『仮面ライダーエグゼイド』 第44話「最期のsmile」:感想

2017年8月20日

■前回からの手のひら返し
・クライマックスということで今回もエグゼイドらしさが煮詰まっていました。まずは前回からの手のひら返しから触れていきたいと思います。

・大我は医者の不養生は良くないとクロノスの使用を止めさせたけど、ポッピーは止めない。
鮮やかですねぇ。前回は「最強の医療チーム」だから勝てると自信があり、今回は自信が無かったんでしょうかね。相変わらずその違いがわかりません。

・個人的にはポッピーが永夢にかけた「みんなを救うドクターになって」という言葉の意味が全くわかりませんでした。
え? まだ永夢はみんなを救うドクターじゃなかったんですか?
これまでの永夢の活動は評価に値しないということでしょうか。私ですら一応結果としては永夢たちは患者を救ってきたと評価していたのですが。死ぬ間際とはいえポッピーの評価が辛口で驚きました。
ポッピーの発言を真に受けると、前回の最強の医療チーム発言も医者未満の素人の戯言になってしまいますね。ポッピーの発言はいったいどう解釈したら良いのでしょう? 飛彩の彼女の遺言とも被っていてスタッフの意図がさっぱりわかりません。

■新規設定
・今回は新規設定もありました。
「ポッピーがドクターマイティを挿すと全ての患者が治る」
そんなことができるとは知りませんでした。それは他のバグスター、たとえばゲムデウスクロノスに挿すんじゃダメなのかなと思いました。

■積み重ねの放棄
・エグゼイドの持ち味である積み重ねの放棄もいつも以上でした。

・「レベル1なら人間とウイルスを分離できる」
2クール頃に患者と融合して分離できなくなっていたのは何だったのでしょうね。患者の負担を減らすために分離できるなら分離したほうが良かったと思うのですが。
それにそもそもそれができるなら前回の正宗戦の時点でやっておけばもっと有利に状況を運べたのではないかと思ってしまいます。

・致命的にマズいと思ったのはその後に展開が無意味になっていることでした。
レベル1で分離するって言っているのに最後にパラドクス99が出張ったら台無しだと思います。やっぱりレベル1じゃないほうが良かったのではという疑問が浮かんでしまいます。レベル1で本体にダメージ入れる組と高レベルガシャットで迎撃する組に分かれたほうが効率的だったと思います。チーム内での分業はゲームらしいですし。
いくらエグゼイドのモットーが積み重ねの放棄とはいえ、さすがに5分単位で前の展開を放棄するのは一理すら無いと思います。

・次回への引きも理解に苦しむものでした。
「ムテキがなければクロノスに対抗できる者はいない」
大我のクロノスはいつの間に使えなくなったのでしょうか? 10秒間のムテキやゲムデウスウイルスによる機能不全も設定がなくなったんでしたっけ?
一度くらった攻撃は二度と喰らわない強敵なら省略してもいけますけど、アホの正宗では無理があると思います。

・個人的に一番積み重ねの放棄を感じたのはパンデミックが起こったときのライダーたちの行動でした。なぜか患者を治すことを優先していました。
そもそも永夢たちの基本方針は「バグスターを倒せば患者も治る」だから感染がどうのとか言っていることがおかしいと思います。まずゲムデウスクロノスを倒そうとするのが永夢たちだと私は思います。スタッフが率先してそう描いてきたと思っていたのですが違ったのでしょうか?

■また主語がデカい
・ポッピーの発言は大半が空虚極まりないものでしたが、無視できない発言がありました。「バグスターは死ぬべきだ」という主張です。

・どう考えてもポッピーに「バグスター」を語る資格はないと思います。
ポッピーは生い立ちも育ちも普通のバグスターと異なる特別なバグスターです。これまでもバグスターに対して「人間といっしょに遊べばいいのに」と見当違いな主張をして呆れられていました。そんなポッピーに「バグスターは」なんて大きな主語を使って当事者として語る資格はありません。
スタッフはポッピーに言わせてどうするつもりなのか理解できません。

