■新規要素は良好
・今回はわりと面白かったです。
守るべき市民から攻撃される正義の味方とか、プレイヤーを一方的に狩るモンスターとか逆転構造は刺激的でした。
 あとは刺激的な新規要素から永夢たち既存のものにつなげ、どれだけフィードバックできるか次第だと思います。それができなければ新規要素に飽きられたら終わりのカンフル剤にしかなりません。

・その点では不安のほうが大きいです。たとえば飛彩たちの新社長とのやり取りです。
飛彩や大我の追求をあっさり避ける新社長は格上感がありました。しかしそれは飛彩や大我がそういう間抜けなことをしても違和感がない情けないキラクターということの裏返しでもあります。「企業秘密だから製品については答えません」、「どうしてポッピーが出てるかって、そりゃ出てくださいとオファーしたからですよ」と、この程度の正論でグゥの音も出なくなる姿に飛彩たちならそんなものだろうと納得してしまいました。いなくなっても気づかれないポッピーの無能っぷりもそうなんですが、マイナスイメージの積み重ねのほうが多くてプラス方向が感じられないことが不安を煽ります。今のところ、力技以外のここからの勝ち筋が見えません。リプログラミングだけは絶対止めてほしいです。
 
・それとバグスター側の伸びしろが見えないことも不安材料の一つです。
「人間を玩具にしたゲームをする」というこれまで掲げていた最終目標が既に叶っていて、あとは今回の延長線上でしかないように見えました。バグスター側の動きがないと、リードしたバグスター相手にライダー側が差を詰めるだけになってしまって作業感が出てしまいそうです。危機感を煽るためにもバグスター側の次の一手を早めに提示してほしいと思いました。

・バグスター側に関しては、人間側が本気で対策すれば封殺できそうなところも気になります。
CRは政府系の組織なので、たとえば今回のような市民ライダーが消滅する光景を録画して「仮面ライダークロニクルは危険なので法令で禁止する」と布告すればプレイ人数は大幅に減り、少なくとも人類全滅というパラドの大目標は達成不可能になると思います。
といって「そうなったらバグスターが一方的に人間に襲いかかる」だと、2クール終わりまでにやってきたゲーム病患者への対処と違いがわからなくなりそうです。

・バグスター側の巧みさよりも、ライダーも政府も市民も全員馬鹿なことが最大の問題に見えることが気がかりです。
今のところ思い浮かぶ選択肢は、登場人物の知能が急上昇するか、リプログラミングみたいなご都合設定に頼るか、愚直にライダーがゲームをクリアしラスボスを倒してクロニクルを終わらせるか、といったところです。何を糸口にして切り崩していくのでしょうね?


次回はポッピーがライダーになるようです。商品化はプレミアムバンダイ限定ですかね?
個人的にはそれより次回からの怪人の扱いが気になります。
クロニクルの説明で「13体のバグスターを倒さないとラスボスと戦えない」と言っていましたが、まさか1話1体ペースで再生怪人とまた戦うだけのダルい展開はないですよね? 2クール目の再生怪人の時点でうんざり気味だったので、私は三度目はもう無理です。