『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第30話「ジュートのかりゅうど」:感想
■”メインストーリー”だからね!
・今回も雑な説明で終わる内容ばかりでした。タイトルとは裏腹に誰も獣人を狩ってません。
獣人を倒せ→獣人を倒すと元の人間も死ぬんだよ→じゃあ倒すの禁止。
ムラサメもあっさりコントロール可能になってました。憑依する設定は1話で終わったようです。
説明以外で話が進みませんし、説明したところでそこからつながる展開が無いので虚無いです。別に獣人がどうなろうとアノーニがどうなると興味ないです。ドンブラザーズは世界の平和をどうこうする話ではないとやってきた以上はキャラに関わりのない話をしてもなんにもなりません。
・こんな調子じゃナツミとミホ関連の話も期待する気になれません。犬塚がミホ=ナツミと気づいたようですが、今のところ両立する余地がないからどっちかが諦めるか一人も残らないのかの2択ですしね。
”コピー”って言ってましたけど普通にナツミが戻れるならこれまでの展開が余計に無意味になるでしょう。獣人がさっさと約束を守って「一年待ってくれてありがとう。コピーが完全に終わったので返します」ってやってれば犬塚関連の話はもう終わってます。犬塚が一年逃げきってから何話経ったと思っているのでしょうか。17話からだからもう13話ですよ?
■負の積み重ね
・タロウが獣人について知ったことで「アノーニと獣人、地球人、対立した場合にどれを優先するのか?」という問題が発生しました。
普通なら葛藤が生まれる場面なんですけど、タロウはそういうのをずっと放り投げてきたから成立しないんですよね… 「俺が知るか!」と投げるか「誰が生き残るべきか… 決めるのは俺に決まってる!」とやるかしか選択肢が見当たりません。
■余り物
・ジロウとヒトツ鬼の持て余しっぷりは今までで一番酷かったです。
余り物どうしでまとめて処理されていて粗大ごみ以外の何者でもありませんでした。
戦隊の通例で行くと、もうジロウにはパワーアップも新アイテムもないので逆転の目はまったくもって何も起きないと思われます。
次回はイヌブラザーの正体がメンバーにバレ、犬塚と雉野が戦うことになるようです。
「だから何?」で終わってしまうのが辛いです。どちらが勝とうが相討ちになろうが特に影響ないと思います…
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