■次回作の販促
・ゴーストのときも思ったのですが、逆効果になることもありますよね。
今回のビルドなんて勘違いで強盗殺人を行い、それでもなおヘラヘラしてるサイコパスでした。本編開始前で主人公の名前すら知らない状況なのに、いきなり印象が最低レベルまで落ちました。

・映画の客演もそうですが、次回作本編のスタッフがコントロールできないことで悪評が広がるのは気の毒だと思います。やるなら客演部分は本編のスタッフにやらせるべきだと思います。


次回で最終回だそうです。
毎回が第一話みたいなものだから特に意味は感じません。続かない物語に最終回も何もありませんから。きっとまた見たことのない設定が出て来るのでしょうね。

コメント

30 件のコメント :

  1. >ポッピーの最期の台詞
    単に「クロノスに勝って」という意味での絵夢への激励では?
    >ポッピーのドクターマイティ
    これはバグスターが体を粒子状に分解できるのを利用してポッピーの体を分散させてワクチンを散布したのでは?
    >パラド
    これはドクターマイティを流し込んでゲムデウスを弱体化させるためであって分離とは関係無いと思われます。
    >次回への引き
    10秒ムテキと大我クロノスは以前にもクロノスにボコられてますしハイパームテキでなければ相手にならないという意味でしょう。

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    1. >単に「クロノスに勝って」という意味での絵夢への激励では?

      そう聞こえなかったという話です。あと「みんなを救うドクター」というのは正宗やクロニクルなんて狭い世界の話ではないと思います。

      >これはバグスターが体を粒子状に分解できるのを利用してポッピーの体を分散させてワクチンを散布したのでは?

      そんな設定、作中でいつ出てきましたっけ?
      仮にそんなことができたとしたら、グラファイトたちバグスターがウイルスを散布するために活用してとっくに世界はバグスターウイルスに飲み込まれていると思います。

      >これはドクターマイティを流し込んでゲムデウスを弱体化させるためであって分離とは関係無いと思われます。

      これは作劇のお話です。本文をよく読んで下さいね。

      >10秒ムテキと大我クロノスは以前にもクロノスにボコられてますしハイパームテキでなければ相手にならないという意味でしょう。

      それを理由に勝ち誇れるほど正宗に威厳はないというお話です。何回足元を救われましたっけ?

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  2. プロトマイティアクションXは確かリセットの影響で正宗の所に戻ったはずなのになぜ黎斗が持ってるのかが気になりました。
    いつ取り返したんでしょうね...
    もしかして一から作り直したとか....

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    1. 俺さん、はじめまして。

      >プロトマイティアクションXは確かリセットの影響で正宗の所に戻ったはずなのになぜ黎斗が持ってるのかが気になりました。

      リセット前までに九条が報酬として受け取ったプロトガシャットに含まれていないとしたら、いつ手に入れたんでしょうね?


      もしかして一から作り直したとか....

      作り直したと考えるには「必要性」が欠けていると思います。
      ゾンビやレベル0のマイティXのほうが強さは格上だと思います。特に作る理由が見当たらないと思います。

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  3. バグスターを倒しているゲンムを見て悪いライダーだなと発言するのはチグハグだと感じましたね。
    トゥルーエンディングでもTVと同じようにエグゼイド側と対峙して次回の映画に続くような宣伝をしていて、ビルドの印象が通り魔のまま本編が始まってしまうわけですが。
    その辺りビルドスタッフの意図したモノなのか気になります。
    ドライブとゴーストの初顔合わせ設定がごちゃ混ぜになってモヤモヤした時よりは一貫性がある意味マシかとも思ったのですが、これでビルド側が意図していなかったらあまりに惨いかと。

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    1. >バグスターを倒しているゲンムを見て悪いライダーだなと発言するのはチグハグだと感じましたね。

      私の場合は、最初はてっきり「感染しただけの患者だから倒しちゃダメでしょ」というつもりなのかなと思っていたら、ただエグゼイドからデータを取りたかっただけで戸惑いました。

