【ストーリー】

■覇道と王道と邪道
・次回予告含め全体の流れを見た感じだと、今回も紘汰・戒斗・光実の3者の対比のまとめになっていたように思えます。
紘汰はたった一人でオーバーロードを超え、全てを制する覇道。
戒斗は人々を導き、共に戦う王道。
光実は裏切っててでも自分の目的を達成する邪道。

・流れでいえば、最もヒーローらしい戒斗を応援したくなるのは当然なのかもしれません。
もっとも他の2人の描写が皆無なのが主な原因だと思いますが。

■紘汰
・今回の紘汰さんは一歩進んで二歩下がるどころか、一歩逆走して二十歩下がるくらいの勢いでした。
本当に紘汰さんは予想外です。サガラがあれだけ期待するのも納得してしまいます。

「騙したのか!→どうすればいいの? そうすればいいのか!」
普通騙され続けるにしても、毎回騙す相手を変えたりするものですがずっと同じ相手です。
この流れは本当に斬新だと思います。
うじうじ悩みつづける主人公も嫌ですが、こうも思い切りが良すぎる主人公も考えものだと思いました。
悩むことって大切ですね。

■光実
・いつの間にかプロジェクトアークを見限ってオーバーロードに鞍替えしていたのも謎ですが、個人的にはシドの死への態度が気になりました。
前回の時点で既に見限っているものだとと思っていました。
死んだのは予想外だったとしても、たとえ死のうがシドのことなんてどうでもいいと考えていそうです。
どうやら私の光実へのイメージと虚淵さんの思い描く光実像はだいぶ食い違っているようです。
シドを悼む光実なんて私には想像もつきません。正しい光実像が気になります。

■最低のデビュー
・極アームズの誕生会のはずがお葬式になってしまいました。
使い手の紘汰さんは進歩ゼロ。必要性もゼロ。だけどアイテムだけは進歩する。
ましてプロフェッサーが邪魔しなければ戒斗たちだけで倒せたように見えました。
あんな流れで出されても「余計なことするから…!」とプロフェッサーへの恨みが募るばかりです。

・主人公の最強フォームという点でも、ライダーたちをまとめあげて真っ当に成果を示している戒斗に対して、紘汰さんがあまりに情けない。
ライダーシリーズでも他のフォームの登場は適当でも、最強フォームに関しては入手経路に主人公の成長をまじえて描くのが普通です。
他のフォームと存在感に差をつける意味でも当然のことだと思います。
それがどうしてあんな流れで最強フォームを出したのか理解に苦しみます。
ノルマとはいえ、脚本を書いていて流れが不自然だと気づかなかったのでしょうか。


【アクション】

■極アームズ
・か、かっこわるい…
頭だけが目立つのに肝心の頭部がモチーフそのままで顔の派手さと釣り合ってない。
胸のフルーツ模様は光るパジャマのCMを彷彿とさせるし、肩アーマーはなぜか作中最弱のひまわり模様。
とどめに、アクションが元の使い手と大差なく非常に微妙と良いところがないにもほどがあります。
更に変身にカチドキ経由が必須という地雷まで抱えています。
元から無理くりな鎧武の玩具の集大成のような存在です。極アームズとはよく言ったものです。
ネーミングセンスだけは褒めてもいいと思いました。

・ただ全武器使えるのはアクション的にはおもしろそうです。
フォーゼと違ってCGも要らないので使いやすそうです。
初めはそう思っていたのですが、でも今回のバナスピアーでがっかりしました。
どう見てもスタッフが前から放り投げてます。
もっとちゃんと演出しましょうよ。あれじゃただの予算削減用に見えちゃいます。
つくづく残念な感じです。

■レモンバロン&ナックル
・久しぶりにかっこいいアクションでした。
やっぱり短弓はかっこいいですね。サポートとメインアタッカー両方に使えて主役にぴったりです。
ナックルは近接型なのでバロンが援護する必然性があり、我の強い戒斗がサポートにまわることで変化を示せている。
ストーリー的にも有意義で良いシーンだったと思います。


次回は今回描かれなかった光実主体でまわる模様です。
でもなぜか脚本は初登場の海法さんが担当です。重要な回に思えるのですがそうでもないのでしょうか。
公式の次回予告の文章を読んだら、更にびっくり。
「ユグドラシルでは各国の支部長が集まり、日本支部についての対策を協議中。そこに凌馬が現れて……」
今回の流れがあまりに唐突だったので、プロフェッサーは役者さんにトラブルがあって急遽退場したものかと思っていたのですが違ったのでしょうか…
あれで予定通りだったら完全に予想の範囲を超えています。