■前回からの手のひら返し
・クライマックスということで今回もエグゼイドらしさが煮詰まっていました。まずは前回からの手のひら返しから触れていきたいと思います。

・大我は医者の不養生は良くないとクロノスの使用を止めさせたけど、ポッピーは止めない。
鮮やかですねぇ。前回は「最強の医療チーム」だから勝てると自信があり、今回は自信が無かったんでしょうかね。相変わらずその違いがわかりません。

・個人的にはポッピーが永夢にかけた「みんなを救うドクターになって」という言葉の意味が全くわかりませんでした。
え? まだ永夢はみんなを救うドクターじゃなかったんですか?
これまでの永夢の活動は評価に値しないということでしょうか。私ですら一応結果としては永夢たちは患者を救ってきたと評価していたのですが。死ぬ間際とはいえポッピーの評価が辛口で驚きました。
ポッピーの発言を真に受けると、前回の最強の医療チーム発言も医者未満の素人の戯言になってしまいますね。ポッピーの発言はいったいどう解釈したら良いのでしょう? 飛彩の彼女の遺言とも被っていてスタッフの意図がさっぱりわかりません。

■新規設定
・今回は新規設定もありました。
「ポッピーがドクターマイティを挿すと全ての患者が治る」
そんなことができるとは知りませんでした。それは他のバグスター、たとえばゲムデウスクロノスに挿すんじゃダメなのかなと思いました。

■積み重ねの放棄
・エグゼイドの持ち味である積み重ねの放棄もいつも以上でした。

・「レベル1なら人間とウイルスを分離できる」
2クール頃に患者と融合して分離できなくなっていたのは何だったのでしょうね。患者の負担を減らすために分離できるなら分離したほうが良かったと思うのですが。
それにそもそもそれができるなら前回の正宗戦の時点でやっておけばもっと有利に状況を運べたのではないかと思ってしまいます。

・致命的にマズいと思ったのはその後に展開が無意味になっていることでした。
レベル1で分離するって言っているのに最後にパラドクス99が出張ったら台無しだと思います。やっぱりレベル1じゃないほうが良かったのではという疑問が浮かんでしまいます。レベル1で本体にダメージ入れる組と高レベルガシャットで迎撃する組に分かれたほうが効率的だったと思います。チーム内での分業はゲームらしいですし。
いくらエグゼイドのモットーが積み重ねの放棄とはいえ、さすがに5分単位で前の展開を放棄するのは一理すら無いと思います。

・次回への引きも理解に苦しむものでした。
「ムテキがなければクロノスに対抗できる者はいない」
大我のクロノスはいつの間に使えなくなったのでしょうか? 10秒間のムテキやゲムデウスウイルスによる機能不全も設定がなくなったんでしたっけ?
一度くらった攻撃は二度と喰らわない強敵なら省略してもいけますけど、アホの正宗では無理があると思います。

・個人的に一番積み重ねの放棄を感じたのはパンデミックが起こったときのライダーたちの行動でした。なぜか患者を治すことを優先していました。
そもそも永夢たちの基本方針は「バグスターを倒せば患者も治る」だから感染がどうのとか言っていることがおかしいと思います。まずゲムデウスクロノスを倒そうとするのが永夢たちだと私は思います。スタッフが率先してそう描いてきたと思っていたのですが違ったのでしょうか?

■また主語がデカい
・ポッピーの発言は大半が空虚極まりないものでしたが、無視できない発言がありました。「バグスターは死ぬべきだ」という主張です。

・どう考えてもポッピーに「バグスター」を語る資格はないと思います。
ポッピーは生い立ちも育ちも普通のバグスターと異なる特別なバグスターです。これまでもバグスターに対して「人間といっしょに遊べばいいのに」と見当違いな主張をして呆れられていました。そんなポッピーに「バグスターは」なんて大きな主語を使って当事者として語る資格はありません。
スタッフはポッピーに言わせてどうするつもりなのか理解できません。

■次回作の販促
・ゴーストのときも思ったのですが、逆効果になることもありますよね。
今回のビルドなんて勘違いで強盗殺人を行い、それでもなおヘラヘラしてるサイコパスでした。本編開始前で主人公の名前すら知らない状況なのに、いきなり印象が最低レベルまで落ちました。

・映画の客演もそうですが、次回作本編のスタッフがコントロールできないことで悪評が広がるのは気の毒だと思います。やるなら客演部分は本編のスタッフにやらせるべきだと思います。


次回で最終回だそうです。
毎回が第一話みたいなものだから特に意味は感じません。続かない物語に最終回も何もありませんから。きっとまた見たことのない設定が出て来るのでしょうね。