      >その辺りビルドスタッフの意図したモノなのか気になります。

      劇場版のほうは見ていないので知りませんが、どちらも少なくとも脚本家の意図ではないと思います。もし本当に主人公が殺人も厭わないサイコパスだったら私が困ります。

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  4. レベル1で分離する~に関しては演出として全ライダーLv1化をしたかったのだろうと思ってました。だとしてもパラドクスLv99には参加してほしかったです。もっと言えばブレイブLv100であれば味方にバフや回復をしながら迎撃できたりと、主さんの言うゲームらしさがより出せたかなと思います。
    次回作~に関しては映画を見た自分からしたら「またか?というかほとんどのセリフ同じじゃん」(ネタバレがお嫌いでしたらすみません)と制作側の手抜きを疑ってしまいました。

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    1. >レベル1で分離する~に関しては演出として全ライダーLv1化をしたかったのだろうと思ってました。

      それをやるにしてもやり方があるんですよね。パラドクス乱入の前にワンテンポ置いて、「レベル1で役目が終わって次の段階」と一区切り置いておけば無用なツッコミを防げたと思います。

      >次回作~に関しては映画を見た自分からしたら「またか?というかほとんどのセリフ同じじゃん」

      劇場版でも同じだったのですか? 劇場版を見た人とテレビシリーズだけ見た人と印象を統一するという点では悪くないと思います。統一してまでアピールするのがビルドの主人公のサイコパスっぷりというのは正しいのかわかりませんが。

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  5. 相も変わらず穿った見方しかできないこちらのブログの方が胸糞悪くなりますね。
    〉大我は止めたのにポッピーは止めない
    状況が違うでしょう?
    前回は生身でクロノスを止めようとした大我を助ける為でしたが、今回はバグスターと化した人々を元に戻すためでしたよね?
    色々ご都合的に捉えてるのはそちらでは?

    〉ポッピーの評価が辛口
    どこをどう解釈したらそんな風に取れるのですか?
    自分がいなくなってもこれからも人々を救うドクターであり続けて欲しいという意味だって普通解りません?
    よっぽど心が腐りきってるんですね。
    〉バグスターは死ぬべきだ
    そんなこと誰が言ったんですか?
    ポッピーが言ったのは、自分にもいつか死ぬ時が来る気がしていた、人間を苦しめるバグスターには終わりが来るという趣旨の事でしょう
    42話の貴利矢の発言も、バグスターとなった自分にできる事の話をしていただけで、バグスターとなった一般人に犠牲を強いようとは言ってないですよ。

    因みに『ビルド』も大森Pですよ。

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    1. >状況が違うでしょう?
      前回は生身でクロノスを止めようとした大我を助ける為でしたが、今回はバグスターと化した人々を元に戻すためでしたよね?

      違わないと思います。
      前回のクロノスのときも今回も目的は「クロニクルを攻略して患者を救う」ことのはずです。大我には「患者を救うことは大切だけど自分を犠牲にするのは間違ってる」と言っていたのにポッピーの自己犠牲を止めないのは変だと思います。

      >自分がいなくなってもこれからも人々を救うドクターであり続けて欲しいという意味だって普通解りません?

      永夢が医者を志している理由とポッピーは関係ないと思います。ポッピーがいようがいまいが永夢は医者を続けるでしょう。あなたの言うように解釈してもポッピーが見当違いなことを言っているようにしか聞こえません。

      >人間を苦しめるバグスターには終わりが来るという趣旨の事でしょう

      あなたの言葉で言えばここの部分です。ポッピーにはこんなことを語る資格はないと思います。ポッピーには一般的なバグスターの経験も思い入れも何もないのですから。

      >42話の貴利矢の発言も、バグスターとなった自分にできる事の話をしていただけで、バグスターとなった一般人に犠牲を強いようとは言ってないですよ。

      だから「主語が大きい」と言っているのです。本人が自分の方針として語るなら問題ないと書いたはずです。ちゃんと読んでくださいね。

      >因みに『ビルド』も大森Pですよ。

      知っていますが、だから何なのでしょうか?

