『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 第26話「裏のオークション」:感想
【ストーリー】
・ギャグが多い大和屋暁さんの登板だったので警戒していましたが思ったよりも真面目でした。ギャグは次回のほうがヤバそうです。
・ただ、思ったよりもマシだっただけでお話としては微妙止まりという印象ではあります。異世界を渡り歩いているギャングラーがお金を集めてどうするのかという疑問もありましたし、何よりパトレン側を明らかに持て余していました。
最後の逮捕のシーンにパトレンの3人がいる必然性が感じられませんでした。ジムか長官経由で日本の警察に情報提供すればそれで済む話だったと思います。むしろギャングラーがいないのに対策部隊であるパトレンが出向くことが不自然だと思いました。
・ノエルの3方に通じた立場を活かした点は良かったです。
その点ではこれまでのローテーション陣よりは全体のストーリーに貢献していたと思います。この点はさすがベテランといったところでしょうか。
■マスク=認識阻害装置
・今回説明されたことは真に受けるべきなのかどうか判断に迷いました。
明らかに顔を隠せていないマスクなのでそれくらいの機能がついているほうが自然だとは思います。しかし「不思議な力=コレクションの力」という世界観のルパパトでコレクションでもないのに超常的な現象を引き起こせることには違和感があります。マスクもコレクションだとすると快盗のマスクの扱いが怪しくなってくるので個人的にはコレクションではないと考えています。
個人的には「コレクションを元にしてノエルが創り上げた発明品」くらいの設定が必要ではないかと思いました。これはこれで、グッディのイミテーションなど他にそういった物は作れないのかという疑問が出てしまい不完全ですが。
【アクション】
・今回はルパンイエローの開脚が良かったです。
これまでイエローの個性として何度も使われてきた開脚ポーズを股の下から撃つシチュエーションにすることで必然性を持たせてありました。毎回違ったアクションも新鮮味があって面白いですが、積み重ねを活かすことも良いことだと思います。
次回は引き続き大和屋暁さんの担当で見るからにギャグがメインでヤバそうな感じでした。
でも今回の内容と次回の感じからすると、あくまで催眠術などのせいにして快盗や警察の人格には影響が出ないようにするつもりなのかなとも思いました。その辺りの節度は信用して大丈夫…だと良いですね。
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