『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第29話「とむらいとムラサメ」:感想

2022年9月18日
■意味不明の連続
・メインストーリーにまるで興味がないため一度に片付けたくなったようです。まるでゴミ掃除みたいですね。

タロウが力を奪われる→ムラサメを持ったら戻った→もうムラサメなくても普通に戦えるから大丈夫。

ドンムラサメはドン家の作った人工生命体→マザーの指示で元老院から脱走する(元老院と別ならマザーって何?)→脱走した後の行動は意味不明。
 (ここから今回)
→ソノイの死体を持って帰ったら元老院から認められる(抹殺対象のドン家じゃないの?)。
→敵対してたはずなのになんかいつの間にかソノイたちから頼られる存在になってる。
→それはそれとして他人に取り憑くようになる。
→ソノザがなんか封印したぞ! ソノイに頼れと言われていた存在だけど封印しちゃうぜ!。

・どれ一つ取っても説明が必要な内容を垂れ流しにしやがりました。
こんなことされても「だったら最初からこんな展開やるな。ドンムラサメなんて出すな」としか思えません。
中盤の時点で放り投げたやつ相手に「最後はちゃんとやってくれるだろう」なんて思えるはずもありません。
これでせめて「メインストーリーと関係ない一話あたりでは面白いからいいや」と言えたならまだ受け止めようがありましたが、そちらも延々とやる気の無さを見せつけられた直後なので期待しようがありません。

・このついでに「実は闇ジロウが先にいて、今のジロウは友達との交流で後天的に生まれた人格」だと明かされました。
…だからなんなのか意味がわかりません。表と裏の主従関係もわからないので「つまりこれは戦うだけが存在意義だったはずのジロウに別の目的が生まれたということだ。だから同じ境遇のドンムラサメもそうなれる可能性がある!」なんて思えるほどの確信に至れません。
そもそもジロウ自体にそんな良い印象を抱いてません。処刑しようとしてたのは表のジロウですからね。表のジロウも闇ジロウもどっちも人として肯定する気になれません。果たしてジロウは警察に捕まらずに生きていけるのだろうかと不安を感じたままの段階で手本みたいに扱われても困ります。

■獣人
・不可殺の存在と言われていたのにドンムラサメなら簡単に殺せることになりました。獣人対策に作ったのがドンムラサメってことなんですかね。
っで、その場合には獣人ってどんな存在意義があるんですかね? ドンブラザーズは人類を苦しめる悪を倒す組織ってわけでもないので別に獣人と積極的に戦うこともないはずです。「邪魔なら倒す」だけだとソノイたちと大差ありません。特徴や自我がなくなった分だけ退屈に見えます。「生身の役者さんだから撮影が簡単」以外のメリットを見せてほしいんですが。

狭山刑事が獣人として再登場してから(ドン10話)、はや4カ月。さまざまな謎や伏線が出たり入ったりをくり返し、一見複雑怪奇なドンブラザーズ。
でも、脚本の井上大先生いわく、

「いろいろ謎があるように見えても、じつはほとんど《獣人問題》に帰着するんじゃないか?」

だそうですけど、それならもっとまともに扱わってもらわないと「つまりドンブラ全体が獣人程度のゴミみたいな話ってことですか?」と思うだけです。


次回はソノザたちと獣人対策で協力する話を持ちかけられるみたいです。
騙し討ちで力を奪ったやつらや「ドン王家というだけで充分で死ねぇ!」と言ってきたやつらが協力を持ちかけるとはどういう了見なのでしょうか。「そんな提案も平然と受けるタロウすごい!」という持ち上げだったら最悪です。


コメント

2 件のコメント :

  1. こんばんは。タロウが敵地にのこのこ出向いていくのでここで元老院を始末する気か?とちょっと期待してたのですが、力を奪われて帰ってくるとか何がしたいのかわかりませんでした。
    ムラサメから力を吸収するのもたまたまその場にいたからよかったものの、先にソノザが封印したら積んでましたよね。

    ジロウは個人的に失敗キャラだと思ってます。
    表が善で裏が悪ならまだわかるんですけど、表も裏もどっちもイカれてるってなんですかそれ…

    獣人とドンブラザーズの接点って犬塚と刑事くらいで他のメンバーからすると何か乱入してくる倒せない邪魔な奴程度なので、獣人がキーになる存在とは思いませんでした。
    制作側で勝手に盛り上がらないで、作中でそういう感想が出るように描写してくださいとしか言えないです…

    ゼンカイジャーの時も似たような気持ちになったので、白倉Pの作品は私に合ってないのかもしれません。
    視聴者置いてけぼりって感じがするんですよねこの人の関わった作品

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >タロウが敵地にのこのこ出向いていくのでここで元老院を始末する気か?とちょっと期待してたのですが、力を奪われて帰ってくるとか何がしたいのかわかりませんでした。

      純粋に葬式のために訪れたことには私は違和感は感じませんでした。タロウは葬式に行くと言ったら葬式のために行く人だと思います。他の目的があるならそう言うでしょう。

      力をあっさり奪われて帰ってきたのはよくわかりませんでした。時間経過もわからないので速攻で叩き出されたのか自分で帰ってきたのかすらわかりません。何にせよ情けなく見えました。
      ムラサメに触るだけで戻る程度の力ですから、ひょっとしたらタロウにとっては「一晩寝れば元に戻る」程度のことだったのかもしれませんがそれも説明がないので解釈しようがありません。

      >ジロウは個人的に失敗キャラだと思ってます。
      表が善で裏が悪ならまだわかるんですけど、表も裏もどっちもイカれてるってなんですかそれ…

      性格自体は人気を出したいわけじゃないなら問題ないと思います。猿原なんて裏表のないクズですし、雉野は悪びれることもない人殺しですから。
      性格が両方とも悪くても、方向性の違いや性格による言動の差異で面白くできればそれで問題ないと思います。
      問題があるとすればキャラクターとして空気で実力もタロウに劣っていて存在意義を感じないことのほうだと思います。たとえ性格が良くても、こんなに空気で存在する意味を感じないキャラだったら悪い印象は今と大して変わらないと思います。

      >制作側で勝手に盛り上がらないで、作中でそういう感想が出るように描写してくださいとしか言えないです…

      私は大前提の相違じゃないかと思っています。
      「獣人はメインストーリーのキーキャラクターです」に
      「ただしメインストーリーはスタッフにとってどうでもいいゴミみたいな存在です」と続いているかどうかの認識が大きく異なるのだと思っています。

      >ゼンカイジャーの時も似たような気持ちになったので、白倉Pの作品は私に合ってないのかもしれません。

      ノリが合わないと辛いままだと思います。昔からずっとこんな感じの作風ですから。

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