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  6. 初めまして。自分では気づかない視点などがあり、毎週楽しく拝見していました。

    >大我は医者の不養生は良くないとクロノスの使用を止めさせたけど、ポッピーは止めない。
    初っ端から本当に申し訳ありません。どこのことでしょうか。

    >「みんなを救うドクターになって」
    自分も「?」でした。割と初期から医療活動を近くで見ていたのでは…?と。
    勝手に補完するならば、ゲーム医療だけではなく、通常の医療でも一人前になれ、ということでしょうか。

    >たとえばゲムデウスクロノスに挿すんじゃダメなのかな
    そもそもゲムデウスウイルスを撲滅するために生み出されたガシャットのはずですよね。前々回のように発射して当てるわけにはいかなかったのでしょうか。

    >「レベル1なら人間とウイルスを分離できる」
    >2クール頃に患者と融合して分離できなくなっていた
    パラド乗っ取り回、キュウレンコラボ回等ですね。あの頃はレベル1で戦う必要はないと思います。
    劇中の描写を見るに、バグスターとして戦闘しても、患者には一切そのダメージは入っていません。それならば、わざわざ分離して患者が人質にされる等不利な状況を作るよりも、そのまま倒したほうが都合がよかったのではないでしょうか。

    >前回の正宗戦の時点でやっておけば
    >最後にパラドクス99が出張ったら台無し
    自分も疑問です。管理人さんの言うように、後衛にレベル1を据えて、前衛でムテキが戦う、等していれば早期解決になったのでは…?と。久々のレベル1に燃えた分、更に残念です。
    これで最初からパラドが「俺が前衛で!」みたいなことを言っていれば、辻褄も合って更によかったと思うんですけども。

    >「ムテキがなければクロノスに対抗できる者はいない」
    >大我のクロノス
    大我クロノスはバグヴァイザーではないため、ポーズが使えません。それが判断材料ではないでしょうか。ほぼ同じスペックでもポーズを使えるのと使えないのとではたしかに差は出るなーと思いますし。

    >10秒間のムテキ
    40話の時点で、4対1でドクター側が敗北していますし、今度も負けないと思ったのでしょう。現に(まだ分かりませんが)パラドもいませんから、やろうと思えばエナジーアイテムを活用してゲーマドライバーを奪うことも出来るでしょう。

    >ゲムデウスウイルスによる機能不全
    ゲムデウス本体が消えたことで、全てのウイルスは消えたのではないでしょうか。まだ現段階では断定出来ませんが。

    >ポッピーに「バグスター」を語る資格はない
    自分も語る資格はないと思います。ですが、それは分かっていてあえて言っているのかなー、と自分は解釈しました。
    仮面ライダークロニクルの中盤戦、ポッピーのウイルスに感染したプレイヤーがいました。その患者を救うために、ポッピーはあえて消滅していようとしていましたね。
    そのときのように、「バグスター」という立場を利用して、あえて消えようとしているのではないかな、と。
    現に永夢にも「ポッピーは仲間じゃないか」と言われて戸惑う表情をしていましたし、ポッピーも揺らいでいたのでしょう。そういった感情を押し殺すための「バグスター」じゃないかな、と思います。

    >いきなり印象が最低レベル
    制作陣はビルドをどうしたいのでしょう。このまま行くと視聴前から見ないことを決める視聴者が多くなる気がしますが…自分も少し億劫です。見ますけどね。

    長文失礼しました。

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    1. はじめまして、匿名さん。

      >>大我は医者の不養生は良くないとクロノスの使用を止めさせたけど、ポッピーは止めない。
      >初っ端から本当に申し訳ありません。どこのことでしょうか。

      どこと言われましても、大我のほうは前回の正宗戦で永夢たちがエリアに入ってきてからの会話で、後者のポッピーはポッピーと永夢との会話です。
      どちらも永夢の主張の根本的な内容としては「他人を救うために自分の命を犠牲にするのは有りか無しか」という要素が含まれていたと思います。

      >勝手に補完するならば、ゲーム医療だけではなく、通常の医療でも一人前になれ、ということでしょうか。

      私はそれは考えにくいと思っています。
      それだと永夢はこのゲーム病騒動が解決すると「研修を受けていないのに研修が終わった研修医以下の実力しかない医者」になってしまいます。それはマズいと思います。作中でも研修は問題なく進んでいるような会話がありましたし、永夢は医者としても人並みに経験を積んでいると考えるのが妥当ではないかと思います。

