『爆上戦隊ブンブンジャー』 第36話「夢へと走る道」:感想
■よくある感じ
「偶然、変身アイテムを拾った子供」の大人バージョンって感じの内容でした。
ゲストはもちろん、ブンブンジャーでない等身大の未来の心情などがあまり描かれてきていないのでゲストも未来もドラマパートの初耳感が強く、ドラマに入り込めませんでした。
未来がバイト生活をどう思っているのかや将来どうしたいと思っているのかがほとんど描かれてこなかったので夢がどうのと言われてもピンと来ませんでした。
未来の現在位置がわからないと「私は夢とか持ててないから夢に向かってるゲストちゃんはすごいよ!」と思ってるのか、「私はブンブンジャーになるという夢を果たせて毎日が充実してる。ゲストちゃんの夢もきっと叶うよ!」と言いたいのか、どんな立場から何を伝えたいのかよくわかりません。
・東映公式ページの解説もポエミーな感じで具体的にはピンと来ませんでした。
スタッフの誰かが思いついた内容を入れちゃった案件なのでしょうか。スタッフには脈絡や積み重ねという概念を理解してほしいものです。
・次回予告で気になったピンクが2人いる光景はパトカー2の分身効果によるものでした。
これは拍子抜けでした。ミスリードは構わないんですが、そっちの線を空振りにして見合うほどの面白さを感じなかったので肩透かし感の方を強く感じてしまいました。
■ギャーソリン集めの目的
・ギャーソリンはスピンドーの力の源で、スピンドーの強化と不老不死につながるそうです。
個人的には思ってたよりしょぼいと思いました。巨大ロボのエネルギー源とかBBG優勝のための燃料集めとか、そういうスケールの大きい目的のためかと思ってました。
流れからすると「人々を苦しめて自分独りの力にするスピンドーvs人々を助け、その声援を力に変えてメンバーみんなで力を合わせて戦うブンブンジャー」という構図にしたいんですかね。
次回は射士郎が大也を裏切るようです!
…って言われても本当に裏切るとは思えませんでした。
どうせあの女スパイ?とか偽物が射士郎に化けてるだけか、射士郎は本物でも第三者を騙すためにお芝居してるだけじゃないかなと思って真に受ける気がしません。
本当に裏切られても大也好き好きだったはずの射士郎の人格がわけわからなくなるだけで、そんなちゃぶ台返しをしてもどうにもなる気がしませんし。
この作品って子供向けでぬるいわりに変に難しい話しようとしてでも雑っていう
返信削除親の反対を押しきれなくて就職しますなんて年齢の人はブンブンジャーへ憧れより、「ブンブンジャーって給料出ないからバイトなんだ…」が勝つと思う
本来ならこの手の話でやるはず「この人がヒーローである意義」とかも見えませんでした、肩書き運転屋なのに最後しか運転してないし
>この作品って子供向けでぬるいわりに変に難しい話しようとしてでも雑って
削除作品というより冨岡さんの癖じゃないかなと私は思っています。
散発的にしかできてないので機能はしていませんが。
>親の反対を押しきれなくて就職しますなんて年齢の人はブンブンジャーへ憧れより、「ブンブンジャーって給料出ないからバイトなんだ…」が勝つと思う
「ブンブンジャーは」という主語は不適切だと思います。
未来以外は誰もバイトもしてませんし警察官や調達屋など本業もやっています。地球のお金を持ってないことが原因の先斗以外は生活にも困っていません。
未来がいろんなバイトをしていること自体もたぶん意味は有ると私は考えています。「自分の本当にやりたいことを探すため」など未来にとっての意義があってやっていることだと思います。
>肩書き運転屋なのに最後しか運転してないし
運転屋は毎度のことながら使われていませんね。
やろうと思えばバイトを乗り物を使う仕事に限るなど出しようはあると思います。○○屋は基本的に形骸化している要素だと私は思っています。