ざんもパワーアップして前回どころか今回やった内容ですらなかったことになっていました。「ヒューマギアに人権を与える必要なんてない。なぜなら人権を求めるヒューマギアなんていないからだ」最高にクールな答えですね。思わずチェケラになりそうです。
・「迅を復活させれば滅を止められるかもしれない」って話もどこかに消えていたのはさすがですね。レギュラーキャラでも邪魔なら容赦なく消します。
このせいで唯阿たちが「戦いを止めるのに特に何の役にも立っていないのに何かをした気になっている傍観者たち」になっていると思いますが些末な問題ですね。
・仮面ライダー連呼もパワーアップしてました。
ゼロワンにおける仮面ライダーの定義ってなんでしたっけ? 本気で覚えてません。そもそも歴史改ざんが当たりまえだから昔の定義なんて意味を成しませんね。
強いて言えば滅のほうが仮面ライダーだと思います。或人たちは「人間に害をなすヒューマギアを破壊する」で滅は「悪意を持ったものを倒す」ですからね。このままだと滅が仮面ライダーとして或人や不破を断罪する未来しか浮かびませんがそれでいいのでしょう。或人と違って滅は素直に反省することもできましたからね。誰が一番マシかは一目瞭然です。
・滅の告解もやっぱり理解しがたい内容でした。
これまでのヒューマギアがイズや亡なども含めて「あ、今シンギュラった。これが心かー」みたいなあっさりした扱いでやってきたのに今更「なんだこれは意味がわからん。気持ちが悪い。胸が苦しいー」とか滅だけ言い出してもお話が成立しません。何度も言いますがキチガイの或人とメンヘラの滅を双方の代表として扱うのはおかしいと思います。
・悪意の話もどこかに行ってるように見えました。
滅が心が芽生えたことを認めようとその心に宿った悪意がどうにもならないことが最大の問題だったはずなのですが。或人も含めて「自分で悪いことだと自覚して反省すれば問題ありません」みたいなノリになっていました。
まさかとは思っていましたが、そんなちっぽけな気分の問題を大問題として大騒ぎしてきたということで合っていたようです。人類とかスケールの大きいことを言ってきたのも馬鹿によくある主語のデカさでしかなかったようです。スタッフの人柄でしょうか?
・ヒューマギアの危険性も人権も完全無視して普及が続いていくらしいことはまぁ納得でした。ゼロワンならそうなるでしょうね。何にも解決してませんが、する気がないのだから当たり前ですね。
■キャラのその後
・不破がドアを素手でこじ開けるなんてヒューマギアみたいなことをやっていて笑ってしまいました。人間とヒューマギアの活かし方をわかってなくて本当にゼロワンスタッフはダメだなと思いました。
・亡はAIMSに入隊しました。新人なのにいきなり技術顧問だそうです。スタッフはひょっとして”顧問”という単語をただの技術者という意味と勘違いしているのかなと思いました。
そもそも対ヒューマギア組織にヒューマギアが要職についているのはまずいと思います。ギーガー暴走のことを忘れたのでしょうか。
・イズは2年前の『HUGっとプリキュア』の最終回でまんま見た展開で苦笑いしました。
「生きてるやつに死んだやつを重ねるなんて人権侵害にもほどがあるだろ! ロボットのほうがキレるか、人間のほうが同じにならなくてキレるかでこいつらが次の火種になるだろ!」というツッコミどころまでそっくりそのまま同じでした。
・プリキュアの場合は本筋に関係ないキャラのエピソードだからまだマシでした。
ゼロワンの場合はAIをテーマに掲げておきながらこの対応はまずあってはならないことです。普通のSFなら「身に降りかかった悲劇から狂気に駆られた科学者」といった扱いをされる思想だと思います。
・ゼロワンという作品内に限っても完全にアウトだと思います。