      >そもそもゲムデウスウイルスを撲滅するために生み出されたガシャットのはずですよね。前々回のように発射して当てるわけにはいかなかったのでしょうか。

      それも考えられると思います。どちらにしても「ゲムデウスクロノスを倒す」という手順を試みる前にポッピーが犠牲になる方向で永夢が話を進めていたことが不思議です。せめて「ゲムデウスウイルスの患者がいる限り、倒してもそこから復活してしまう」なんて設定でもつければいいのにと思いました。

      >劇中の描写を見るに、バグスターとして戦闘しても、患者には一切そのダメージは入っていません。

      そうとでも考えるしかないのですが、私はそこに懐疑的なのです。
      「患者ごと攻撃しても患者は無事です」なんて常識的に考えると不思議だと思います。

      >大我クロノスはバグヴァイザーではないため、ポーズが使えません。それが判断材料ではないでしょうか

      大我のクロノスはポーズが使えるかはわかりませんが、少なくとも正宗クロノスの使ったポーズ中に動くことは可能だと思います。そうでなければ前回の戦いもポーズを使われて終わっていたはずです。
      なので現状でも大我クロノス+10秒ムテキのライダーの二人がかりでは戦えると思います。

      >40話の時点で、4対1でドクター側が敗北していますし、今度も負けないと思ったのでしょう

      そういって負けてきたのが正宗だと思います。最後まで学習能力ゼロのアホなのでしょうか?

      >ゲムデウス本体が消えたことで、全てのウイルスは消えたのではないでしょうか。まだ現段階では断定出来ませんが。

      んー、なるほど。
      ただ、ウイルスのデータや黎人の持つゲムデウスウイルスの抗体は有るはずなので、無くても創り出すことが不可能かというと疑問です。ゲムデウスウイルスそのものじゃなくても同じ効果が出せればいいわけですし。

      >ポッピーも揺らいでいたのでしょう。そういった感情を押し殺すための「バグスター」じゃないかな、と思います。

      なるほど。
      その解釈の場合、永夢の立場がなくなってしまうと思います。散々仲間だと何だの言っていたのにポッピーは最後まで疎外感を感じていたことになり、永夢の言葉は届いていなかったことになると思います。ラスト1話前で敵相手でもないのに「主人公の言ってきたことは成果を挙げませんでした」というのは作劇としてあり得るだろうかと疑問があります。

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  7. 今回の話に関しては分かりませんが、劇場版に登場したビルドについてはビルド本編の脚本家が監修しているようなので、あえて悪い印象を与えているのかもしれません。

    この辺りの話題はエグゼイド視聴者の間でも『エグゼイドスタッフの暴走』か『ビルドスタッフとの打ち合わせ通り』なのかの議論で荒れています。
    制作陣には早々に答えを出してもらえると助かりますね。
    管理人さんが以前に書いていた様に「後で株を挙げる為に前もって下げておく」というのは良くありませんから。

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    1. >劇場版に登場したビルドについてはビルド本編の脚本家が監修しているようなので、あえて悪い印象を与えているのかもしれません。

      「監修」ですか。玉虫色の表現ですね。私は半信半疑といったところです。

      >制作陣には早々に答えを出してもらえると助かりますね。

      ビルド本編が始まれば、ある程度の目処はつくと思います。
      今回のようなことをする性格なのかどうかで、今回の内容が不適切な内容だったかどうかは判断できるでしょう。

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  8. ビルドのキャラクターについては、予告からもそんな印象を受けるので、「自分本位」「実験したいだけ」の人間なのかもしれません。
    Wのようにハーフチェンジするらしく、その上Wよりもアイテムはたくさん出るでしょうから、捌ききれないと判断してのことなのかなぁ、なんて思いました。
    敵との相性などを考えて使い分けるという作り方が難しそうに思えるので、「今回はこの組み合わせで実験したかったから」で済ませられるように、そういうキャラクターなのかな、と。

    記憶喪失らしいので、販促が落ち着いたあたりで記憶を取り戻して、ちゃんとした人になるのかもしれません。どう描かれるのか、不安でもあり楽しみでもあります。

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    1. 私の中では「好奇心を優先して相手のことを考えない人物」と「人を殺してもヘラヘラしてる人物」ではだいぶ隔たりがあるので、それだけの理由だと受け入れがたいです。
      前者は「変人」で済みますが、後者は「こいつは生きていていいのか?」と思うカテゴリーに分類されます。

