■今回も初耳だらけ
・キャラの違和感は今回も変わりませんでした。
マブシーナと宝路の仲が悪いままであることが前提になっているみたいで困惑しました。前回もそういう違和感があって、今回も脚本が同じ三条さんなので当然ではありますね。

・違和感に目を瞑ってもお話は微妙な印象でした。
前回手に入れたカナエマストーンの能力が「破壊」でえっと思いました。それって集めちゃいけないタイプのドラゴンボールなんじゃと思いましたが、特に問題はないようでまたずっこけました。しかも再利用可能だそうです。便利ですねぇ。とりあえずガルザの脳天に当てて発動させると楽そうです。

・完全新規要素の呪いの説明もありました。
内容がえらくふわっとしていました。母親はかけられた直後に死んだけど、もうだいぶ経ってるマブシーナもかかってるかはわからないとか言われると取り越し苦労なようにも見えてしまいます。まぁ、命に関わることだから「かもしれない」で動くのはわからなくはありません。発動してからじゃ遅いですからね。

・個人的にはヨドン帝国以外の敵が現れたり、帝国の侵略以前に王様が征伐に行っていたらしいことのほうが気になりました。
そういう要素が出てくると、帝国を倒しても脅威は消えなかったり、ヨドンの侵略にもクリスタリアに弾圧されてきた過去など事情があるのかもしれないとか、いろいろ連想してしまいます。
けれどもそういう話をする雰囲気には見えません。今回のお話がただのノイズになりそうな気がして、そこが一番危険なように感じています。語られなかったものに由来する「何だったんだ、あれ？」というモヤモヤ感は長期クールでは特に避けたほうが良いと思います。

■充瑠
・また充瑠上げっぽい展開でしたが個人的には至って普通の合理的判断に見えてしまい、言うほどすごいことだろうかと思ってしまいました。
無駄に捨て身な宝路やマブシーナのほうが明らかに間違っているだけで充瑠の判断自体はそれほどすごくないように見えました。充瑠に落ち度はない展開なのですが、周りの不自然さのせいで充瑠の印象まで微妙になってしまいます。

■ギガントドリラー
・肩にも別の魔進を乗せられるんですね。上手に使えば動きのなさは多少は補えそうです。

・必殺技が結局ただの横回転だったのは残念でした。
ああいうのを見るといつもゲキレンジャーを思い出します。


次回は魔進との入れ替わり回のようです。ストーリーは進みそうにありません。
宝路の話や宝探しが終わってどこに進むのか方向性が見えない状態が続くのは良くないと思います。まさか4つの石を集め終わるまでずっとメインに据えるつもりなのでしょうか？