『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 第35話「良い人、悪い人、普通の人」:感想

2018年10月7日

【ストーリー】

■シンプルなような、ごちゃごちゃしているような
・シリアス面では思っていたよりもシンプルでした。も
っと「良心的なコグレさんが罪悪感から真相を快盗に話しそうになる」とか悪いコグレさんが何かするとか、この状況だからこそできる内容に触れるのかなと思っていました。
結果としては”普通のコグレさん” が快盗に引け目を感じていたから「コグレさんは本質的には善人寄り」ということでいいんですかね。

・ギャグ回としてはごちゃごちゃしていたと思います。
分裂したわりに分身の出番や騒動はあまりなく、ささっと片付けられていました。シリアスとしてはこじんまりとしていて、ギャグとしてはギャグが目立たなかったように感じました。両方の要素を程よくまとめたと評価すべきか、どっちつかずというべきか判断に迷う内容でした。

・個人的には怪人を倒した後でも能力が解除されなかったことが意外でした。
いつもと違う感じで違和感がありました。「そういうものです」で済ませてる部分は統一しないとマズいと思います。何か作中でちゃんとした理由があったのでしょうか?


【アクション】

■ルパンマグナム
・巨大戦がキレッキレでした。
撃つのもかっこいい、走るのもかっこいい、銃撃のバリエーションもかっこいい、スケール感もかっこいいとひたすらかっこいい尽くしで何がどうかっこいいか説明するまでもなかったです。動ける巨大戦は見ていて楽しいです。巨大ロボは全部このくらい動けるデザインになればいいのになぁと思ってしまいます。

・ルパンマグナムは半自立稼働なんですね。強くて便利で頼もしいです。次回予告に腕を換装した状態が映っていましたし、販促期間のしばらくはアクションには全く不自由しなさそうです。


次回はまたギャグ回っぽい感じのあらすじでしたが、圭一郎ではなく咲也のほうがメインでまたシリアス気味なのかなと思いました。脚本が金子香緒里さんなので今回とは勝手が違うかもしれませんが。

コメント

10 件のコメント :

  1. これまでは怪人固有の能力→怪人を倒せば解消
    今回はコレクションの能力で分裂→怪人を倒しても効果は消えない
    と受け取りました。

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    1. そういう線も考えてはいるのですが、これまでに一度も無かったかな?という疑問がありまして。
      27話の「いいなりダンシング」のときに戦闘中にパトレンが操られた後、どのタイミングで解除されたかうろ覚えなんです。

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    2. 武器や変身アイテムがそのままロボに、というのはもはやお馴染みですが、まさか銃形態でも攻撃できるとは思いませんでした。
      小回りが利いてアクション性も高くギミックもある、と単一で完成するロボの強みを十二分に活かしていましたね。
      新ロボが出るとそれまでのロボは食われ気味になってしまいがちですが、ルパンカイザーのフィニッシュにも一役かっているあたり、その心配はなさそうですね。

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    3. 27話の操り能力は発動直後が一番強く、しばらくたつと徐々に効力が消えていくタイプだと、冒頭の戦闘、道端、道場と短期間で三回術にかけられたり、1度は道場を辞めると申し出たり、コレクション発動に気付いたりした透真の様子を見て思いました。
      消えるまでにかかる時間はドラマの都合で変わるようですが。

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    4. こちらは返信ではなく間違いでしょうかね。
      返信でない場合には一番下にある「コメントを追加」を選んで投稿してください。

      >武器や変身アイテムがそのままロボに、というのはもはやお馴染みですが、まさか銃形態でも攻撃できるとは思いませんでした。

      自分から武器形態になれるのは珍しいですね。必殺技を使うときや空を飛ぶときにだけ変形することはありますが、これほどカジュアルに多用するのは珍しいと思います。

      >新ロボが出るとそれまでのロボは食われ気味になってしまいがちですが、ルパンカイザーのフィニッシュにも一役かっているあたり、その心配はなさそうですね。

      換装などもついているので3号ロボとしての立場以上は維持できると思います。
      あとは販促とバトルの都合次第ですね。他の新商品や全部合体を多用する場合には出番が減らざるを得ないでしょう。

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    5. >消えるまでにかかる時間はドラマの都合で変わるようですが。

      時間で消えてもおかしくないと思いますが、そこがネックだと思います。
      今回の場合、「6時間」と明確に定めていましたし。ご都合主義につながる方向はフィクションでは避けたほうが良いと思います。

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    6. 私が「ドラマの都合で」と言ったのは27話の話です。
      分裂は1度そうなったら時間がたっても戻らず物理的にくっつけないと駄目と理解しています。
      怪人固有の能力は怪人を倒せば消える、コレクションの効力は基本的にやりっ放しですが言葉や行動は瞬間的に納得させたり体を動かしたりするけれど別の情報が入って上書きされることで結果的に効力が時間と共に薄れる。
      ピッチコックの転ばせ能力と似たようなものかと思い、個人的にはそこまで気になりませんでした。

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    7. >私が「ドラマの都合で」と言ったのは27話の話です。

      これは理解した上で書いたつもりです。
      私は例外を除いてルールは統一されていたほうが作劇では良いと考えています。「27話は時間で消えたけど、今回は消えない」というのは良くないと思っています。

      例外を設けるとどういうことになるかというと、
      匿名さんが最初に書かれた
      >これまでは怪人固有の能力→怪人を倒せば解消
      という法則すら「いや、今まではそうでも今回は倒しても怪人の能力は消えません」とひっくり返せてしまいます。実際にこんな事態になったら匿名さんも違和感を感じると思います。
      作中のルールは説明(描写)されないと理解しようがないものですから一貫していたほうが良いし、極力ルール自体の数も減らすべきだとも私は思います。

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  2. コグレさん掘り下げ回には違いありませんが、思ったよりは薄味でしたね。

    警察に対して思うところの強い魁利が個人の意思でグットストライカーを介さず巨大戦に干渉できる手段を得たのは、今後の展開の幅が広がりそうで期待しています。

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    1. >コグレさん掘り下げ回には違いありませんが、思ったよりは薄味でしたね。

      もうちょっと何かあるかと思ったんですけどね。
      コグレさんが善人であるとすると、後で快盗に個人的な便宜を図ってくれたりするんでしょうかね。

      >警察に対して思うところの強い魁利が個人の意思でグットストライカーを介さず巨大戦に干渉できる手段を得たのは、今後の展開の幅が広がりそうで期待しています。

      そうですね。ようやくグッディの枷から外れたのは大きいですね。
      グッディ+マグナムで強襲すれば国際警察の持つコレクション回収もゴリ押しできそうなのでパワーバランスは大変そうですが。

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