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    2. まぁ、倫理観の破綻している(というかそれに付いて触れない)エグゼイドに客演、という時点でそういった歪みが生じるのは仕方ないですよね……あの世界では全てにおいて結果オーライが許される、というより、話の都合によって許されたり許されなかったりしますし……11話のエムによるクロト殺害は許されるのに、データを残して復活可能な状態にするのは駄目っていうのも理解しがたいですし……。
      殺しさえしなければ、こんなことにはならなかったんですけどね……クロトの死をギャグとして描きたいが為に犠牲になった感じで可哀想です。作さんに対する理不尽な暴力もそうでしたが、エグゼイドスタッフはあれが面白いと思って作ってるのかと思うと、正気を疑います。

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    3. 宣伝のために出しているならビルドを良い意味で目立たせないと意味がないと思うんですけどね。スタッフとは価値観が合いません。

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    4. ゲンムのライフ事情を知らないビルド視点だと、倒してしまった相手が平然と土管から復活していて、明確に一度死んでいるのか分からなかったのではと思いました。
      実際に死んで消滅した状態でヘラヘラしていたら問題ですが、ゲンムが倒れた直後の「死んじゃった……?」の台詞は深刻そうな印象を受けたので個人的にそこまで悪いヤツというイメージは受けなかったです。
      ゲンムのライフのことを言うと監察医は何回もゲンムを殺しているヤツになってしまいますし。
      元々エグゼイドがゲームモチーフだったり、作中で死をどう扱うのか曖昧にしてきたお陰で微妙なシーンになっている感じはありますね、このシーンを後バグスターの死を感動のシーンとして入れてくるセンスがまたなんとも。

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    5. >実際に死んで消滅した状態でヘラヘラしていたら問題ですが、ゲンムが倒れた直後の「死んじゃった……?」の台詞は深刻そうな印象を受けたので個人的にそこまで悪いヤツというイメージは受けなかったです。

      私は復活した後の態度がヘラヘラしていると思いました。
      「死んじゃった…?」と状況を正しく理解しているなら「人違いだったわ、ごめん」で済ませることではないと思いました。

      >ゲンムのライフのことを言うと監察医は何回もゲンムを殺しているヤツになってしまいますし。

      私はそう思っていますよ。たとえば、エグゼイドがアイテムのメタル化で敵の攻撃から身を守って黎人も助けられる状況なのに見捨てたときは最低だと思いました。

      百歩譲って「ライフと命は違う」ことを認めても「死ぬときの苦痛」は変わらないと思います。医療関係者が「死ななければ問題ない」なんて態度だったら正気を疑います。終末医療やクオリティオブライフとかを何だと思っているのでしょう。
      患者の命と黎人のライフを天秤にかけないといけない状況でもないのに見殺しにするのはおかしいと思っています。

      >このシーンを後バグスターの死を感動のシーンとして入れてくるセンスがまたなんとも。

      積み重ねを放棄しているのに積み重ねを前提にした描写を入れるのは馬鹿げてると思います。

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    6. ビルドはあの戦いの状況、及び、黎斗のライフ仕様を理解しているとは到底思えないのですが

      彼の目から見ればゲンムは死んだというより消滅したようにしか見えておらず、死んじゃった発言は疑問の念から出たものではないかと
      その後のマリオ風の登場を前情報無しに見せられて、彼はライフ=実際の死が起きていると感じないのでは?