「未来に向かって飛べ!」を標語にしてきた人が死んだやつを再現しようと必死になってるなんて完全にイカれてます。あの台詞の後ならむしろ副社長たちが用意した新イズを見て「いや、これは必要ないよ。こんなことはするべきじゃない」とはっきり断るべき場面だったはずです。あれが悪意に含まれないなんてアークも大したことありませんね。
総評は後日書くつもりです。内容が薄過ぎて書くことがほとんどありませんけど。
Owl0079さん初めまして。そしてこんにちは。
返信削除個人的にゼロワンは特撮で一番期待から虚無の落差が凄まじい作品になりました。恐らく特撮でもぶっちぎりで一生評価は下のままなのではないでしょうか。
自分は剣、ディケイド、W、オーズ、フォーゼ、ウィザード(映画関連)、鎧武、Vシネスペクター、エグゼイド、ビルドがめっちゃ好きなのですが(1期はまだ見れてない作品あり)、
過去にここの感想を偶然見てしまった際「いいすぎやろ…めんどくさい人だなぁ(失礼」と嫌な感情が沸いてしまって、
でも一方でゴーカイ、ドキプリ、ゴープリ、シンフォギア、ファフナー、プリパラ、ヘボット好きなの一緒だ~と少し嬉しくもあったりして。
そしてゼロワンを終盤まで見てふとここを思い出して覗いてみたら、自分と同じ気持ちレベルでゼロワンのクソマントルっぷりを書いてて「ですよね」と必然的に同調してしまいました。
最初は余計なことしちゃう大森Pが不安でも1クール目と映画は意外といい感じで見てたんです。ゲスト関連のもやもやと煽りイズはアレでしたが。
2クール目は論外です。キャラの掘り下げもせず仕事オブ仕事でライダーバトルも勝敗に繋がらず一部キャラを制限状態にして天津びいきして主役を露骨に負けさせる展開なんて盛りあがるなんて思う方がどうかしてます。Pの自己満足でしかないです。
製作所以降もごらんの有様で自分視聴時の目死んでそうと思うくらいもう色々駄目でした。土台すら崩壊するし…なによりライダー同士なのにアルトと刃が終盤でも不破さん越しでしか碌に会話しないのはキャラ周りが成立してない証拠です。自分はキャラの関係性も評価対象なのですがゼロワンは問答無用でマイナス判定つけますね。
唯一好きになれたのは不破さんだけです。バルカン系列もかっこいいしもうゼロワンで期待できる所不破さんのみ!→ところが記憶捏造、いじりまくられ、アーク予測内瞬殺コンボと...これでは役者の人もようつべで苦言を呈したくなるのも当然です。
結論としては、ゼロワンは大森Pのクソオードブルです。ドライブ、エグゼイド、ビルドにあった良要素は皆無ですし、ライダーも武器も見た目はいいけど無個性化が深刻です。流石によく言われる平成2期後半と出来れば一緒にしないでほしい位です。
あ、あと個人的に聞いてみたかったので以下に
ライダーの関係性で一番好きな人物関係
仮にライダーのPか構成だったら何をテーマにして作るか(例:交流)
ここで書いた作品以外でOwl0079さんが好きなアニメ
色々ケチ批評酷評言われるが自分は好きだ!となった作品
長文失礼しました。
匿名さん、はじめまして。
削除>なによりライダー同士なのにアルトと刃が終盤でも不破さん越しでしか碌に会話しないのはキャラ周りが成立してない証拠です。
関わり合いが薄いことに意味があるなら問題なかったと思います。特にないし、それなのに前回みたいな不破が或人を説得しようとする謎シーンを作ってしまうことが問題だと思います。
>ライダーの関係性で一番好きな人物関係
特にないです。私はキャラとかは「ストーリーの一部」としてみなすタイプなので。ストーリーや登場人物が好みかどうかという話になってしまいます。
>仮にライダーのPか構成だったら何をテーマにして作るか(例:交流)
