『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第45話「心臓を取り戻せ」:感想

2020年2月9日

■整合性がガバガバ
・真相が明かされる…はずが余計に理解不能になりました。マスターブラックもセトーもちゃんと話せよ、としか言いようがありません。
特にマスターブラックは意味不明です。リュウソウカリバーを抜いちゃいけないと思ってたならもっと前の時点でリュウソウジャーにそう言わないと意味がないはず。心臓も取られたから自力でプリシャスに対処することも不可能なのに何をするつもりだったのでしょう? 今回の正体明かしのタイミングに取っておく価値があったようにも見えません。

・全体的に整合性を取ろうとしてかえってガバガバになったように見えました。
「俺たちの村からエラスのところに行けるなんて知らなかったー」とか「そういえば騎士竜はエラスの封印のために眠りについたんだった!とかリュウソウ族がアホ過ぎます。使命使命と言っていたのに何にも知らないじゃないですか。

・個人的には村の位置関係はどうなってるのかが気になりました。
コウたちの村とバンバたちの村は交流がなく存在すら知らない全く別の村のはずなんですが、どちらからもエラスのところに行けるそうです。どういう位置関係なのかと不思議に思いました。リュウソウ族だからひょっとしたら「歩きなら5ヶ月くらいで行けるよ。コウたちの村からなら10分だけど誤差だよね」とかそんなスケール感の話なのかもしれませんが。

■エラスの暴走
・エラスの影響を受けたっぽいヤバソードがドルイドンも倒すと言っていました。どういうことなのでしょうか?  私が思いついた仮説は以下の2つです。
1)リュウソウカリバーの力をエラスが吸収したことでバグってドルイドンも敵対視するようになった。
2)プリシャスがドルイドンなのにエラスを道具扱いしているように、エラスにとってもドルイドンは道具でしかないので何百年も助けに来ないわ裏切ろうとするドルイドンに愛想が尽きて新しい種族を生み出すことにした。
どっちにしてもリュウソウジャーにとっては特に影響が見当たりません。結局はエラスもドルイドンも倒すだけです。

■バトル
・相変わらず誰も倒せない塩展開で盛り上がれません。
この状況で雑魚相手の生身アクションを入れられると不毛な印象が余計に強まって辛いです。


次回はエラス封印のために騎士竜は犠牲になる覚悟をするお話になるようです。その話自体が今回で初耳なので今ひとつ気持ちがついていきません。
個人的には海のリュウソウ族がモサレックス無しで生活が成り立つのかが気になります。鼓膜が三重になっているとか言っていたので早くてステルス性が高くて便利だからモサレックスを使ってるだけで、モサレックスがいなくなっても地上との行き来は可能なのかもしれませんが。

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