『魔進戦隊キラメイジャー』 第41話「ありのままでいたい」:感想

2021年1月31日

■自虐ネタ?
・キラメイジャーのメンバーが猫化するネタには違和感を感じました。
明らかにおかしい人々の様子を見ても邪面士の仕業を疑わないのはおかしいし、猫化した味方に「猫になった小夜もかわいいねー」なんて言ってて一向に危機感を持たないのもおかしいと思いました。そして何よりそこまで違和感を抱えてまでやる価値のあるネタとは思えませんでした。
クランチュラがネタ切れだと自分から言っていましたが、これはひょっとしてスタッフ自身の自虐でもあるのだろうかと思えるほど面白くなかったです。

・アクションも自虐ネタなのかと思いました。
素手のほうがいつものアクションより断然面白かったです。ギミックの少ない剣と銃の制限を目に見える形で再確認させられました。

■クランチュラ
・クランチュラの話自体はそこそこでした。充瑠との交流もそれなりに説得力があり、悪くありませんでした。

・ただ、41話にもなっていきなり言われてもなぁという感じがしました。
充瑠以外にも一般人でもなんでも人間の創作者を感じ取れる場面はいくらでもあったはずです。「人間界の物は面白いからアイディアが湧いてくる!」と言うのなら「こんな面白い物を作る人間はどんなやつだ?」という発想に至るのは当たり前だと思います。そういうのが一切無かったのにやられるとご都合主義を感じずにはいられません。ひょっとしたら分身が死んで失ったものが悪意や忠誠心で変化と密接に関係しているのかもしれませんがそれも結局ご都合主義的ですよね。「死んだけど分身だから大丈夫!」って言われた時点で「はぁ?」ってなりましたから。

・それに元々それほど悪逆な印象はないけどそれでも1国を滅ぼし、数えきれないほど殺してるであろう悪の一味なのは変わりません。
これで同情してくださいと言われてもはいそうですかとは言えません。最低でもマブシーナたちクリスタリア関係者から許されてからでないと許すわけにはいきません。もっともキラメイジャーだから 充瑠「今のクランチュラはキラキラしてるからOK(凡俗など何人死のうが構わん)」で済まされても違和感は感じないでしょうけど。


次回はガルザとの決着をそろそろ付けそうな雰囲気でした。
個人的には「借り物の力で威張るのかよ、ガルザ…」という印象です。最後までしょぼいですね。1クール目の時点でもう賞味期限切れだと思っていましたが今のところその印象が変わる兆しは感じません。


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