シンプルに「仮面ライダー」や「「ヒーロー」についてでしょうかね。『仮面ライダーW』と被りますが。仮面ライダーと名乗るなら仮面ライダーの意義を追求するのが正道だと思います。そこに意味を感じなくなったならシリーズを止めて別の作品を始めるのが妥当でしょう。
>ここで書いた作品以外でOwl0079さんが好きなアニメ
最近だとミュークルドリーミーや遊戯王SEVENSが面白いです。
昔のだと『スクライド』や富野監督の作品が好きです。
>色々ケチ批評酷評言われるが自分は好きだ!となった作品
特に思い浮かびません。他人がどう言っているかは気にしないので。万人受けする作品なんてそうそう無いとも思います。
スクライドいい作品ですよね。カズマと劉のぶつかり合いそして共闘、王道は王道らしく最高で。
削除王道系だとサイバーフォーミュラ、ジェイデッカー、Gガンダム、エトレンジャー、メダロット、マシンロボレスキュー、ガルパンをオススメします。
その中で見たことがあるのはGガンだけですね。ガルパンは1話を見て、特に面白くないと判断したきりです。
削除1年間お疲れ様でした。今年も残念過ぎました。もう記憶にないぐらいまともな作品を見てない気がします。
返信削除それでも仮面ライダーというシリーズは大好きだからいつかまた好きな作品が出ると思って観続けたいと思います。
セイバーは…最初から期待薄ですが(笑)
とりぷるさん、はじめまして。
削除長らく低迷したままですね。改善される日と終わる日はどちらが早いのでしょう。
こんにちは。
返信削除変身後の戦闘シーン以外全てに「※これはイメージです」「※この台詞に特に意味はありません」という注意書きが書かれてるんじゃないかと疑いたくなるレベルで、全く画面にのめり込めませんでした。
長々感想を連ねる気にもなれないのですが、一番ドン引きしたのは新イズに旧イズの人格・在り方を押し付ける気満々な主人公の姿です。
普通あそこは、新しい名前と生き方を提示する場面でしょう。
結局彼にとってヒューマギアはただの道具もしくはお気に入りのお人形でしかありませんでした。
まぁ新イズに新しい名前や在り方を導ける人格のキャラなら、こうはなっていないでしょうけれど。
そして大方の予想通り劇場版にぶん投げエンドでしたが、私は劇場版でもぶん投げるエンドになる方に賭けています。
匿名さん、こんにちは。
削除>結局彼にとってヒューマギアはただの道具もしくはお気に入りのお人形でしかありませんでした。
或人は最後まで一貫性がありましたね。「ヒューマギアは道具であり、自分を気持ちよくさせる祖存在でなくてはならない」という一貫性でしたが。
>そして大方の予想通り劇場版にぶん投げエンドでしたが、私は劇場版でもぶん投げるエンドになる方に賭けています。
そもそもちゃんとやる能力がないので今回のように意味不明な展開以外は望みようがないと思います。「スタッフが本編と別」という可能性はありますが。
お疲れ様でした。最終回になりましたけど、これは、「続きは映画で」エンドでいいんでしょうかね?それから「迅はいつから或人の理解者になったっけ?」とまあいろいろ疑問がありましたが、この最終回の後で映画を見たらどんな印象になるんですかね?それから次回からセイバーがスタートしますが楽しみですか?期待してますか?
返信削除匿名さん、こんにちは。
削除>これは、「続きは映画で」エンドでいいんでしょうかね?
そうかもしれませんし、そうではないかもしれません。
私はゼロワンスタッフなら「劇場版なんだから違う話やろーぜ。海外ロケとかしたいし」とか言い出すんじゃないかと思っています。
>「迅はいつから或人の理解者になったっけ?」
会社設立後あたりの話で迅を助けた辺りでそういうことになったんだと思います。そのわりにはアーク討伐に或人の力を借りようとはしませんでしたが。
>次回からセイバーがスタートしますが楽しみですか?期待してますか?
