・怪人は予想どおりヤドカリみたいな能力を持っていて、追跡がメインでした。

でもその追跡パートが単調でした。正体を隠しながらの追跡や変身がメインっぽい感じでしたが、二人とも救助が最優先で細かいことを気にしないので特にドラマも面白みもありませんでした。

二人の性格や特技を活かして追跡するとかそういうキャラの掘り下げにつながる要素も特になく、淡々と事実ベースで追跡をするだけなのは地味でした。もうちょっと派手にしたほうが良いと思います。

・消えた幼稚園は最初意味がよくわかりませんでした。

その後の荒れ地に移された幼稚園の様子から判断すると、

「ケーキ屋を移転する（ここが絆斗たちが移転先として聞き込みしていたけどまたも店が消えていた場所）→近くの幼稚園にサービスで持ち込んで喜ばせる→喜んだところでケーキ屋は捨てて幼稚園を乗せて移動→ゆっくりと子供たちの飴化を済ませる」

という流れだったように見えましたが、これで合ってますかね？

ケーキ屋が途中で消滅しているところが戸惑いますね。「移転先に店はあったがもぬけの殻だった」とか「幼稚園が有ったはずの場所に幼稚園は無く、なぜかケーキ屋が有った（そこで乗せ換えたから）」みたいな空のケーキ屋の描写を破産であれば混乱を招かずに済んだと思います。

・オチも普通にダンス少女は助かり、絆斗にダンスを披露して終わりでオチも弱かったです。途中から少女から幼稚園の児童たちに被害者がシフトしちゃってるからダンス少女の影が薄くなってしまいました。特に絆斗にとって思い入れが深い相手ってほどでもありませんでしたし、ダンス関連で綺麗なオチをつけるか、幼稚園は無くしてダンス少女に被害者を絞るか、一工夫が必要だったんじゃないかと思いました。

・グルキャンフォームにバクキャンを足すと肩キャノンみたいな形状のミサイルランチャーが付きました。

背中の貝を破壊したら中の人が危ないんじゃ？と思ってたら普通に危なかったです。賢い行動ではありませんが、まぁショウマじゃ仕方ないですね。人間じゃないからあの高さから落ちてもショウマは平気でしょうし。「常識的に考えて危ない」の常識が足りてないので仕方ありません。

・飴の形は今回も凝っていて面白かったです。

前回も棒状や丸形などカラフルでしたが、今回も包み紙付きの細長い飴がミサイルになっていました。包み紙の部分をミサイルの羽に見立てるのはなるほどなぁと感心しました。

ヴァレンも必殺技のチョコを地面に撒いてチョコの上を滑って高速移動していて、今回はまともに戦ってはいないけど活躍した感じがして良かったです。

・個人的にはグルキャンに手が別に有ったことに驚きました。

外側のは手で握ってる大型グローブ的な感じで、普通の手は中にあったんですね。

身体の方もアーマーであって、肉体そのものが大きくなってるわけではないんですかね？

・酸賀博士が「置き配」とか言ってUSBメモリっぽいものを回収してガヴの戦闘の録画映像を見ていました。

誰が持ってきたのかも、誰が撮影したのかも怪しいところだらけです。

ショウマの叔父の方も疑っていたのですが、映像の角度的にショウマの持ってるスマホで撮ったものではなさそうですね。意外とフットワークが軽く本人が撮影に出向いていたか叔父にもエージェントを作る能力があるのでなければ、現状だとニエルブか、ニエルブに改造を独占させたくないランゴとつるんでる可能性が高そうです。

次回はヴァレンが戦闘中に変身解除して正体がショウマにバレるっぽい感じでした。

ただ、バレてもショウマ的には問題ないと思います。どこでドラマを生み出すつもりなのでしょうか。

問題があるとすれば「ヴァレンは同じグラニュート。ヴァレン＝絆斗。→だったら絆斗に自分の正体を明かしても問題ないね！」とショウマがグラニュートだと自分から絆斗にバラしちゃう線でしょうか。個人的にはこうなっても絆斗がショウマを敵視したりはしない気がしますけどね。

2クール目から追加戦士を出したり、ストマック社との抗争の激化に集中したいからショウマと絆斗の不和やすれ違いは1クールのうちに終わらせる方針なんでしょうかね。2クール以降も正体隠しを続けるのか、どっちなんでしょう？