■宝路
・普通に地球人で養子でした。クリスタリアに養子という概念があるんですね。司令とは実の兄弟で、司令のほうが2歳下の弟だそうです。昭和のおっさん設定はこの先持て余しそうだなと思いました。

・それよりも30年前からオラディン王が地球にやってきていたことのほうがこれまでの前提が覆る話でした。
結構前から来てたんですね。それなら防衛準備ができていたことに多少は納得がいきます。でも30年であれだけの準備ができるのはそれでも異常ですね。元々博多南家が大金持ちとか日本を影から守ってきた一族とかそれくらいの設定がないと厳しそうです。

・マブシーナとの確執や宝探しもあまり裏はなさそうですね。
今回の感じだとヨドン侵攻の際にいなかったのはガルザに騙されて宝探しに行っていたせいのようですし、宝探し自体も使命か何かのようです。

・個人的にはこれで話を引っ張るのは無理があると思います。あまりにも裏が透けています。
やればやるほどマブシーナの了見が狭く、逆恨みしているように見えてしまいますし、下手な嘘をつき続ける宝路もつまらない人物に見えていきます。真実に勘付いた充瑠も目立ちません。
たぶん、あと2、3話でシルバーのメイン販促期間が終わる頃には終わる話だと思いますがそれでも厳しいんじゃないかという印象です。

■方針転換？
・今回、充瑠が謝るシーンが入っていたことに驚きました。
1,2話のディレクターズカット版でそういうシーンが意図的にカットされていたことが明らかになったのでそういう場面は入れないつもりなんだと思っていました。監督ごとの意見の不一致なのか、方針転換なのか、どういう風の吹き回しなんでしょうね。

■超重機ドリジャン
・ミニチュアの出来栄えは良かったです。光るドリルのピカピカ感と玩具感が目を引きました。キラメイジャーの売りであるキラキラ感を全面に打ち出せていてとても良いと思います。

・今回の活躍は中途半端でした。
出番は地下に潜るまでで、邪面獣の相手はランドメイジに代わられ、代わりに乱入してきたスモッグジョーキーと戦うかと思えば降りてそのままドリジャンの出番は終わってしまいました。
ランドメイジは地下のジオラマの雰囲気が良い感じでしたが、こちらも早々にシルバーvsガルザのほうにスポットライトが移ってしまって不完全燃焼のまま終わってしまいました。シルバーvsガルザのほうは当然引き分けで終わりなので全体的に消化不良感が強かったです。一つ一つの出来栄えが良かったので尚更もったいなく感じました。


次回は引き続きシルバー編のようです。
キラメイジン用の武装が増えるっぽい感じでした。シルバー用のロボが出るこのタイミングで増やすのは少し不思議な感じがします。シルバー用のロボで基本的に使っていくのか、それともコロナで販促の間隔が詰まったせいなのか。どういう理由なんでしょうね。