特に何もありません。期待するほどの好材料が見当たりませんので。
更新お疲れ様です。
返信削除或人が滅に対し「心を教えてやる」と終始上から目線なのが胸糞悪かったです。作品通してのヒューマギアに対するスタンスそのものを象徴していましたね。滅が「他者の立場に立って考える」というところに自力で達しているので尚更カスに見えました。或人は自らを仮面ライダーだと思っているようですが、弱い立場の者に寄り添おうとせず、自分の悪意と一切向き合わないのは棚に上げて説教してくる奴には助けに来て欲しくないです。
「悪意は根絶できない」という結論に帰結するのは見えていましたが、実世界で未解決の問題だとしても、作品内で部分的にでも答えを提示するのが誠意だと思います。あらゆる問題が初期状態から何一つ改善していません。今後もヒューマギアによるテロは起こるでしょうし、一般市民との和解も特に描かれませんでした。
イズの再生はサイコパスじみてましたね。オリジナルの存在意義を否定しているという発想すらなさそうなのがヤバいです。声優さんヒューマギアの父親に諦めさせた事を自分がやるのはいいんですね。
不破がドアをねじ切って俺は仮面ライダーだ!と爽やかに言い放ったところが今回一番笑いました。主人公と異なる価値観を提示する存在になり得たキャラですが、設定が消滅してから自我はAIBO以下に成り下がり、或人からはほぼ存在を無視されてました。Vシネやるにしても不破について描くべき物語が思い浮かびません。
総評楽しみにしてます。前作ジオウも酷いものでしたが、クソさがレジェンド踏みにじりにほぼ一点集中してたのと、本筋はバカバカしさだけで個人的に不快指数はゼロワンの方が高いです。ゼロワンには機械だけでなく人間の尊厳をも踏みにじるような嫌な感じがあったんですが、その辺うまく言語化してくださることを期待してます。
匿名さん、こんにちは。
削除>或人は自らを仮面ライダーだと思っているようですが、弱い立場の者に寄り添おうとせず、自分の悪意と一切向き合わないのは棚に上げて説教してくる奴には助けに来て欲しくないです。
或人が来ても助けられるより理不尽に殴られたりする可能性のほうが高い気がしますね。
>「悪意は根絶できない」という結論に帰結するのは見えていましたが、実世界で未解決の問題だとしても、作品内で部分的にでも答えを提示するのが誠意だと思います。
私も問題提起だけして何かをした気になっている作品は大嫌いです。回答までがセットだと思います。
ゼロワンの場合はレベルが低すぎて問題提起とすら呼べないと思っていますが。
>声優さんヒューマギアの父親に諦めさせた事を自分がやるのはいいんですね。
ヒューマギアに人権はありませんから何の問題もございません。劇場版が出る頃にはイズ50号とかになっても何の問題もございません。
>Vシネやるにしても不破について描くべき物語が思い浮かびません。
記憶が捏造だとわかってからただの一般人のまま終わってしまいましたね。しかもチップを直してない限りは変身できないので”自称”仮面ライダーですし。
Vシネがあってもたぶん最終回みたいな感じで辻ヒーローをやるだけだと思います。
>ゼロワンには機械だけでなく人間の尊厳をも踏みにじるような嫌な感じがあったんですが、その辺うまく言語化してくださることを期待してます。
登場人物が馬鹿過ぎるからだと思います。「ヒューマギアは暴走とか以前に危険だから政府が規制しろ」とか「さっさと五番勝負関係者を逮捕しろよ!」とか馬鹿げた展開ばかりでした。それなのに「人類」とか主語がデカい上に人類代表がクズで機械代表がメンヘラだったりするので不快感が生じるのも当然だと思います。一言でいうと「お前と一緒にするな!」です。
>登場人物が馬鹿過ぎるからだと思います。
削除全くその通りですね。解決法を模索するより無意味な社長交代劇やらカッコつけるのに忙しい感じでしたからね。
以前メインライターの回が苦手と書いたところ、或人が出しゃばるからではないかと推測されていましたが(それももちろんあるんですが)、それだけでなく医師や消防士のエピソードなどの歪んだ倫理観をいかにも感動ドラマ風に描くことに自分は抵抗があります。エグゼイドでの医療を舐めた態度が思い出され受け付けませんでした。ゲストの方が書いた回でも職業への理解の低さ等はありましたが、単に話作りが拙いだけで嫌悪感というほどではなく、やたら「命を救う」や「夢」を強調するメインの方の作風が不快度を上げていたと自分は思っています。
