『動物戦隊ジュウオウジャー』第15話「戦慄のスナイパー」:感想
【ストーリー】
・前回に引き続き荒川さんの登板で、前回と同じく普通でした。特に悪くもないけど感心するところもありません。
・ゲームの設定を活かせてないところが少し気になりました。
わざわざ人形にして何をするのか、どう面白いのか。そこが描写されませんでした。序盤により直接的な人間狩りがあったため、人形化では殺人よりもスケールダウンしてるように見えてしまいます。人形を使ってオブジェを作って、死体でモニュメントを作ることに見立てるとか何か人形であることの意義が欲しかったです。
・タスクの「お前も撃たれてみろ」がいまいちピンと来ませんでした。
ハンタジィはいたぶるような真似はせず一発一殺で次々と仕留めていました。タスクも相手の行いに憤りを感じている様子はなかったと思います。因果応報というより敵なら何をしてもいいというタスクの加虐性が表れているだけに見えました。ヒーローとして問題な行動であり、タスクらしい行動とも思えません。脚本と撮影どちらに問題があったのかわかりませんがこれは良くなかったと思います。
【アクション】
・分離して敵の攻撃をかわし、そのまま6体合体につなげる流れが良かったです。ゲッターロボ方式ですね。
分離を活かす合体ロボは好きです。合体の反対は分離ですからね。上手く使うと合体が引き立ちます。
次回は田中仁さんの登板だそうです。あれ?と思いました。
公式曰く2クール目の始まりである12話から数えると「田中さん→香村さん→荒川さん*2→田中さん」と妙なローテーションになっています。
1クール目でがんばりすぎて香村さんが力尽きたのでしょうか? それとも1クールと3クールなど特定の部分に香村さんの担当を集中させるための意図的な全体構成なのでしょうか。
特に宇都宮戦隊では、第一クールの山場の後〜追加戦士前までの約一ヶ月期間は映画執筆時期でもありサブライターに書かせることが多いですよ。
返信削除ジュウオウの場合はそれに加えて、香村さんが初メインであることや、もともと丁寧に手間ひまかける作風なのを考慮して、香村さんに山場の10話11話に集中させるため、その前後もサブに書かせ、変則的ですが熊販促の13話だけは香村さんに書かせたのでは?と思います。
17話はまた香村さんが戻ってきますので楽しみですね。
プロデューサーの意向ですか。その説は説得力がありますね。
削除思いつきではなく、計画的にやっているのなら良いことだと思います。全話脚本をやらない限り、どこかで中だるみやどうでもいい回は挟まりますからね。
今回の怪人はチームリーダーを目指す野心を見せながらも、前回と打って変わって幹部勢に受け入れられてましたね。やはりゲーム次第ですか。人形に意識があるので、縮んで動けない恐怖はあるでしょうが、デスガリアンには伝わってないような…。そういう恐怖を見てたから、タスクも仕返ししたくなったような気はします。
返信削除リーダー候補と言う鳴り物入りではありましたが、話にあまり影響ない感じ。敵怪人のキャラクターをアピールするのが目的で、今はストーリーは進めませんよという暗黙の了解かもしれません。
>今回の怪人はチームリーダーを目指す野心を見せながらも、前回と打って変わって幹部勢に受け入れられてましたね。やはりゲーム次第ですか。
削除あの落差は何が原因なのでしょうね。人格によるものなのか、作戦内容なのか判断がつきませんでした。
>人形に意識があるので、縮んで動けない恐怖はあるでしょうが、デスガリアンには伝わってないような…。
たとえば人形化して路上に転がってるときに自転車や車がやってきて轢かれそうになるとか、犬や鳥に襲われるとか、そういうのがあったらゲームの恐ろしさが伝わってるんですけどね。タスクの過激さだけが目立ってしまいました。
>リーダー候補と言う鳴り物入りではありましたが、話にあまり影響ない感じ。
全体に関わりそうな要素としては「デスガリアンはこんな感じにプレイヤーの代替わりを行っています」というくらいでしたね。あとはいつものどうでもいい幕間回だと思います。
こんにちは
返信削除確かに人形化は意味不明でしたね。人形にしてなんなの?という、連中には所詮ゲームなんで
人形を見て、ジニス様が面白いと言ってくれればオッケーてことなんでしょうかね。
