■アホの空回り
・結局ゲイツは「オリジナルのライダーがいるならアナザーも倒せるんじゃない?」という視聴者の多くが感じたであろう疑問点に行き着いてしまってずっこけました。アホに無駄に振り回されるのってイライラします。
じゃあ倒せるのかというと結局よくわかんないけど倒せませんでした。やっぱり無理なんでしょうかね。つまりオリジナルは何の役にも立たないということのようです。「レジェンドから逃げない」という謳い文句に負けない踏みにじりっぷりだと思います。
今回に限らず、ジオウでは登場人物が全ての設定や状況を知っているような態度を取ったりする一方、今回のように無駄なことをしたり方向性が定まっていないせいで見ていて疲れます。疲れるなんて楽しいとは程遠い感覚だと思います。

・クイズのお話のほうは普通に面白くなかったです。
「『愛している』って言ってたから親父は母親を愛してたんだ!」ってそんなお手軽展開でいいんですか。わざわざ出したから時計がその証拠になり得るのかななんて思っていましたが全く関係ありませんでした。普通なら「実はその時計を送ったのは母親だった+その前のシーンでソウゴの叔父さんが『この時計よく手入れされてますね。普通ならとっくにダメになってますよ』」と言って父親が如何に時計を大切にしていたか=母親を大事にしていたかを物語るくらいはすると思います。
「じゃあなんで捨てたんだ!?」という話になるわけでもなく「こんなんで納得するの?」とクイズ自身に不信感を抱くだけに終わってしまいました。

■ゲイツリバイブ
・そもそもゲイツリバイブってゲイツのフルネームなのか救世主としての称号なのか何なのかと思っていたら強化フォームの名前のようです。
ストーリー的にはゲイツが白ウォズにウォッチ化されたりするほうが収まりが良いと思いますが販促の都合で無理でしょうね。そう考えると白ウォズは納得のいかない販促の都合で倒されるか、それとも強化フォームが出たのに白ウォズに全然対抗できる気がしない不完全燃焼な展開になるかでどう転んでも良い展開になれる気がしません。

■何の話?
・クイズの力を白ウォズに奪われた後も主水が記憶を保っていたことについて公式ページでこう説明されていました。
 仮面ライダークイズこと堂安主水が、「2040年の未来から連れて来られた」のが問題です。
2019年に来たクイズの力をオーラが吸収し、アナザークイズをつくりだしました。これまでなら、そこで歴史が変わり、主水はライダーではなかったことになるはず。
ところが、そうはなりません。
白ウォズが彼を現在に連れてきたのは、彼が仮面ライダークイズだったから。ライダーでなかったことになったら、白ウォズが連れてくる理由がないので連れてこなかったことになり、アナザークイズも誕生しなかったことになります。 
聞いても理屈がわかりません。これ自体は良いとしても他のレジェンドとの整合性が理解できません。「ライダーだから連れてきたんだからライダーの記憶(と力)を保てる」というのならウォッチ化される前のライダーをソウゴたちが過去から連れてくれば同じ理屈でオリジナルの力を行使できるのではないでしょうか?

・その疑問を別にしても一つ重要な事実が確定してしまいました。
それは「ゲイツたちは歴史の変化のことを全然わかってない」ということです。公式にすらゲイツのクイズの記憶が消えてしまうという心配は「杞憂だった」と断言されてしまいました。これはかなりヤバいと思います。歴史の変化のことを全然わかってないやつがドヤ顔で歴史のことを語って未来と過去を変えまくっています。普通の作品だったら悪役がやることやバッドエンドルート直行でもおかしくない行為だと思います。

 主水は、保のファイナルアンサーを胸に、これからもクイズ界のレジェンドとして、数々の難問を解き明かしてくれることだと思います。 
これも理解しがたい内容でした。
そもそも主水って未来の世界でクイズの達人であるなんて話出てましたっけ…? 素人のソウゴたち相手に遊んでいたことしか印象にないのですが。また例によって「スタッフの頭の中ではそういう話ができてるけどそれを本編で描写できてない」案件なのではないかと不安になってきます。

■ジオウWフォーム
・何だったんだ?というくらい空気でした。
出てキックしてやられただけで何の活躍も見られませんでした。何が特徴なのかすら伝わってきませんでした。出さないほうがマシなレベルの逆効果でした。

■ゲイツビルドフォーム
・いつの間にかゲイツがビルドウォッチを持っててびっくりしました。
Wウォッチも唐突に出てきましたし、劇場版の間に所有権がゲイツに移ったのでしょうか? これでそうじゃなかったら以前から怪しんでいた「ウォッチをこんな無造作に部屋に保管しておいていいのか?」という疑問点が確証に変わってしまいます。私はウォッチ一つ保管できない人に世界のことを語られても説得力を感じません。


次回はなぜか龍騎編のようです。
未来の話をしている今に過去の話をやってどうするんでしょう? 「今から数年後の未来の龍騎だからこれも未来の話です」なんて屁理屈は御免こうむります。