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    7. そう仮定しても厳しいと思います。
      作中での事実として
      1)自分(ビルド)の攻撃によって異常事態が引き起こされた。
      2)ビルド自身も「死んじゃった?」と死の可能性を考慮に入れている。

      この状況であの反応は非人道的と言わざるをえないと私は考えます。
      たとえばもっとパニックになって「死んだ? でも生きてる? え、何がどうなってるの?!」なんて様子だったらパニックを引きずっているからその後も冷静な対応ができなかったのだろうと考える余地があります。

      >彼の目から見ればゲンムは死んだというより消滅したようにしか見えておらず

      それはエグゼイド世界では当たり前の光景ですが、普通は人は「消滅」しません。したらただ死ぬよりもよっぽど異常事態です。消滅したと認識したなら驚く方向性が違っていたと思います。

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  9. ゲンムは(人間ではないものの)命が複数あるという特例を医療ドラマに絡めるわけでもなく
    負ける度に軽い扱いで、酷い場合はギャグとして消費するばかりという描写はひたすらに疑問です。
    前者は復活出来るという自覚があるので捨て身が基本の戦闘スタイルなのかな、と納得できなくもないですが、
    後者はよりにもよって医療をテーマにした番組でわざわざそれをやるスタッフが何を考えているのか分かりませんでした。
    ビルドの強さをアピールしたいとしても
    いつも通り圧倒して変身解除にでも追い込めば十分だと思いますし、
    もはやライフが減るのが常態化したゲンムのライフを減らしたところで
    「ビルドはなんて強さなんだ!」となるとは思えません。
    勘違いでした、からの「ごめーん(笑)」の印象もあまり良くありませんし
    誰の株も上がらない悪手だったのではと感じています。

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    1. >よりにもよって医療をテーマにした番組でわざわざそれをやるスタッフが何を考えているのか分かりませんでした。

      私も最終回手前まで来てもさっぱりわかりません。

      >誰の株も上がらない悪手だったのではと感じています。

      私もそう思います。ビルドはああいうイメージで良いんですかね?

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  10. はじめまして。
    いつもは見ているだけなのですが、今回少し気になったところがあるのでコメントさせていただきます。


    と言うのも、ポッピーの永夢へのメッセージは、わざわざブログ内で取り上げる部分なのでしょうか。
    あそこの場面は、これから消える(死ぬ)者が、仲間たちに一言メッセージを送るという、特別珍しいシーンではありません。
    ですので、飛彩たちを気遣ったり応援したりする中で、永夢にだけ『お前はまだみんなを救うドクターじゃないと思っている』なんて内容のメッセージを送るワケがないと思うのですが。

    前後のシーンを見ても、あそこはポッピーが消滅していくなか、仲間達に好意的なメッセージを送り、感動的な雰囲気を作る。
    ただそれ以上でも以下でもないワンシーンだと思います。

    多少わかりにくい言葉だとか、マイナスな意味に聞こえると思ったとしても、流石にあそこは『(これからも)みんなを救う~』と言った方向に解釈するべきでは?


    もちろん主さんが、『個人的に~』と前置きをしている以上、今回の捉え方が間違いだとかは言いませんし、気になったシーンならブログに書いても構わないと思います。

    ですが、あのなんでもないワンシーンの捉え方としては、ちょっと今回の意見はひねくれ過ぎかなぁと思ったので、コメントさせていただきました。

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    1. >と言うのも、ポッピーの永夢へのメッセージは、わざわざブログ内で取り上げる部分なのでしょうか。

      今回の内容で取り上げなかったら逆におかしいと思います。
      冷静に考えてみて下さい。
      ポッピーのために今回時間をどれだけ割いたでしょうか?
      そして今回のタイトルは「最期のsmile」です。このフレーズが直接的に意味するところはポッピーとパラドの死に様で間違いないと思います。紛れもなく今回の見せ場の1つでした。

      私が問題視しているのはそれが理由です。
      そんな大きな見せ場なのに、私はおろか匿名さんにさえも
      「前後のシーンを見ても、あそこはポッピーが消滅していくなか、仲間達に好意的なメッセージを送り、感動的な雰囲気を作る。
      ただそれ以上でも以下でもないワンシーンだと思います。」
      と思われてしまっています。これが問題でなければ何が問題と呼べるでしょう。

      >ちょっと今回の意見はひねくれ過ぎかなぁと思ったので、コメントさせていただきました。

      そんな重要なシーンの言葉が当たり障りのない空虚な言葉というのは明らかにおかしいです。だからいろいろと可能性を考えたのです。その結果が匿名さんの言う「ひねくれた」ものだったのです。

      >流石にあそこは『(これからも)みんなを救う~』と言った方向に解釈するべきでは?