>単に話作りが拙いだけで嫌悪感というほどではなく、やたら「命を救う」や「夢」を強調するメインの方の作風が不快度を上げていたと自分は思っています。
削除言葉選びの仰々しさのわりに身を伴っていませんからね。それどころか言葉の定義すら首を傾げる有様です。そのくせ正当さを主張するのでは嫌になります。
ここまでの視聴お疲れ様です。
返信削除結局大森pも脚本の高橋さんもとりあえずいい雰囲気にもっていければそれまでの話はいいみたいなスタンスはエグゼイドの時から何も変わりませんでしたね。いやむしろそれより酷かったです。
最近知ったのですがエグゼイドで大森pが高橋さんを採用したのは「高橋さんは性悪説論者で世の中悪い人ばかりだと考えていてそれが仮面ライダーに相応しいと思ったから選んだ」と高橋さんもそれに「この中にいい人はいないんですね」と笑い飛ばしたのをエグゼイドVシネのイベントかインタビューで言ったのを知って酷く呆れました。そして今回ゼロワンはそれが酷く現れたんだなと。
ところでちょっと調べたら性悪説って悪という本質は変わらなくても為せば善は生まれるということらしいですね。
名無しの星さん、こんにちは。
削除>結局大森pも脚本の高橋さんもとりあえずいい雰囲気にもっていければそれまでの話はいいみたいなスタンスはエグゼイドの時から何も変わりませんでしたね。いやむしろそれより酷かったです。
エグゼイドもそんな感じでしたね。設定やストーリーの放り投げ方も登場人物の論理の破綻も似通っています。
>
ところでちょっと調べたら性悪説って悪という本質は変わらなくても為せば善は生まれるということらしいですね。
「何もしないと悪くなって当たりまえなので意識的に善き行いをしましょう」という思想だと理解しています。私も性善説とどちらかで言うなら性悪説のほうが正しいと思います。
どちらも仮面ライダーとは特に関係ないと思いますけど。
一年間お疲れ様でした。
返信削除最終回は滅と或人の問答がメインで悪意や人類とヒューマギアの付き合いについてはほとんど語られませんでしたね。
エグゼイドのときもそうでしたが、結果だけを言って過程を考慮しない(言いたい台詞だけ言わせてそれまでの積み重ねを作らない)、主語がでかいくせにやってることは小さい、という高橋悠也脚本の特徴が遺憾なく発揮されていました。
そもそも終盤決着をつけるべき課題は「自らの意志で人類に敵対したヒューマギアとどう向き合うか」であると思ったのですが、結局滅には心があるから大丈夫!というなんの解決にもなっていない台詞で終わりましたね。まあチェケラの回で課題をぶん投げたので当然と言えば当然ですね。
「未来に向かって飛べ!」というモノローグの直後に昔のイズに拘ってたのはもはやギャグでした。せめて「新しい思い出を作っていく」とか「これから二人で未来を切り開こう」とか言葉だけでも前向きな姿勢ならよかったのですが………
続きは劇場版で!エンドでしたが、これはまあコロナの影響もあったでしょうしなんとも言えないところではないでしょうか。本来夏映画でやるはずだったところを急遽冬に回した可能性もありますし、公開されるまでは静観ですね。期待するところは何もないのですが……。
匿名さん、こんにちは。
削除>エグゼイドのときもそうでしたが、結果だけを言って過程を考慮しない(言いたい台詞だけ言わせてそれまでの積み重ねを作らない)、主語がでかいくせにやってることは小さい、という高橋悠也脚本の特徴が遺憾なく発揮されていました。
「ドラマ」とは対極にあるような内容だなぁと思います。
ドラマならその積み重ていく過程こそがむしろメインだと思うのですが。
>まあチェケラの回で課題をぶん投げたので当然と言えば当然ですね。
やったらやったで「チェケラのときは無反応だったろ!」とツッコまれるだけでしょう。
ゼロワンが終わるに当たって最後まで脚本家の高橋さんが何を考えているのかわからないに尽きるんじゃないんでしょうか。そう思ったのは自分だけですか?高橋さんは癖が強い脚本家さんですか?何か詳しいことをご存知でしょうか?
