『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第27話「 けっとうマジマジ」:感想

2022年9月4日
■根本的疑問
・次々と邪魔が入っていちいち話の腰が折れるドタバタ劇としては良かったと思います。
ドタバタしたり「前の例えのほうが良かった!」なんてしょうもないこと言ったりしながらも決着は一瞬で「こんなはずじゃなかった!」と後悔する暇も勝者に賛辞を送る暇もなく崩れ落ちる。
緩急が効いている展開はベテランらしい良さでした。

・ただ、個人的にはそもそも「この内容をドタバタ劇扱いして良いのか」という点に疑問を感じました。
ソノイはもちろん獣人やドンムラサメまでその他大勢扱いされていました。そんなことをして今後の話が成り立つのか疑問です。

・それでいて一番扱いがどうでもいい戦隊メンバーたちの影が薄い点も気になりました。
メンバーにはもう落ちる株もないしどうとでもなると思います。犬塚なんて決闘があることすら知らないというリアクション要員としては美味しい立場なのに1ミリも活かされないままその他大勢以下のモブで終わってしまいました。使えるものを使わないで使うべきでないものに手を付けるのは怠慢のように見えます。

・個人的にはタロウがソノイに連絡しなかったことが一番疑問に感じました。
仕事という理由があろうが遅れるなら連絡するのが人としての筋だと思います。タロウは常識に囚われなくてもそういう筋は通す人物ではないでしょうか?
ああいう展開をやりたいなら「わかった。”今のところ”予定は空いている」など条件付きの返答をして責められても「急に仕事が入ったから行けなくなった。仕方ない」と堂々と言い張るほうがタロウらしいんじゃないかと思いました。

・ソノイとの決着を優先して怪人を無視するのもタロウらしいのかと疑問に感じました。
私情の決闘より仕事が優先というのなら、決闘と使命なら使命のほうが優先されるのが当然だと思うのですが。
シンプルに「ジロウ! やれるな?」「ヒトツ鬼は僕に任せてください、タロウさん!」とかやるだけでもお供やジロウへの信頼も描けて済んだと思います。

■これもどうなんだ?
・ソノイとの決着があっさりつくのは良かったと思います。井上にバトルなんて描けるわけないですからこれが一番マシでしょう。
しかし、これで死なないのはダメだと思います。真っ向勝負で負けた以上はもうソノイに価値がありません。今後タロウに関わってきてもウザ絡みしてくるだけの変人です。
ギャグキャラとしてはそれでも構わないのですが、ドンブラザーズにはギャグをやってるほどの余裕がないと思います。「ソノイとの戦いが終わったらこの後何すんの?」と思ってる視聴者は少なくないと思います。何も引きが見当たりません。

・ドンムラサメが当然のように助けてることもダメダメだと思いました。味方になった覚えがないんですけど?
結局、ドンムラサメは元老院とか上部組織の手駒でソノイたちにとっては味方ってことでいいんですかね? 幹部3人すら持て余しまくっている状況なので更に増えても何も面白くありません。
つまらない展開をクソつまらない展開で上塗りしていて呆れ果てました。

■獣人
・ドン家が人間の代わりのエネルギー源として開発したけど失敗作で封印していたものだと説明がありました。
融和を唱えただけで世界を滅ぼす逆賊扱いされるなんて元老院は酷いやつらだなと思っていましたが、ドン家にそんな実績があるなら仕方ないかもしれないと思えてきました。
ドン家の正当性が怪しくなるとタロウやジロウの正当性や、そもそも「ドン家って設定必要ある? 別にタロウたちはお家復興を唱えているわけでもないし、もう終わった話じゃない?」という疑問が強まると思います。
ますます縦線が弱くなりそうなのですが大丈夫なんでしょうか?


次回は犬塚が怪人に協力したりしてドタバタするみたいです。
まぁどうせナツミのことは棚上げされてるんでしょうね。リアル時間に合わせているならもう約束の1年から一ヶ月くらい経過していて焦燥感や約束自体に対する疑問が湧き出てる頃だと思いますが、井上に進める気がないからソノイと同様に犬塚の時間も止まっているんでしょうね。


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