      それも言うまでもないことだと思います。そもそも永夢はまだ「研修医」で医者になって人を救うという本来の夢は始まったばかりなのですから。これから先もなんて考えるまでもないと思います。
      あなたは永夢を放っておいたら「人を救うのなんて止めよう」と言い出すと思うんですか? 私はそんな人物だとは思いません。

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  11. ビルドのシーンに関して、彼がフォームチェンジしてからの初撃でゲンムがゲームオーバーになっていたり、その後のゲンムの対応やBGM、ビルドが立ち去る際のSEからしてギャグシーンとして描いているつもりではないかと。
    劇場版でもビルドはエグゼイドの成分を狙っており、彼の行動や言動自体は一貫しているのですが、ゲンムのギャグパートで絡んでしまった為に、ライフ(死?)をネタとして取り入れているエグゼイドに巻き添えを喰う形で放送前から印象に影響が出るビルドが可哀想だと思いました。

    ゲンムのライフに関して、一晩の徹夜で数個のライフが削れ、ゲンム以外のキャラが変身解除で済む攻撃でもゲームオーバー扱いでライフが減らされているように感じたりする点から、スタッフ側にライフ=命とする考えがないのではないかと。
    人間としての生よりライフは耐久に難がある設定でもあるのかとも考えたのですが、変神パットや公式ブログからしてスタッフがゲンムをネタキャラ扱いしている事が確かだと思うのでライフの扱い自体あまり深く考えていなさそうな気がしますね。

    散々語られていそうな事で申し訳ないのですが、バグスターの死は本来、クロノスの必殺技でのみ起こることで、それ以外ではデータ?から復活が可能、ゲンムの場合はライフ制限付きという認識で合っていますかね?
    Vシネマで復活したバグスター編をやりたいが為にあえてバグスター組が死んだ形で話が進んでいるようで、今回の話も全く感情移入出来ずに真顔になってしまいました。

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    1. >ギャグシーンとして描いているつもりではないかと。

      私もふざけているのだろうと思いました。スタッフのそこが理解しがたいところです。なぜならビルドの登場は「販促」の一環のはずだと思うからです。
      たとえば最強フォームを登場するときに無様に負けさせたりするでしょうか? 武器を使ったときに「弱! 使えない!」なんてマイナスイメージをわざわざ描写するでしょうか?
      普通はしません。ギャグにするなんてもってのほかです。ギャグと販促どちらかが優先されるかなんて考えるまでもないと思います。
      あれがどうビルドのアピールにつながるのか、私にはさっぱりわかりませんでした。

      >スタッフ側にライフ=命とする考えがないのではないかと。

      私もそうなのだろうと思っています。そして私は命をテーマに扱った作品でやるのは大問題だと思っています。

      >バグスターの死は本来、クロノスの必殺技でのみ起こることで、それ以外ではデータ?から復活が可能、ゲンムの場合はライフ制限付きという認識で合っていますかね?

      死というか「消滅」はクロノスに倒された場合のみだと思います。ポーズ中でないと消滅しないのかとか詳しいことは不明です。
      復活は謎です。私は2つの分類があると思っています。
      1)死ぬ間際にバグヴァイザーでデータを回収する(クロニクル開始以前)。
      2)クロニクルの仕様によってサーバー(?)から復活する。
      今は1)のやり方はできないのかなど詳しいことは不明です。

      黎人に関しては通常のバグスターの命に加えて、「ライフ制」という独自システムを組み込んであるだけだと考えています。

      >Vシネマで復活したバグスター編をやりたいが為にあえてバグスター組が死んだ形で話が進んでいるようで、今回の話も全く感情移入出来ずに真顔になってしまいました。

      Vシネ以前に最終回後の世界である劇場版で生きてるらしいことが公開されちゃっているので、死んだ詐欺にしかならないんですよね…

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  12. 何がきっかけで特撮を見始めたんですか?

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    1. きっかけはもう覚えていません。
      覚えているのは『仮面ライダーカブト』を見て、デザインとアクションの良さからライダーや戦隊を見るようになったことだけです。なぜカブトを見ようと思ったかは忘れました。

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