『魔進戦隊キラメイジャー』 第28話「時雨泣き」:感想

2020年10月18日
■ノルマで精いっぱい
・ハコブー、キャラソン、新ロボ用の強敵とノルマをこなすだけ精いっぱいなように見えました。金子香緒里さんではまとめるのは無理でしょうね。最初から詰んでました。

・私は話の出来栄え以前に根本的なところでついていけませんでした。
まず「実はいました」が嫌いです。アクアマリンの時点でも嫌でしたが五体満足で動ける戦力がいるなんて論外です。
ハコブーが戦わない理由も見下げた内容でハコブーの話に関心を持てませんでした。地球人はともかく、マブシーナやキラメイストーンが苦しんでいようが気にしないのが致命的です。王を守れなかったことを悔やんでいるのに王女たちは助けないなんて偏狭過ぎます。こんなやつの力を借りないといけないこと自体がストレスです。

・ヨドンナの存在意義が感じられない点もマイナスでした
あの作戦内容ならクランチュラのままでもよかったんじゃないかと思いました。クランチュラならあんなしょうもない失敗でも「また失敗してる」で済みますけどヨドンナは失敗が許される立ち位置ではないと思います。この先で降格話でもするならまだいいのですが何もなかったらただのキャラ崩壊だと思います。

■アクション
・巨大戦も等身大戦もジオラマに凝っていました。
でもストーリー展開が酷いから盛り上がりませんでした。重要なタブレットをなぜか雑魚に任せるヨドンナも、敵という以上の存在感がない巨大敵も流れに合ってなくて盛り上がりません。すごいと思うよりも「もったいない」と思う気持ちのほうが多かったです。
ラストも敵を倒さないまま「次回に続く」 で終わったという安心感すらありませんでした。


次回は4体目のロボが登場するようです。
聖地アタマルドやオラディン王の残留思念など引き続き「え、そんなのあったの?」と思いそうな展開が多そうで不安です。

コメント

2 件のコメント :

  1. こんにちは。

    「王家の重鎮が逃避行かました末に、同族どころか王女すら見殺しにするつもりだった」…なんて魔進ハコブーは中々悪趣味なキャラ設定してますね。
    ハコブーがこんな調子なので、そのご機嫌取りしてる時雨の話は乗れないし、さりとてあんな仕掛けバレバレのタブレット端末奪うためだけに延々おいかけっこしてるアクションシーンも大して面白みを感じ得なかったので、個人的にはしんどい回でした。

    魔進の精神年齢が相変わらず安定していないし、隙あらば子供みたいな事ばかり言うのでなんかキラメイ側が子供無理矢理戦わせてるみたいな印象になってきている感じがしますね。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      魔進は単体としても相棒としても一向にキャラ立ちしませんね。まぁスタッフにその気がないからなんでしょうけど。
      現状としては定型台詞で無駄に時間を取るだけで、相棒キャラの悪いどころ取りという印象です。脇役やゲスト以下の面白さだと思います。

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