『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第17話「囚われの猛者」:感想

2019年7月14日

■未熟
・脚本家の名前を確認した時点で覚悟していたことですが台詞も展開も固かったです。
「網がどうにもならないから催眠術にかかっていたフリをしていたのだ!→じゃあバンバが助けてくれれば安心だね→バンバが助ける前に催眠術にかかっていないと明かす→え?それじゃモサレックスが危険なのでは?→実際攻撃される」とか、
頭脳派のはずのメルトがミストソウルを使って砂を固めて状況を悪化させたり、前後の脈絡がつながらないアホなミスが繰り返されることに違和感を感じました。

・モサレックスとディメボルケーノが兄弟(比喩的な意味?)だったことは頭がついていけませんでした。
二人が兄弟ならば前回のゴタゴタは何だったのでしょう? ディメボルケーノがモサレックスに「こいつらは悪いリュウソウ族なんかじゃないぞ」と伝えればそれで済んだのではないかと思ってしまいます。
 
・個人的にはカナロが子供にモサレックスを堂々と見せていることにも違和感を感じました。存在を隠さなくていいのでしょうか? 少なくともモサレックスは陸のリュウソウ族が危険だ云々と言うのなら海のリュウソウ族がいると目立つのは避けると思うのですが。


・バンバの話自体はまぁ良いんですがそこまでの話との関連性が感じられませんでした。
バンバが突然「つながり…!」とか言い出すことも何を突然言い出すのかと思いました。カナロとモサレックスのどこに特別性を感じたのか理解できません。あの程度ならリュウソウジャーのメンバー同士やコウとティラミーゴでも有ると思います。

・ミストソウルがやけくそ気味に使われているので販売時期が近いのかなと思ったら予想通りでした。本のおまけで昨日、7/13付けでの発売でした。あんな使い方で売れるとは思いたくありません。


次回は今回でバンバとカナロも仲良くなった…と思ったら次回予告で「お前なんか信用できるか!」みたいなことを言いながら戦っていて唖然としました。これは「シリーズ構成仕事しろ」としか言いようがない気がしてなりません。
次回の脚本は たかひろや という初登板の人だからそのせいも有るんでしょうね。全く聞いたことがない名前なのでググってみたら「JAEの演技コースのインストラクター」を務めている脚本家・演出家のようです。特撮関係者ではあるようですがメジャーな経歴は見当たらないので実力は未知数です。良い人だと良いのですが予告の感じだと不安が大きいです。

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