5つそろえばいい手土産になる。とか言ってたので。
「お前も撃たれろ」タスクにこんなサディスティックな面があるとは驚きました。
敵をやっつけるというより、いたぶってるようにしか見えませんでしたね。
こんにちは。
削除>人形を見て、ジニス様が面白いと言ってくれればオッケーてことなんでしょうかね。
ジニスにとって面白いのかなぁ、という点が不思議でした。
デスガリアンの序盤の行動から考えると、狩り系のほうがジニスの好みだと思うのです。人間狩りが好きな人に人形にする過程を見せても退屈するように思います。
>敵をやっつけるというより、いたぶってるようにしか見えませんでしたね。
私もそう見えました。
真面目に受け取るべきなのか判断に迷います。
変則的なローテーションと感じる理由の一つが田中さんの扱いかなと思いますが、田中さんが初特撮なのに考慮して、最初は2話連続ではなく、ちょっとゆとりを持って振り返りや吸収の期間を設けた可能性もあるかな?なんて思います。12、13話連続だと熊販促もやらないとですし。
返信削除監督ローテーションを前倒しして中澤監督を田中さんとまず組ませたのも、宇都宮さんが信頼している監督なので多少特撮向きでないネタが来ても一番フォローが効くと考えたのかもと。
ジュウオウのライター起用は、初メインの香村さんにしても、サブを過去に一緒にやってる人にしたりノルマ仕事は荒川さんに振ったりと、やりやすい環境づくりに気を遣っているように感じました。
以前こちらでニンニンの総括を拝見したとき「なぜここまでベストをつくしたのか」というお言葉がとても印象に残ったのですが、ニンニンの下山さんも初メインだったのに、配慮のされ方がずいぶん違うようなという印象です。
>田中さんが初特撮なのに考慮して、最初は2話連続ではなく、ちょっとゆとりを持って振り返りや吸収の期間を設けた可能性もあるかな?なんて思います。
削除なるほど。そういう可能性は充分あり得ますね。
ローテーションは香村さん含めて3人なのかとか、今後の流れが気になります。3人*2回ずつだと6話で一週するので標準的な流れの一種と言えそうです。
>ニンニンの下山さんも初メインだったのに、配慮のされ方がずいぶん違うようなという印象です。
私もそう思います。
ニンニンジャーの下山さんはどうしてあんなに一人で抱え込むことになったのか不思議です。香村さんと同じくらいサポートされて当然だったと思います。
しょうもない、という感じがしました。あれでジニス様喜ぶの?と思います。そしてタスクの「お前も撃たれてみろ!」…。タスクのほうがデスガリアンのリーダー向きなんじゃないかと思いました。あのセリフが出てくるには撃たれることの恐怖が不可欠なはずですが、それが感じられませんでしたね。撃たれたら即死、撃たれたら毒で一定時間で死ぬ、人形になると一定時間で戻れなくなる、などもう少し楽しいゲームにしてほしかったです。
返信削除全体的にあと一歩足りない印象でした。
削除タスクの怒りもその前に「人間をいたぶる行為にレオが飛び出そうとする。それをタスクが冷静に止める。(レオに見えないところでこぶしが震えている)」なんてシーンがあれば、ワンクッションになったと思います。ゲーム性が感じられないところといい、もう少しがんばってほしいです。
>ローテーションは香村さん含めて3人なのかとか、今後の流れが気になります。
返信削除過去の宇都宮戦隊は基本的にメイン+サブ2人なので今回もその可能性が高いかもしれません。
ゴーカイも参加ライターは多かったですが、基本は3人でまわしていた認識とのこと。
サブの人選は、1人は経験豊富な人、もう1人は戦隊未経験もしくはブランクの長い人
ゴーカイの時は戦隊オタクとあまり戦隊を知らない人をあえて組み合わせてました。
今回も荒川さんは大ベテラン、田中さんは戦隊未経験の組み合わせですね。
興味がわき、他の戦隊のライター構成もいくつか調べてみましたが、
歴代のプロデューサーの中でもかなりライター起用方針はかっちりした方のようです。
何度もお邪魔しました。
いえいえ、参考になりました。
削除上のフォーマットがしっかりしてるなら、現場側の香村さんたちが合わせることは難しくないでしょう。この3人で上手くいくかは未知数ですが、やり方は良さそうに見えます。