■混じりっけなしのギャグ回
・予想どおりギャグ回でした。これまでギャグ回でもおとなしかった反動か、浦沢脚本っぽい演出が多かったです。
個人的にはシュールな展開の中に納得感の高い内容も混じっていたところが浦沢脚本っぽさを出せていて良いと思いました。鶏肉屋で売られてるシャケがもらいものだけに安いなと思っていたら魁利も反応したり、フランスにいるノエルに連絡して鶏肉買ってきてもらえばいいのでは?と思ったら買いに行ったり、そりゃそうだよねと思える展開もありました。シュールだけで埋め尽くすとシュールではなく”理不尽”になりかねないので現実味のある描写も混ぜるのが肝要だと思います。


・ストーリー的には「こいつ異世界人だからクリスマスも日本の風習にも馴染みがないだろうに、なんでこんなにシャケとチキンにこだわるんだ?」とツッコミどころがありましたがギャグ回なので気にしません。
しかしなんでシャケだったんでしょうね? 季節もののシャケと言ったら新年の新巻鮭を連想します。異世界人だけに「新年とクリスマスを混同している」とか「時期が近いのにイベントとしての規模が違うことに憤りを感じている」とか裏設定があったのでしょうか。

・コミカル系の怪人の演技を久しぶりに見れたりギャグとして楽しめました。最近シリアス系の怪人が毎年続いていてコミカル系は出番が限られてますからね。たまには良いものです。
デザイン自体は普通にかっこいいのがまた良かったです。どこからどう見ても鮭モチーフなのに皮を装甲に見立てたり、赤みをグロテクスな感じに見せてかっこよく見せているのはさすがです。


次回は圭一郎は快盗の正体は魁利たちだと判断するようです…が、お話としてはまたギャグ回のようです。ギャグ回だから脚本はまた大和屋さんの担当かなと思いましたが香村さんのようです。

魁利たちに何かあると疑うのは納得ですが、快盗であると断定するのはやや飛躍しているように感じます。以前に嫌疑がかかったことなど材料はありますが昨日の今日の話でそこにたどり着くのは早すぎる気がします。次回でなぜ魁利たちだと思うのか納得のいく展開があると良いのですが。香村さんなので期待したいです。

監督の葉山康一郎という名前も見覚えのない名前だと思ったら助監督あがりの本編初デビューだそうです。東映FC用のパトレン外伝をやっていた方のようです。ギャグ回ですし、あまり期待せずにお手並み拝見です。