返信削除質問の趣旨がよくわかりませんが、私は特に高橋悠也さんについて詳しくありませんよ。いくつも作品を見たことがありません。
削除ゼロワンの破綻したストーリーの原因が高橋さんにあるのかも不明だと思います。
① 東映の基本方針である「緻密な物語構成よりも、一時の話題性で客を沸かすライブ感」。
返信削除② 大人向け要素と謳う、白倉的露悪趣味。
③ バンダイからのお達しである、玩具の30分CM。
平成ライダーって、大体こういう要素で出来てたと思いますけど、ゼロワンは何一つ満足に達成してないのがひどいというか。
令和1発目が、完全な平成のデッドコピーっていうね。
「善良な人を困らせる悪党を、ヒーローが格好良くやっつけて、困ってる人を助ける」
ヒーローものの基本ラインすら投げ捨てて、仮面ライダーはこれからどこに行くんでしょうね。
>ヒーローものの基本ラインすら投げ捨てて、仮面ライダーはこれからどこに行くんでしょうね。
削除近年はどれもそんな感じだったと思います。
平成ライダーはだいたいが個人的な思想や人間関係で問題を起こす作品のほうがずっと多かったと思います。ヒーロー活動も自分を顧みない自己評価の低さや英雄願望などに基づくものが多く、「人を助けるのに理由は要らない!」なんて心の底から言えるタイプのほうが少ないと思います。
問題視するなら「それなのに人間ドラマを軽視している」や「”仮面ライダー”=正義の味方であるように語りつつそれなのにライダーバトルなんて矛盾したことをやる」といった路線のほうが大きな問題だと私は思います。
① 玩具販促の面から、仮面ライダーは沢山だしたい。
削除② 複数のライダー=複数の正義だからライダーバトルという内ゲバを起こす。
③ 話をまとめるために、複数の正義を一つの正義に統合する必要がある。
作中でやってる事は、基本的にこの流れなんですけど、それが下手糞なんですよね、致命的に。
全ヒーローが、自分の正義をある程度妥協してでも、協力し合って倒さないといけない「強大な悪」も出せないし、「こいつを信じてみよう」と思わせるほど、表題ライダーの魅力も描けない。
どちらも、それっぽいことを言ってる、こじつけてるだけで中身が伴わないから、キャラクターに説得力がない。登場人物と視聴者の反応の乖離が進むだけ。
そこからさらにキャラクターを飾り立てるために、空気読まないコメディを挿入するので、さらに登場人物と視聴者の溝が、長江みたく対岸が見えないほど広がっていく。
①から③の流れをやりたいなら最低限、表題ライダーに、自分の初期正義を否定させ、さらに変化成長させて、その変化に他のライダーたちも興味を持つような流れにしないと、無駄な内ゲバをするコミュ障の集団か、ただのアブナイ宗教の教祖と、洗脳された信者にしか見えないのが判らないっていうのが、物語面における今のスタッフの能力不足の最たるところですね。
正義の味方を止めるほうが簡単だと思います。ライダーバトルをやりつつまともな話を作るほうはもう10年やっても上手くいかないと思います。
削除正義の味方じゃない仮面ライダーに何の価値があるんでしょうね。
削除根本的に、「子供に伝えるべき正義のカタチ」を、今のスタッフは持ってないんでしょうね。
商業ブランドとしての価値は疑うまでもないと思います。
削除この調子だと、いつまでブランド維持できるか、見ものですね。
削除もう商業重視になって久しいのでまだまだ続くと思います。
削除https://news.yahoo.co.jp/articles/7c0098e1f62ecefb88504f1f87cc3334d643b48e?page=3
返信削除井桁さんのインタビューありますが役者さんが悩み出すとか脚本相当なものだと思うのですが(^_^;)
中盤ぐらいになると大体は役をつかめてとか言いだす時期ですしね
あるとはおじいちゃん尊敬してた描写とかあったと思うのですが、どういう接点あったか描かれてないですよね
垓もそれっぽいこと言ってたのにそれもないし
コロナの影響もあったから仕方ない部分もあるかと思いますけど、もうちょっと何とかなった部分もあったと思いますね
百日紅さん、お久しぶりです。
削除>中盤ぐらいになると大体は役をつかめてとか言いだす時期ですしね
ストーリー自体も意味不明なので役者さんがわからないのは無理もないと思います。
個人的には「監督ごとに唯阿のイメージがバラバラ」という点がヤバいと思いました。現場が一番偉い人までそれではどうしようもありません。悲惨な現場だと思います。
>あるとはおじいちゃん尊敬してた描写とかあったと思うのですが、どういう接点あったか描かれてないですよね
スタッフが忘れたか、本気でどうでもいいことだったんだと思います。
祖父の死も普通だったら殺されたとか理由があるものですが、偶然にあのタイミングで自然死しただけで裏は全くないみたいですし、副社長たちにゼロワン計画も孫の存在すらも話さなかったことも特に理由はないみたいですからね。