『魔進戦隊キラメイジャー』 第14話「孤高のエース」:感想
■ローテらしいキャラクター
・シリーズ構成の手掛けたここ2話の宝路とはだいぶ別人でした。
でも第一印象でイメージするのはこんな感じの傍若無人な性格ですよね。解釈としては間違ってないと思いますが、シリーズ構成の構想と合っていませんでした。
・そういうメタ視線を抜きで普通に見ると「突然宝路の性格が悪くなって、なんか急に改心した」という光景になり話についていけませんでした。
幼いマブシーナと遊んでいた光景を過去の情景として見せられた後に、ガルザに言われたからという理由だけであんなふうになる光景を見せられても納得ではなく混乱するだけです。真面目に解釈しようとすると「宝路は人に言われたことにすぐ感化される」となってしまい、違和感が強すぎてますます宝路の人格がわからなくなってきてしまいます。
■話が普通に酷い
・宝路の解釈違いを別にしても話が滅茶苦茶なように見えました。
1話でやった魔法陣作戦に誰も気づかないのはお粗末だと思いました。地図を見ながら考え出したあたりで気づいて然るべきだと思います。
・宝路がキラメイストーンを不当に見下していたことは理解できませんでした。
クリスタリアの住人がキラメイストーンを見下すなんてあり得るのしょうか? ガルザですらその力を認めてるんですよ?
・宝路が改心するきっかけが「銭湯がガレキに埋もれて変身アイテムを取り出せなくて途方に暮れたから」って何です? 躁鬱が激しすぎてメンタルがやばい人に見えてしまいました。そんな現実的な困難ではなく、もっとバトルとかでやるべきことだと思います。そんなところに無駄にリアリティラインを置いても意味がないと思います。
・充瑠がヒラメキーングする流れが理解不能でした。
なんで宝路に声をかけた後に描き始めるのしょう? 描きながら現れるかもう描いてあるかのどっちかじゃないかと思います。
・ガルザとスモッグジョーキーの扱いも酷いと思いました。
邪面士はジョーキーに乗った直後にエクスプレスに奪われるし、それ以前に邪面獣がいるからジョーキーもあまりいる意味ない。挙げ句に何もしないうちに邪面獣に踏み潰されて退場で等身大戦であれだけ苦戦した相手にしてはあっさり過ぎてすっきりしません。
次回は宝路とマブシーナの和解へつながる話になりそうです。
またシリーズ構成の担当じゃないので不安です。個人的にはまだ宝路のキャラクターが安定していないのでシリーズ構成が手を離していいタイミングではないし、メンバーやマブシーナとの関係などを発展させるタイミングでもないと思います。
こんにちは。
返信削除「何話か話飛ばした?」って位、いきなり充瑠以外のメンバーと宝路の距離感が縮まってて面食らいました。
「宝路のワンマン路線はガルザに唆された 物」というのは、安易に感じました。
「せこい性格のガルザがやりそうな事」としては問題ないと思いますが、それを鵜呑みにする宝路はバックボーンが定かでない事も含めて「それどうなん?」という感じです。
ジョーキーに関しては、もう「ガルザがエクスプレスを乗っとる(=エクスプレス敵対化)」位やらないとどうしようもなさそうです。
幸か不幸かシルバー専用ロボもそろそろ出そうですし、やれない事はなさそうです。
匿名さん、こんにちは。
削除>いきなり充瑠以外のメンバーと宝路の距離感が縮まってて面食らいました。
えらく歩み寄りが強かったですね。充瑠が加わったときには「こんなやつ認めない!」って態度だったので違和感があります。宝路のほうが充瑠よりも非協力的で印象は悪いと思うのですが。
>それを鵜呑みにする宝路はバックボーンが定かでない事も含めて「それどうなん?」という感じです。
今は宝路の人物描写の期間なのでこういうことをされると「え、それを鵜呑みにするってことは、宝路は流されやすいタイプなの?(ここ2話だとむしろ我が強いタイプなんだけどなぁ)」と困惑します。悪い方向に流されるのは人としても微妙ですし、失敗だったように見えます。
>ジョーキーに関しては、もう「ガルザがエクスプレスを乗っとる(=エクスプレス敵対化)」位やらないとどうしようもなさそうです。
それくらいやってくれないと厳しいですね。特にガルザを悪役として引っ張る気なら尚更です。
ただ、販促の傾向から考えると悪役に変えることは無いだろうなと思います。ジョーキー無しだとエクスプレスの販促はほぼ不可能ですし、これからも無駄に乗っ取られに来る可能性が高いと思っています。
最近はロボ同士の合体も少なくなってきていますから「エクスプレスを合体ロボのパーツに使うからジョーキーが単独で出られる」という線も厳しそうです。